http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/518.html
Tweet |
@ はじめに
経済の話は面白い。三度の飯と酒・タバコの次くらいに好きだ。
私の話は「学」ちゅうーもんが無いので、専門的なことは分からないが、何事も「公論」の世界であるから、「世の中には変わった考え方の人もいるもんだ』程度に理解して、大目にみてもらいたい。
それから、私は他人の話を素直に聞くのが嫌いだから、新聞・雑誌・著書などを、あまり信用しない。(特に雑誌は購読数を増やすために、「針小棒大」に誇張するきらいがあるようだ)。
A インフレは封じ込めることが出来る(ただし需要と供給のバランスが崩れたら別)
2008年のリーマンショックのあとで、識者たちは『ドルは大暴落する』、『1ドル50円だ、30円だ』などと言っていたが、私はそうならないと思っていた。
(あとだしジャンケンであるが)
リーマンショックのあとでドルが大暴落する危険性はあったが、そうなると世界が困ることになる。
たとえば、日本が1ドル50円になったら困るから、日本は円売りドル買いで円-ドル相場を安定させた。
中国も同じで、元売りドル買いをして相場を安定させた。
ユーロも同じで、ユーロが必要以上に高くなることを嫌ったのでドル買いをして安定させた。
たとえで説明すると、為替相場は比較の世界であるから、ドルだけが落ちるとドル安になる。
ドルと円だけが落ちると、2者だけが安くなる。
しかし、全世界が同率に落ちると、全世界が安くなる。つまり比較相場である為替は、結局は同じままの図式を維持することになる。
だから、私は、為替の変動によるインフレの発生に関しては、世界がインフレを望まないから、何の心配も要らないと思っていた。
B 今後の世界通貨も同じであって、欧州危機があっても、世界の為替は大変動しない、つまり金融当局は連帯して為替を維持すると見ている。壮大な管理相場が演出されると思っている。
したがって、世界はそれほどのインフレにはならないだろうと思う。
(ただし武力紛争が発生した場合は別である)。
C 欧州危機は「やらせ」くさい。
ガタガタ騒いでいるわりに、幕引きが延長されている。10月の予定が11月になり、12月になり、年明けに持ち越された。そのうちにゴールデンウィークになるかもしれない。
人気ドラマが最終回になると、予定を延長して、「続編」、「続々編」を追加放送するようなものだろう。(これによってスポンサーから多額のコマーシャル料が得られる)。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。