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http://www012.upp.so-net.ne.jp/visitor/11.10.4.htm
[副題] 「賃金倍増論」日本のみでなく世界経済を救う
「日本経済はアダム・スミスが批判した重商主義そのものだ」
日本は「輸出超過→円高→賃金下げ→輸出→輸出超過→円高」のスパイラルになっているのが現状
預金金利もゼロ、為替介入も1兆ドルを超えている(外貨準備高で米国の16倍)
この結果で対外純資産黒字世界ダントツになった(この黒字は何処かの国の赤字になっている)
日本の輸出優先すなわち輸出超過政策が引き金になり
日本発、世界的に賃金引き下げ通貨安金利引き下げ競争になって世界恐慌に向かっている言える。
※賃金引き下げ競争でなく賃金引き上げ競争に方向転換すべきで日本の責務だ。
そのためには輸出競争力に見合う賃金を払えばすむことで賃金上げて輸出を減らし「経常収支ゼロ」にすべきだ。
※日本に次いで中国、次いでドイツも世界恐慌の引き金になっている。
※ギリシャとかリーマンとかは些細なことで資本主義体制ではあり得ること、世界経済体制には影響ないはず。
▼日本中国ドイツなど経常収支黒字国は賃金上げて輸出を減らし経常収支ゼロにすべきで、
国際競争力強化とは賃金引き上げが目的のはず、この点で企業と国民の利益が違うところだとの認識が必要。
「経常収支ゼロ」における賃金が適正賃金といってよい。
※輸出競争力強化→世界的賃金引き上げ競争、このことが経済発展のみでなく人間社会には必要なはず。
▼世界経済の発展には経常収支ゼロを国際ルールにすべき、黒字国は賃金上げて輸出を減らし賃金引き上げ競争を醸成する。
比較優位の目的も賃金引き上げのためであるはず。
※TPPは賃金引き下げ競争になりかねず、むしろ弊害でしかない。
▼日本は賃金上げて輸出を減らし「輸出額<輸入額」15兆円以上の輸入超過にすれば日本のみでなく世界景気は回復する(所得収支が15兆円なので経常収支ゼロにするため15兆円の貿易赤字が必要)
▼貿易には相手国がある、金融では円安誘導は不可能、世界経済を駄目にするだけ。
日本は輸出超過を続けた結果、積もり積もって対外純資産黒字世界ダントツ、この分何処かの国が赤字になっている。
赤字国は赤字を減らそうとするのは当然、黒字国は黒字を減らすべきで少なくとも増やすべきではないのに、賃下げ、為替介入、企業減税などで無理に輸出を増やそうとしている。
だから世界経済は日本発で賃金引き下げ通貨安金利引く下げ競争になり、日本発で世界恐慌へと向かっている。
▼労働力不況カルテル 日本再生には最大の武器
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