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(Japan delays sales tax increase amid growing opposition: BBC NEWS BUSINESS)
http://www.bbc.co.uk/news/business-16361439
2011年12月30日最終更新05:20GMT
日本は、反対が強まる中、消費税増税を遅らせる
日本では、消費税増税は政治的議論の中心となっていた。
日本の与党民主党(DPJ)は、消費税増税への反対が強まる中、この実施を延期することで合意した。
民主党の調査会は増税時期を遅らせて、2014年4月までに8%、2015年8月までにさらに引き上げることで合意した。
税率8%は、2013年8月までに実施される予定だった。
野田佳彦首相は、債務水準が上昇する中、国の財政を改善するために、現在5%の消費税を2倍にすることを模索していた。
日本は世界3位の経済大国だが、GDP比で先進国最大の公的債務を抱えている。
経済再建
増税を遅らせることが決まったのは、日本が、2012年4月から2013年3月までを期間とする会計年度を対象とした、90兆3000億円(1兆2000億ドル、7420億ポンド)の予算案を発表してから、わずか数日後のことだ。
日本は、3月の地震と津波を受けた、インフラと経済の立て直しを続けるのに伴い、財政面での圧力の増大に直面している。
内閣府によれば、この2重の大災害のために、1980億ドル(1270億ポンド)〜3090億ドルの費用が必要と見積もられている。
アナリストたちは、消費税増税の遅れは、既に伸び切った日本の財政に圧力をかけそうだと語った。
「私たちはいま、有効な税制改革の方針がないまま、支出重視の経済の中にある」と、富士通総研のマーチン・シュルツ氏はBBCに語った。
「この増税は、政府が承認した予算案とバランスをとるはずのものだった」と、同氏は付け加えた。
説得は難しい?
日本では、消費税増税の計画は与野党間のみならず、一般国民の間でも熱く議論されてきた話題だ。
日本が困難な時に直面していることを人々は理解しているのだが、その一方で、人々はまず政府が、自らの支出規模を小さくして貰いたいと考えていると、アナリストたちは語った。
「一般国民は増税に反対だ。そのようないかなる動きも、それを支持する前に、まず政府から支出削減と改革を実行するのを、一般国民は見たいのだ」と、シュルツ氏は語った。
「とても簡単な話だ−消費税増税は不可能なんだよ」と、同氏は付け加えた。
さらに、今すぐ増税を行えば、日本の消費者心理を損ねて、経済に打撃を与えるかもしれないとの危惧がある。
最近の統計によれば、11月、日本の小売販売額は前年同月比で2.3%下落し、内需低迷についての不安を高めている。
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(投稿者より)
BBCサイトに掲載された記事です。誤訳があるかも知れません。ご容赦下さい。
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