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日本政府、中国国債購入へ/インドと日本、新通貨スワップ協定へ・・日中印、呉越同舟の[Pivot$]談義?
http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/528.html
投稿者 尚林寺 日時 2011 年 12 月 27 日 10:31:07: JaTjL5JPya4go
 

http://ameblo.jp/kokkahasan/

日中首脳会議が行われ、日本政府が人民元建て中国国債を購入することで合意しました。

中国国債購入には、為替市場での円売り介入で積み上がった外貨を使う見込みで、購入額は最大100億ドル規模とみられています。

また、円・人民元の貿易決済拡大や両通貨を直接取引する為替市場の育成を支援することも決めた模様です。

これにより、現在、日中貿易の決済通貨となっている米ドルから、円・人民元による直接決済が実現し、ドルとの両替が不要になるため取引コストを低減できるとされています。

中国の思惑には、外貨準備の多様化があり、米ドル資産の分散化をすすめており、基軸通貨ドルの信認が落ち、「ドル離れ」がさらに加速するものと思われます。

さらに、中国経済も減速しており、中国国債そのものの価値が毀損する可能性もあり、日本の外貨準備の目減りも懸念されます。

いずれにしましても、いまや「国債」はリスク商品となっており、世界中の国債が紙くずになる日が
近いでしょう。


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■日中国債持ち合いがもたらすもの・・世界経済の視界不良が後押し

http://blog.livedoor.jp/fromvancouver/archives/52237449.html

野田首相と温家宝首相の会談で日本が中国の国債を7800億ドル規模で購入することとしました。中国は既に10兆円以上日本の国債を買っていると見られており、いわゆる片思いから持ち合いという強い連携時代に移ることになります。

日本からすれば7800億円規模は外貨準備の0.8%程度にしか当たらないとのことですから記事をこのまま読めばすっと流してしまうかもしれませんが、この動きは来年以降の為替と国債相場にきわめて重要なファクターとなると思われます。

私が一番先に気にしているのがアメリカの反応であります。日本としては外交ルートを通じて事前にアメリカにはその方針を伝えている可能性は高いと思います。なぜならばアメリカほど自国通貨の価値について神経質になっている国はないからです。

ご存知の通り、米ドルは基軸通貨としての役割と米国内通貨としての二つの顔を持っています。アメリカとしては基軸通貨だけに貿易赤字になってもあまり気にならないといえる部分もあります。なぜなら、世界の通貨として好む、好まざるに関わらずドルが世界共通の通貨価値のメジャメントになっているからであります。

しかし、基軸通貨としてのポジションを失うとアメリカ経済はボロボロになることが目に見えています。なぜなら巨額の貿易赤字と財政赤字は格付けの下落を通じて国債価格の下落(利回りは上昇)、ドルの下落を伴うからです。そのためアメリカは過去、基軸通貨防衛の為にさまざまな努力をしてきました。

★ドル防衛の為にはアメリカは死力を尽くす、という感がします。昨今の欧州金融危機もアメリカの格付け機関に振り回されている感がありますが、ユーロを沈み込ませドルを相対的に安定化させるという目論見は見事にワークしているわけです。

例えばアメリカの短期国債は今、マイナス金利状態。つまり、預ける人がお金を払うという異常事態になっていますが、そこまでしてでも欧州を中心にドルが欲しいという需要のマインドの表れとなっています。

このような事態の中、日本が中国との国債持ち合いに入る、そして、それは外貨準備の1%にも満たないわずかな金額とすればアメリカは今は容認します。しかし、日本としてはこれは入り口に過ぎず、ここから大きな中国国債シフトが出来る道筋を作ったともいえます。そこから派生的に想像できる事は、

1.中国が同様の国債持ちあいを他の同盟国にもよびかけること
2.その結果、ドル国債の需要がじわじわと低下していくこと
3.アメリカの覇権の時代から中国経済主導へのシフトへの準備ともとらえられること

でしょうか?日本としても膨大な為替評価損を抱えるアメリカ国債を買い続けることに抵抗はあったはずです。もちろん中国の経済も先行き不安が一杯ですが、それをいえば世界どの国も安泰なところを探すほうが大変だということになります。今回の野田首相の中国訪問でさらっと記事にされていたこの持ちあいは将来的に大きな意味合いをもたらすことになると思います。


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■日中国債持ち合いの本当の理由・・中国の円高投機への緩衝

http://blog.livedoor.jp/columnistseiji/archives/51437617.html

野田総理が中国を訪問し‥日本が中国の国債を購入し、日中で、両国の国債を持ち合うことに合意したと報じられています。

お金が足りなくて消費税を上げると言っている日本政府が、中国の国債を買う余裕などどこにあるのか、と。それに、アメリカの国債のように流動性が高く、何時でも市場で売却可能な国債とは違うのではないか、と。

私も、このニュースを聞いて、不思議でなりませんでした。日本が中国の国債を購入することに何の意味があるのか、と。

「両国の経済関係が互いの国債を持ち合う新たな段階に入ったことを意味する」

はあ? まんまじゃないの?

或いは、次のように報じるものもあるのです。

「人民元の国際化に弾みがつく」

そんなに人民元の国際化を進めたいのであれば、そもそも為替の自由化を進めるべきだし、また、中国国債の取得に当たって中国政府の許可を必要とするようなことなど止めるべきであるのです。

それに、イマイチ納得がいかないこともあるのです。もし、この中国国債の購入スキームが、今回の訪中の一つの成果であるとするならば、何故、我が国の関係者は、それをもっとプレイアップしないのか?

政府関係者は、むしろ次のようなことさえ言っているのです。

「(中国国債の購入額は100億ドル相当であり、外貨準備に占める割合は0.8%に過ぎず)極めて少額であり、外貨準備の多様化という位置づけでは全くない」

では、真の狙いは何なのか? そして、何故それを公にしないのか?

総理や財務大臣はそれをしっかりと認識しているのか? 

★実は、この日本政府による中国国債の購入という意思表示は、中国に対する抗議声明であるのです。

こんなことを言うと、まさか日本政府が中国に注文をつけるなんて‥と不思議に思う人が多いと思うのですが、でも抗議声明に違いないのです。しかし、そこは外交の世界であるので、いろいろなお化粧が施されているということなのです。

では、何の抗議なのでしょう?

経済面では、超円高が襲った年でもあったのです。

で、その円高に対し、財務省当局は常に、「投機筋が‥」と言い続けていたことを憶えていらっしゃるでしょうか?

では、投機筋とは一体誰を指すのか?

皆さん、中国が昨年辺りから我が国の国債の購入額を増やしているのをご存知でしょうか?
そして、★購入額の増大と歩調を合わせるかのように円高が進んできた事実を。つまり、当局は、中国こそ投機筋であると睨んでいるのです。

為替介入も必要かもしれないが、★何とかして投機筋の動きを封じ込めることができないか、と。
つまり、中国にもっと自重してもらう訳にはいかないのか、と。

でも、我が国の国債が市場で自由に売買されるのを止める方法などないのです。★では、逆に、我が国も中国の国債を購入することにすれば‥?

そうすれば、その分円売り人民元買いが起こり、円安人民元高の圧力がかかることになるのです。しかし、中国の国債を日本政府が購入するためには中国政府の許可が必要であるため、なかなかそれも自由にできないのです。

つまり、今回、両国で国債の持ち合いをしようと合意したということは、中国政府の許可を事実上
もらったと考えることができるのです。そして、今後、中国が我が国の国債を買い増す場合には、
我が国も、それと逆方向の取引を行うことによって、円高圧力を減じることができるようになることを意味しているのです。

ですから、見方を変えれば、日中間で、為替に関してちょっとした摩擦が生じているといってもいいのです。

でも、中国の方は、日本側からそうやってクレームが付けられても余り怒っている風でもないのです。

何故? それは、この2年間ほど超円高によって、中国の日本国債の購入が大きな利益を中国側にもたらしているからであるのです。

マスコミは、真相を知っていて敢て報道を控えているのでしょうか?それとも本当に何も知らないのでしょうか?


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■インドと日本、新たな通貨スワップ協定で交渉−ロイター

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LWU1FA1A74E901.html

12月27日(ブルームバーグ):インドと日本は、野田佳彦首相の今週の訪印を控え、新たな通貨スワップ協定の取りまとめに向けて交渉している。ロイター通信が26日、インド外務省当局者の話を引用して伝えた。スワップ協定はインド当局がルピー相場を支えるのに寄与するとみられている。

 

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