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年金は既に赤字であろうと思う。(平成20年度以降のデータを入手していないので直近の数値は分からない)。
私の昔の統計資料によれば、平成12年(2000年)に厚生年金積立金が136兆9千億円、平成13年に137兆4千億円になり、その後の1年間2年間あたりが積立金のピークで、その後は積立金の取り崩しに転変している。
したがって、現在は積立金の減少が続いていると思われる。また最近のデータと私の昔の統計資料の基礎的数値が異なっているので比較できない(たとえば同一年度の積立金の数値が大幅に一致していない)。
年金積立金は既に大半が国債で運用され現金が金庫にあるわけではない。しかも年々積立金を取り崩している状況にあるから、金など有るはずがないだろう。
郵貯も同じ構図にあり、私の昔の統計資料によれば、郵貯残高は平成11年(1999年)に252兆円、平成12年(2000年)にピークの260兆円を迎え、平成13年(2001年)には249兆円に減少し、その後は毎年減少している。
郵貯の大半は国債で運用されており、金庫に現金があるわけではない。しかも年々残高が減少していると思われるから、金など有るはずがないだろう。
(昔、ハゲタカが海外から大挙してやって来たという噂もあったが、空っぽの金庫を見てさぞかしガッカリしたことだろう。巷間言われた郵貯民営化の目的は別にあったそうだが公然の秘密らしい)。
★ 年金も郵貯も2000年頃をピークに下り坂を転げ落ちている状況にある。国家税収も平成2年(1990年)の60兆円をピークに減収に転じている。
ますます元気に伸びているのは国債発行残高くらいではないだろうか。
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