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http://blog.livedoor.jp/mkubo1/archives/51313500.html
夜、TVで、ニュースを見ていたら、ユーロが売られており、1ユーロ=100円くらいまで円高ユーロ安が進んでいるといっていました。
これは、事実なのでいいのですが、その理由は次のように言っていました。
「ユーロ危機でユーロが売られた」と。
ありゃ、今でも、そんなことを…
理由は、簡単です。
ECBがユーロを供給したからです。
簡単に言えば、輪転機を回したのです。
だから、ユーロの量が増えたので、ユーロが安くなったのです。
財政問題は、もちろん、解決していませんが、こちらも、一息ついています。
実際、イタリアの入札は、上手くいきました。
目先、ユーロの財政問題は沈静化しているのです。
だから、これがユーロ安の理由にはなりません。
ECBの資金供給は、財政問題を解決するための時間稼ぎということを書きましたが、まさに、時間を稼いでくれています。
これで、ユーロ安になっていますから、景気へもプラスの効果があります。
景気が上向くことが、何よりも重要ですからね。
TVも、もう少し、正確に伝えたほうがいいと思います。
イタリアの入札が上手くいって、欧州危機で、ユーロ安…
ちんぷんかんぷんですよね。
まあ、こんなものでしょうか、日本のマスコミは。
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■ユーロが対円で連日の10年ぶり安値=NY外為市場
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE7BS02H20111229
[ニューヨーク29日ロイター] 29日のニューヨーク外国為替市場では、ユーロが対ドルで小幅に上昇した。一時は1.29ドルを割り込み1年3カ月ぶりの安値をつけたが、その後持ち直した。
ユーロ/円は、前営業日に続いて10年ぶりの安値水準をつけており、直近では、0.29%安の100.49円で推移している。ドル/円は、0.37%安の77.620円をつけている。
トレーダーは、きょうのユーロ/ドルの上昇について、ショートカバーによるもの、としている。ユーロ圏の先行きをめぐっては依然として不透明感が強いことから、ユーロには来年も圧力がかかる見通しだ。
イタリアの資金ニーズをめぐる懸念がユーロの重しとなった。イタリア政府が29日に実施した国債入札では、10年債の平均落札利回りがユーロ導入以来の高水準となった11月の入札時からは低下したが、投資家懸念を反映し、危険水域とされる7%に近い水準に高止まりした。
シティグループの外為ストラテジスト、グレッグ・アンダーソン氏は「ユーロ/円は今夜、100円を試す可能性がある。しかしユーロへの圧力は年内、今以上にはならないのかもしれない」との見方を示した。(中略)
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