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@ 金(きん)の歴史
古代の昔、金は銀よりも安かったという噂がある。それは金の産出量よりも銀の産出量のほうが少なかったとか、
銀には強い殺菌効果があり、また、ある種の毒物に対して化学反応をして変色するから、安全のために食器やグラスに用いられたとか、
金は比重が純金で19.34で非常に重く、銀は10.53で金の半分の重さしかなく、持ち運びに便利であったなどと言われる。
しかし、中世のヨーロッパで銀山が豊富に開発されたり、新大陸から膨大な銀が持ち込まれて銀の価格が暴落したと言われる。
A 金(きん)の産出量
今までの世界の金の産出量は、一説には14万トン15万トンと言われるが、別の説では30万トン説もあり、よく分からない。
近年の世界の産出量は年間2500〜3000トン程度とされ、日本の産出量は0.3%前後であり、世界全体を2700トンとすると80トン程度になり、2005年ごろの150トン程度から大きく減少しているようだ。
B 金(きん)の時価総額
世界全体の総量を15万トンとして、1グラム4000円とすると600兆円になる。
世界全体の総量を30万トンとするなら、1200兆円になるだろう。
(1g−4000円、、1kg−4百万円、、1トン−40億円、、1万トン−40兆円)
C 金(きん)の用途
日本では、昔は宝飾用が5割から7割で資産用が1割などと言われた。
2005年頃では接点などの電子部品用が4割と言われ、宝飾用は1割に、資産用が1割2割程度と言われた。
最近では、電子部品用が3割、宝飾用は1割に、資産用が2割程度と言われる。
(資産用2割のうち、長期保有は少なく、短期の転売目的が多いとされる)。
D 金(きん)の税金
金を売却すると所得に課税される。思わぬ落とし穴として、所得申告する場合に取得金額の証明問題が発生するだろう。
金の販売会社からの購入は明細票が発行されるから問題ないが、先祖伝来の金製品の売却の場合には取得金額の算定の問題が発生するかもしれない。
また、大量の金の延べ板の場合には、出所を尋ねられる場合もあるかもしれない。
★ 大量の金を売却する場合には、免許証などで本人確認が行われるかもしれないので、確定申告で不正などはせずに『税金は正しく納めましょう』。
E 大不況では金(きん)は売れない危険がある
一般に、金の取引業者は転売の利潤で会社を運営しているから、大不況になると金を購入する人が激減するから売れない。すると仕入れても意味が無くなるので、貴方が売却したいときには買い取ってくれない危険性についても検討すべきだろう。
F 金(きん)は食べられない
食糧危機の場合には、食べられない金などを買う人はいないだろう。中には奇特な百姓が「米1キロと金1キロで交換する」かもしれない。
G 資産家は金(きん)など持っていない
資産家の金の保有は、せいぜい全資産の1割か2割程度で、『捨て銭でもかまわない』という前提で保有しているらしい。
H 金(きん)には夢がある
金のまばゆい光沢、その魅了する美しさは何ものにも代え難い。
金を眺め、触り、舐め、枕の下に敷いて、抱いて寝れば、無上の幸福感が得られ、よい夢が見られることだろう。
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