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『百年目』のトリクルダウン(内田樹の研究室): 好きな価値観だが、もちっと「論理」が欲しいナ
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投稿者 エテ公 日時 2011 年 12 月 08 日 01:16:51: .XQ.mNI0RTQBI
 


これから引用する内田さんは「国民経済」という概念を持ち出し、国民も企業もお互い持ちつ持たれつの“運命共同体”だと説明している。

だから昨今のグローバリズムを批判し、典型的なグローバル企業で「3〜5年で本社社員の半分を外国人にする」とぶち上げたユニクロの柳井社長のような人にも疑義を呈している。

内田さんは「国民経済」について文中で『日本列島から出られない、日本語しか話せない、日本固有のローカルな文化の中でしか生きている気がしない圧倒的マジョリティを「どうやって食わせるか」』とし『端的には、この列島に生きる人たちの「完全雇用」をめざすこと』『老人も子供も、病人も健常者も、能力の高い人間も低い人間も、全員が「食える」ようなシステムを設計することである』としている。

この価値観に異論を唱えるつもりはない。むしろ大賛成したいくらいだ。

しかしユニクロの柳井社長が聞けばどう言うだろうか?

きっと「グローバル競争はそんなヤワじゃないよ」とか「そうは言っても企業が潰れていったら、いまよりもっと貧困者が増えるよ」とか挙句には「日本の貧乏人なんて世界に比べたら豊か」なんて返ってきそうだ。

「国民経済主義か? グローバリズムか?」という対立軸はいい。
しかし内田さんをはじめ、多くの反グローバリズムの人たちは、価値観を高らかに主張するが、その先の論理までは明確でなく、ほぼ価値観闘争に終始していると私は感じている。

言葉は悪いが、これじゃ宗教論争と同じで結論なんて出ないし、国民多数で合意形成もできっこない。これから就職戦線に立とうとする学生に、山奥での自給自足を勧めるようなものだ。それに惹かれる人はいても、結婚や家族といったリアルに生活のことを考えれば、やはり多くが嫌々でもグローバル競争の道をとるだろう。

内田さんもせっかく「国民経済」という概念を使っているのだから、これに経済論理を加えもっと説得力のある価値観に昇華させてほしい。

いちおうグローバリストの側でも「経営資源を生産性の高い分野に集中させることで経済成長できる」とか「富める者を優遇すれば、その“おこぼれ”で国民も豊かになれる」といった理論らしきもの提示しているのだから、論には論で対抗しなくては勝てない。
(たまに阿修羅でも見かけるが「グローバリズムは止められない」や「世界の潮流はこうだから従うべき」といった論は奴隷と同じである。いちおう頭脳らしきものを両親からもらっているのだから、もう少し自分の頭で主体的に考えてみたらどうだろうか?)


「国民経済主義の経済論理」はいたって簡単である。
ユニクロだって収益源として日本市場(=国民経済)に依存しているのだから、その安定こそがユニクロの最大の利益という当たり前のことを理論化するだけである。

端的には「需要」を作るのは誰か? という問題に収斂される。
これまでは国家(赤字財政=国債)でそれを作ってきたが、最近では経団連でさえ不安視しているから問題アリだろう。
すると真に需要を作れるのは企業しかいないとわかる。

おカネは天から降ってくるものではない。企業個々の支払った賃金が「需要」となるのである。そうであれば「低賃金」をひたすら求める企業の愚かさがわかるはずだ。

また日本で売るモノを海外で生産することの愚かさも理解できるだろう。その商品に対する需要はないのだ。
(海外で売るモノをその国で生産することまで反対しない。いくらでも現地人を雇えばいいだろう。彼らに支払った賃金がその国で「需要」となり、その企業の利益源となるからだ。しかし日本で売るものまで海外で生産するのは愚行である)


「人件費抑制」や「製造拠点の国外移転」が物価下落(デフレ)を招来するのは当然なのである。

それは“グローバリズム”を謳歌していた企業自身にも、やがてデフレ不況という耐えがたい災難として返ってくる。あのトヨタでさえ国内市場では軽自動車しか売れず苦境にあえいでいるんじゃなかったのか?
いないとは思うが、もし自社の長期的利益や繁栄よりも「自由主義経済」のイデオロギーのほうが大事で守るべきものと思う人がいたら好きにすればいい。

もちろん一社だけが「国民経済主義」で動けば、それに反し利益を得ようとする強欲企業との競争で敗れてしまう。だからこそ国家として「国民経済主義」のコンセンサスを形成し、それにふさわしい経済社会を国民多数の力で作っていかなくてはならない。

内田さんの「国民経済主義」に付け加えたいのは、大企業と中小企業、輸出企業と内需企業、勤労者と資本家、都会と地方・・・これら対立しているように見えるものすべてが、じつは利害共有者で一蓮托生の間柄なんだという価値観である。
そして競争で優位に立つ層が国民経済を重視し“慈善”に励むことが、じつは彼ら自身の利益の源泉をより強固とし、より金儲けできるという経済論理である。

「ウォール街占拠」のようにアメリカの民衆レベルで反乱が起きているいまが変化のチャンスである。たかが100年ちょっとしか近代化の歴史を歩んでいない日本人なら、アメリカの民衆にもきっといいお手本を見せられるはずだ。


※ 偉そう書きましたが、ぜんぶ阿修羅であっしらさんから学んだものです。まちがってもエテ公ごときに難しい質問をしないように!(笑)
質問・反論があれば答えられる範囲で答えたいと思います。。。


===================


 子守康範さんのMBSラジオ『朝からてんこもり』に三ヶ月に一度出演している。今回は「冬の出番」。
 日曜に迫った大阪ダブル選挙の話は放送の中立性に抵触するデリケートな話題なので、微妙に回避。
 子守さんが今朝の新聞記事から、ユニクロの柳井会長兼社長の「グローバル人材論」を選んだので、それについてコメントする。

 柳井のグローバル人材定義はこうだ。
「私の定義は簡単です。日本でやっている仕事が、世界中どこでもできる人。少子化で日本は市場としての魅力が薄れ、企業は世界で競争しないと成長できなくなった。必要なのは、その国の文化や思考を理解して、相手と本音で話せる力です。」

 ビジネス言語は世界中どこでも英語である。「これからのビジネスで英語が話せないのは、車を運転するのに免許がないのと一緒」。だから、優秀だが英語だけは苦手という学生は「いらない」と断言する。

「そんなに甘くないよ。10年後の日本の立場を考えると国内でしか通用しない人材は生き残れない。(・・・)日本の学生もアジアの学生と競争しているのだと思わないと」

「3−5年で本部社員の半分は外国人にする。英語なしでは会議もできなくなる」

 これは「就活する君へ」というシリーズの一部である。
 私は読んで厭な気分になった。
 たしかに一私企業の経営者として見るなら、この発言は整合的である。
 激烈な国際競争を勝ち残るためには、生産性が高く、効率的で、タフで、世界中のどこに行っても「使える」人材が欲しい。
 
 国籍は関係ない。社員の全員が外国人でも別に構わない。
 生産拠点も商品開発もその方が効率がいいなら、海外に移転する。
 この理屈は収益だけを考える一企業の経営者としては合理的な発言である。
 だが、ここには「国民経済」という観点はほとんどそっくり抜け落ちている。

 国民経済というのは、日本列島から出られない、日本語しか話せない、日本固有のローカルな文化の中でしか生きている気がしない圧倒的マジョリティを「どうやって食わせるか」というリアルな課題に愚直に答えることである。
 端的には、この列島に生きる人たちの「完全雇用」をめざすことである。
 老人も子供も、病人も健常者も、能力の高い人間も低い人間も、全員が「食える」ようなシステムを設計することである。

 世界中どこでも働き、生きていける日本人」という柳井氏の示す「グローバル人材」の条件が意味するのは、「雇用について、『こっち』に面倒をかけない人間になれ」ということである。
 雇用について、行政や企業に支援を求めるような人間になるな、ということである。
 そんな面倒な人間は「いらない」ということである。
 そのような人間を雇用して、教育し、育ててゆく「コスト」はその分だけ企業の収益率を下げるからである。

 ここには、国民国家の幼い同胞たちを育成し、支援し、雇用するのは、年長者の、とりわけ「成功した年長者」の義務だという国民経済の思想が欠落している。
 企業が未熟な若者を受け容れ、根気よく育てることによって生じる人件費コストは、企業の収益を目減りさせはするが、国民国家の存立のためには不可避のものである。


 落語『百年目』の大旦那さんは道楽を覚えた大番頭を呼んで、こんな説諭をする。
「一軒の主を旦那と言うが、その訳をご存じか。昔、天竺に栴檀(せんだん)という立派な木があり、その下に南縁草(なんえんそう)という汚い草が沢山茂っていた。目障りだというので、南縁草を抜いてしまったら、栴檀が枯れてしまった。調べてみると、栴檀は南縁草を肥やしにして、南縁草は栴檀の露で育っていた事が分かった。栴檀が育つと、南縁草も育つ。栴檀の”だん”と南縁草の”なん”を取って”だんなん”、それが”旦那”になったという。こじつけだろうが、私とお前の仲も栴檀と南縁草だ。店に戻れば、今度はお前が栴檀、店の者が南縁草。店の栴檀は元気がいいが、南縁草はちと元気が無い。少し南縁草にも露を降ろしてやって下さい。」

 これが日本的な文字通りの「トリクルダウン」(つゆおろし)理論である。
 新自由主義者が唱えた「トリクルダウン」理論というのは、勝ち目のありそうな「栴檀」に資源を集中して、それが国際競争に勝ったら、「露」がしもじもの「南縁草」にまでゆきわたる、という理屈のものだった。

 だが、アメリカと中国の「勝者のモラルハザード」がはしなくも露呈したように、新自由主義経済体制において、おおかたの「栴檀」たちは、「南縁草」から収奪することには熱心だったが、「露をおろす」ことにはほとんど熱意を示さなかった。
 店の若い番頭や手代や丁稚たちは始末が悪いと叱り飛ばす大番頭が、実は裏では遊興に耽って下の者に「露を下ろす」義務を忘れていたことを大旦那さんはぴしりと指摘する。

『百年目』が教えるのは、「トリクルダウン」理論は「南縁草が枯れたら栴檀も枯れる」という運命共同体の意識が自覚されている集団においては有効であるが、「南縁草が枯れても、栴檀は栄える」と思っている人たちが勝者グループを形成するような集団においては無効だということである。

 私が「国民経済」ということばで指しているのは、私たちがからめとられている、このある種の「植物的環境」のことである。
「そこに根を下ろしたもの」はそこから動くことができない。
 だから、AからBへ養分を備給し、BからAへ養分が環流するという互酬的なシステムが不可欠なのである。

 柳井のいう「グローバル人材」というのは、要するに「どこにも根を持たない人間」のことである。
 だから、誰にも養分を提供しないし、誰からも養分の提供を求めない。労働契約にある通りの仕事をして、遅滞なくその代価を受け取る。相互支援もオーバーアチーブも教育も、何もない。

 そういうふうに規格化されて、世界どこでも互換可能で、不要になればそのまま現地で廃棄しても構わないという「人材」が大量に供給されれば、企業の生産性は高まり、人件費コストは抑制され、収益は右肩上がりに増大するだろう。

 繰り返し言うが、一私企業の経営者が求職者たちに「高い能力と安い賃金」を求めるのは、きわめて合理的なふるまいである。
 だが、そんなことが続けば、いずれ日本国内の「南縁草」は枯死する。
 多国籍企業はそのときには日本を出て、「南縁草」が繁茂している海外のエリアに根を下ろして、そこで新たな養分を吸い上げるシステムを構築するだろう(そして、そこが枯れたらまた次の場所に移るのだ)。

 後期資本主義の「栴檀」たちは『百年目』の船場の大店と違って、「根を持たない」から、そういうことができる。
 誤解してほしくないが、私はそれが「悪だ」と言っているわけではない。
 現代の企業家にとって金儲けは端的に「善」である。
 けれども、『百年目』の時代はそうではなかった。
 私はその時代に生きていたかったと思う。
 それだけのことである。

http://blog.tatsuru.com/  

 

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コメント
 
01. 2011年12月08日 07:00:20: ec8LQ9LbUg
まず、トヨタについて
 昨日の新聞によると、トヨタ車は国内でめちゃくちゃ売れている。
 11月の新車販売台数
 1位 トヨタ・プリウス     3万4164台
 2位 トヨタ系ダイハツ・ミラ  2万0052台
 3位 ホンダ・フィット     1万6399台
 4位 スズキ・ワゴンR     1万4885台
 5位 トヨタ系ダイハツ・ムーブ 1万1324台
 6位 トヨタ・ヴィッツ     1万0602台
 7位 トヨタ系ダイハツ・タント 8270台
 売れてるのトヨタばかりじゃないか。日産とか、マツダとか全然売れてない・・・
 トヨタは憎たらしいぐらい売れてる。誰が売れてないなんて、言ってんの。
 それとも新聞の情報操作だろうか?しかし、これだけ数値をもって示されると、
 阿修羅内のトヨタ売れてない情報のほうが情報操作ではないかと思ってしまう。



02. 2011年12月08日 07:12:08: ec8LQ9LbUg
ユニクロについて
 ユニクロは山口県から出て、広島に1号店を出し、
 その後あれよあれよという間に全国展開。
 時流とグローバル化の波にのってこれから世界展開を目指していく・・・という局面。
 もし、社長になったとしたら、日本国内しか目を向けない、
 海外に転勤いや・英語しゃべれないと言う人と、英語OK、海外勤務OKと言う人、
 どっちを採用するだろうか?
 入社してから揉めないように、あらかじめ採用より以前にはっきり 
 「3〜5年で本社社員の半分を外国人にする」と言っといた方が親切かも?
 それと、批判はたやすい。ユニクロのSPA方式とか、他業種にも応用できないかとか
 ユニクロと流通についてもっと研究して自分の業種にも取り入れてく方がよいのでは
 なかろうか?
 製品開発のやり方とか、商社との関係とか、在庫管理、流通管理、IT化とか
 参考になることは多いと思う。
 批判してるたちは、あっというような斬新な方法で数々の成功をおさめた羽柴秀吉を
 ねたみ批判する他の武将のような感じ。

03. 佐助 2011年12月08日 07:46:00: YZ1JBFFO77mpI : gHqpcm4bVU
問題があるので抽象的にしかのべられませんが。
「ハイブリツドは短命・電気自動車は普及しない,エンジンレス車が世界を制覇する」

ハイブリツドは原発と同じ繋ぎの車です,電気自動車は重量とコストおよびリチュム電池は発火の危険が付きまとうために普及は困難になる。最新鋭の自然エネルギーから最新鋭の産業革命によるエンジンレス車でスタイリングを重視する企業が世界一の巨大企業に成長します。確かに今は国内ではトヨタは圧倒していますが,海外では落ち込みます。2015年ごろ危機があるでしょう。

欧米では2012年〜2015年はハイブリッド車は消滅の運命にあり、ディーゼル車は25%の普及でスタイルやクレームと既得権益集団によって遅延されハイブリッド車の奇跡は発生しないと自信を持っていえる。

もう一つは世界機軸通貨の交代期と交差して次の時代をリードする企業が誕生しトップ企業が入れ替わる時代でもある。

我々日本人は千載一遇のチャンスに恵まれることになる。
@日本商品の優位性は最新鋭の自然エネルギーから最新鋭の産業革命によって,新しい革命的な商品は、長期大不況の中でも、奇跡的に成功することが認識されることになる。
A古今未曾有のパニックは産業界のトップ交代が加速し新たな弱小企業が大企業や世界的に巨大産業に生まれ変わる。
B誰でも弱者も貧乏人も千載一遇のチャンスに恵まれることになる。チャンスがくる。

最新鋭の自然エネルギーから最新鋭の産業革命は2013年ごろからスタートするでしょう。本命はエンジンレス車でその次の時代の高速道路には夢のような電磁波ケーブルのようなもので安全に走行する車に変貌するでしょう。

世界基軸通貨の交代期は次の時代をリードする企業が誕生しトップ企業が入れ替わる時代でもある。米国を襲った30年代の大恐慌が、各産業のトップ企業を入れ替え、次の時代をリードする企業を誕生させた。1930年代以降の世界的企業の多くは、1930年代をチャンスにして1950年までに登場した企業なのだ。古今未曾有のパニックは産業界のトップ交代が加速し新たな弱小企業が大企業や世界的に巨大産業に生まれ変わる。


04. 2011年12月08日 09:08:17: b3amFSoHHY
もう40年以上昔の話だが、当時の勤め先の会社の早朝会議で提案したことがあった。 商事会社という企業の性格からして、海外出の取引の割合が多いのは当然で、その取引の便宜を重視するのであれば、本社機構は日本国内にある必要は無いというものだった。 日本国内での取引の比率も少ないとはいえない状態だったから、日本での企業活動はジャパン株式会社として子会社化しておけば良かろう。 財務・経理・総務・労務などの非利益部門は、本体の営業活動に対する補助部門であるから、人件費コストの安い国に置けばよい。 企業全体の経営方向を決めて行く本社部門は情報の偏りの少ないチューリッヒかジュネーブにおいては如何だろうということだった。 当然ながらこの提案に対する評価は散々なもので、出席者の大半と言うよりも全員の反対でペケになった。 グローバリズムが良いか、国内主義が良いかという問題であれば、それはその企業の経営の形態と目指すところによって決まるのじゃないだろうか。 あらゆる企業が所謂グローバリズムを目指すのが良いとは言えず、と言って海外での取引が企業の目的であるのなら、日本という場所にこだわる必要はなかろう。 ユニクロの柳井氏がグローバリズムを目指すのは、それなりの理想が彼にはあるからだと思う。 だからと言って日本国内市場を重視する経営方針とする企業があっても別に不思議ではない。 どっちが優れているとか間違っているとかと言うことではなかろう。 N.T

05. 2011年12月08日 09:59:22: tVds8IRRZY
ユニクロ?
グローバル?

ばかばかしい
田舎で安い時給で若者を使い捨てにし、それでのし上がっただけでしょ。

その若者は、親にパラサイトしたりして、やっと生きているのですよ。

よれよれになった若者を、アンペイドワークで支えている母親やそのほかが
いるんですよ。

それが、一流企業なら、日本も地に落ちたものだと思う。


06. 2011年12月08日 18:28:50: ec8LQ9LbUg
ユニクロの時給はバイトで800円〜950円。

不満なら、なぜその若者は、高給の職につかなかったのか。

契約前に話は聞かなかったのか。

もし騙されたのなら、職場仲間と提訴すれば良い。


07. okonomono 2011年12月08日 18:41:39: ufgCmUGS6CG6M : iFwm9DU9YQ
いい記事だなあ。

他国の「国民経済」や国民生活についても同じ程度に尊重しお互いが「“慈善”に励む」という観点がないと、うまくいかないような気がする。


08. 2011年12月08日 19:02:45: 6nDvSG4ccY
>6

田舎は時給500円や600円の仕事がざらにある。

契約?提訴?

そんなことしたら、田舎では生きていけない。

だから、危ない原発が稼動できる。
白血病になったって、ただ、耐える。

それで、電力会社社員も高給取り。
人が死のうと、低賃金で働こうと有償ボランティアだろうとアンペイドワーク
だろうと知ったことではない
自分たちさえもうけて楽しく生活できればいいのだから。


09. エテ公 2011年12月08日 19:30:28: .XQ.mNI0RTQBI : 89PGHxOHjE

01のec8LQ9LbUgさん、コメントありがとうです。


トヨタも国内販売では低迷していますよ。

【トヨタの国内販売台数:伸張率】

00  6・5%
01 −2・9
02 −2・2
03  1・8
04  3・2
05 −2・5
06 −1・3
07 −6・2
08 −7・4
09 −6・4
10 13・9

(自動車情報センターより)

2010年は高い伸び率を記録しましたが「エコカー補助金」+「エコカー減税」という国家からの助成が大きく貢献しています。

あなたは楽観的かもしれませんが、国内販売での苦境はトヨタ自身が認めているんですよ。

『国内で車売れない危機打開策 トヨタ本気でアイデア募集』
http://www.j-cast.com/2007/05/18007623.html?p=all

【抜粋】

『国内の自動車需要(全需)は、2006年度の軽を除いた日本国内の新車販売は前年度比8.3%減の358万台と、29年ぶりの低水準だ。
 登録車市場の低迷の原因としては、経済性や実用性を求めて軽自動車に人気が移っている影響とされてきた。
 しかし、軽を加えても同4.1%減の561万台であり、国内市場全体が収縮していることが鮮明になっている。』

文中にもありますが、トヨタの経済センスは『日本経済の回復が続く中で、潜在的な買換え需要は大きいのに、自動車市場はどうして盛り上がらないのか?』というお粗末さです。

どっかの記事にもありましたが、彼らは国内販売の低迷の原因を単なる「若者の自動車ばなれ=草食化」と考えているようです。
「派遣切り問題」で露呈したのに、自分たちが若者を含む「勤労者=消費者」に十分な賃金を与えていないとは1ミリも思っていない経営センスのなさです。


しかしトヨタでさえ売上の半分は国内市場です。だったら日本経済を第一に考えるのが“合理的”のはずです。
国債(赤字財政支出)に頼らないのであれば、内需を増やせるのはトヨタも含む優良企業による給与アップしかありません。

それが優良企業にとっても利益拡大につながるのです。


10. エテ公 2011年12月08日 19:42:59: .XQ.mNI0RTQBI : 89PGHxOHjE

02のec8LQ9LbUgさん、たびたびお世話になります。

かなり勇み足で誤解なさっているようですが、私はなにもユニクロの「斬新な経営方法」を否定しているわけではありませんよ。

私が問題視しているのは「日本で売るモノを海外で生産する」ことです。ベトナムで売る商品をベトナムで生産することにまで反対しません。

しかし「日本で売るモノを海外で生産する」のでは、デフレを悪化させます。そしてそれは日本市場を縮小させていくので、ユニクロにとっても苦しい経営を余儀なくされていきます。

それが見えにくいのは、単に毎年40兆円もの赤字財政支出を行っているからです。


11. 2011年12月09日 07:00:23: BDDFeQHT6I
人件費の安い国で作って日本に輸入するのは低賃金を輸入しているのと同じ、ユニクロは日本へ低賃金とデフレを輸出している海外企業。

12. 2011年12月09日 09:40:40: KbmjEZtuu2
>人件費の安い国で作って日本に輸入するのは低賃金を輸入しているのと同じ、ユニクロは日本へ低賃金とデフレを輸出している海外企業。

そんな企業をもてはやす、マスコミがわからない。
お金さえもうければ、偉い人の評価?
そんな記事ならだれにも書ける。
ボランティアで十分だ。

真実が書けないマスコミなど、存在価値があるのだろうか?


13. 2011年12月09日 15:15:08: 4YUqZBeBTw
日本人を人件費と生活費の安い国に連れて行ってそこの国の一般給料で働かせれば
いいのだろうが(たとえば中国で5万円)、
そうなったらその国にとって日本の進出による旨味が減っちゃうか。

14. 2011年12月09日 21:21:36: ec8LQ9LbUg
韓国のマクドナルドの時給は日本円換算240円。
日本企業が海外生産して逆輸入しなければ、中国企業、韓国企業がますます
日本市場攻勢を強めるだけ。

もっと良く考えなきゃ。


15. 2011年12月09日 21:38:26: ec8LQ9LbUg
アンペイドワークで支えている母親さんにアドバイス

 儲けのやり方を指南しましょう。

まず、例えば「3000円3時間でお宅を徹底的にきれいにします」ビジネスを
   考えてみる。

息子と一緒に、まず清掃用品を徹底的に調べてみる。
       サビ落しにはこれ、毛のジュータンにはこれ、というように。
それらを一通り揃え、知り合い宅に息子と共に行って、
3時間、息子に指示して一緒に徹底的に掃除して終わったら3000円もらって
不良品回収して帰る。
→これで息子さんは時給1000円に昇格

それをしばらくやって、息子が独りでこなせるようになったらアルバイトを1人雇って、
息子は1人で行かせて、お母さんは今度はアルバイトを連れて行って同様のことを行う。
アルバイトには3時間で2700円渡す。
→これで息子さんは時給1100円に昇格

このサイクルを繰り返し、アルバイトを9人まで増やし、同じに10箇所で清掃事業が
まわっていくようにする。
→これで息子さんは時給10000円に昇格

お母さんは、訪問をやめて、新規アルバイトの教育も息子にやらせる。
→これでダメ息子、ダメ夫も経営者に変身
→お母さんは、「もしダメ息子の母がドラッカーのマネジメントを読んだら、
        億万長者になっちゃいました〜」
 でも執筆して、2度大儲け。

これでユニクロ柳井社長を見返そう♪



16. 2011年12月09日 21:52:57: ec8LQ9LbUg
第二弾 
 ビジネスモデルが1つだけでは、競合とか市場飽和とかそのうち
 くるかもしれないので、
 1つうまく行っているうちに次を考えておく。

例えば、モデル派遣ビジネスを考えてみる。
 不況で専門のモデルに大金を払えないとかいう需要に対し、
 素人モデルをお安く派遣しますビジネスを考える。

 お母さんの友達の知り合いの女の子とかに服飾モデルしない?時給いいわよ
 とか誘って、まず水着モデルをやってもらう。
 →最初の掃除方式では、1時間に同じに10箇所回さないと時給10000円に
  ならなかったけれども、撮影方式では、最初モデルは1人、場所1箇所でも
  撮影者側を多人数募集することで、時給単価を上げる方式が使える。

 水着の女の子撮りたいなという若者を5人集めれば、1人5千円×5=2万5000円
 モデル謝礼5000円差し引いて時給20000円

 人間だけでなくて、ペットを飼っていて貸し出したい人を募って、
 例えば孫が子犬と遊んでるところを撮りたいけれど、実際に犬を飼うのは大変
 というような人に貸し出して手数料をもらう。
 →これを多数の分野に応用すれば、同じに何箇所で金を稼げる事業になる。

→お母さんは、「続・もしダメ息子の母がドラッカーのマネジメントを読んだら、
        億万長者になっちゃいました〜」
 でも執筆して、3度大儲け。

これでユニクロ柳井社長を見返そう♪



17. 2011年12月10日 10:35:57: 3SgsEo4cMW
>これでユニクロ柳井社長を見返そう♪

楽しそうだけど、私は、なんとかおやじが作った今の社会の仕組みに
できるだけのらないような暮らしをしたいと思ってるよ。


先日は、庭でとれた柿とほぼ新品の高級婦人服数着を物々交換したよ。
普段からセンスのいい、おしゃれな人と親しくしておき、衣替えのころ
さりげなく、「着なくなったものがあったら、ゆずってね」

その前には、彼女が素敵な上着など着ていたら「あら、素敵、ちょっと着て
みていい?」などと言ってさりげなく、サイズもリサーチ。

なんと持ちきれないほどの服、それも、皮のコートなども混じって
いて、ありがたやありがたや。この冬は、暖かく過ごせそう。
服を探しにいくひまも節約できた!
それに新品はなにかと化学物質などが気になるけど、1度手を通したものは
その心配もないから安心して着れる。

もうけたお金を税金でおさめてミスミスあのぼんくら政治家や役人に
使われるぐらいならお金に関係のない生活を知恵を使ってするのが楽しい。

そうそう、たべものもおいしくて安全なものを、みんなで共同購入。
広告に惑わされて買うこともない。
動くお金ももうけも少ないので税金をおさめる必要はない。
畑から直でもらってくるときなどは、消費税もない。
それで、原発やそのほかの安全な暮らしのための情報を集積。
ネットが使えるようになって、情報収集も情報交換も楽になったよ。



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