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優雅洒脱の極み
ウォーレン・バフェットは11月に初来日し、記者会見でEU、アメリカ、日本の今後の経済見通しと投資観について話した。
バフェットは企業を買収し、長期で保有することを好むが、市場での有価証券取引もしている。彼は、短期で経済を見るよりも長期の見通しを大切にする。
短期よりも長期を重視するからこそ、バフェットはただの投資家ではなくて、マクロ経済にも助言を求められる。
現在先行きに暗雲が垂れ込めているEUの財政危機についてバフェットは見解を述べた。
EUの危機は、ギリシャから始まり、スペイン、イタリアからポルトガル、アイルランドまで広がりを見せていて、当面は楽観視できる状況ではない。
危機の解決を困難にしているのは、17カ国が通貨統合をしていることにある。
各国の財政政策、政治風土、文化、製造コストが違うのにユーロという単一通貨に統合したことが間違いなのだ。
それが、国の実情に見合った独自の解決策を打ち出すことを難しくしている。
各国の政治指導者もその背後にいる人々も、予想だにしなかった危機に未だに答えが見つからない。
バフェットのEUへの見方は、通貨統合を続ける限り財政危機の解決は無理だと言ってるように聞こえる。
それぞれの国がそれぞれの国民性に応じて、社会制度を定めていて、その経済基盤として国家財政がある。
通貨統合によって通貨政策に縛りがあると各国の財政に大胆に手を入れるしかなく、それが文化破壊、さらには国家破壊になりかねない。
通貨と財政のバランスのとれた国独自の解決策の提示ができないことが、解決を遠ざけている。
それがソブリン(国家の主権と統治)問題の本質であろう。
EUの危機はアメリカや日本にも飛び火する危険性がある。
*オリジナル尊重のため、全文続きは以下をご覧ください。
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