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最近リンゼー・ウィリアムスはラジオのインタビューなどにはまったく出演していなかった。1カ月と少し前、「レンスドットコム」に出演しているのを発見したので、遅まきながら掲載する。
****ウィリアムスの予告の有効性
ときどき「リンゼー・ウィリアムスの予告が的中したのかどうか確認してほしい」という問い合わせをいただく。リンゼー・ウィリアムスは予言者ではなく、あくまで情報をリークしているので、「的中」という概念は適当ではないのかもしれない。だが、リークされた情報がどこまで信頼できるかどうか判断する目安はあると思う。
目安となる時期は2012年の末だろう。ウィリアムスによると、支配勢力はこの時期までに「ドルを紙くず化する」としているので、そうした方向に実際に進むのかどうか見て行きたいと思う。
****インタビューの要約
・私は過去4カ月の間、ラジオ番組にはまったく出演していなかった。それというのも、この夏に支配勢力からリークされた情報があまりに恐ろしく、話せなかったからだ。
・私は予言者ではない。石油産業のエリートが私にリークする情報を流しているだけだ。
・2012年は、もっとも異常な年として知られることになるはずだ。アメリカを含め多くの国々は大きな借金を抱えているが、これは意図的に作られた借金だ。例えばギリシャを見るとよい。ギリシャはデフォルトすることがはっきりしているのに、ギリシャの国債は売り出されるといまだに売れている。これは、いまだにギリシャ国債を買う勢力が存在するということだ。
・ギリシャ国債を買っているのは、エネルギー産業の支配エリートである。彼らはギリシャがデフォルトしたときに、ギリシャ国内の資産を差し押さえ、自分たちがコントロールするためにあえて買っているのだ。
・支配エリートは、これと同じことをアメリカの州債やあらゆる国の国債を買いまくることで行おうとしている。
・この夏、支配エリートは私にはっきり言った。2012年の末にはアメリカの国内のほとんどの資産が支配エリートの所有になると。2012年は我々がこれまで経験したことがない、通常では考えられない年になるだろう。
・支配エリートは、「アメリカは間違いなくデフォルトする」と私に告げた。アメリカでは2012年末までに、紙幣や株式、社債などの紙の資産はすべて大幅に価値を失う。
・10月1日、1日でアメリカ造幣局は337000オンスのイーグル銀貨を売った。これは2012年1間のすべての銀貨取引の40%に当たる量だ。これは歴史的になかったことだ。これは支配エリートが銀を買いまくっていることの証拠である。
・最近、金の価格は下落した。これは支配エリートが将来的に金を膨大に買うために意図的に引き下げたものだ。
・支配エリートは、資産を守るためにはとにかく金と銀を買うように忠告していた。2012年が終わるころには、購買力がある流通手段は金と銀にだけになるはずだ。
・一方、支配エリートの怖がるものもある。それはアメリカ国民が反乱を起こすことである。これを回避するため、低所得者層への給付は維持させる計画だ。アメリカがデフォルトするときまで給付は続ける。
・少なくとも2〜3年は、固定資産税が支払えるだけの金や銀を確保しておくことが重要になる。ドルが大幅に減価し固定資産税が支払えない状態になると、個人が所有する固定資産は差し押さえられる。
・金はこれから価値が変動しながらも1オンス、3000ドルにはなるはずだ。
・支配エリートは人々をコントロールするため、恐怖心を使う。9.11、テロなどは恐怖心をあおり、人々がまともに思考することを阻むことである。
・2012年には、支配エリートはこの恐怖心を利用した戦略を頻繁に実施するはずだ。とにかく恐怖心には左右されないことが重要だ。
・私は「アラブの春」が始まる前に、中東で民衆の蜂起が発生すると予告し事実そうなったが、これは「アラブの春」が、支配エリートの計画で引き起こされたので事前に情報をリークすることができたのだ。
・しかし支配エリートは、もっと早くカダフィー政権を打倒する計画だった。いま全体の計画には3カ月の遅れが生じている。
・支配エリートが「アラブの春」を引き起こした理由は、中東で混乱を引き起こし、これを利用して原油価格を極端に引き上げることだ。これがいつ行われるのか私は知らされていない。
・いま支配エリートの間で意見の不一致と仲たがいが起こっている。これは彼らの計画には大きな影響を与えるだろう。
以上である。
もちろん、このようなリークは、リンゼー・ウィリアムスの情報が実現することを保証するものではまったくない。2012年はなにごともなく終わることも十分にあり得る。いずれにせよ、このような情報を頭の片隅に置き、今後どうなるか注視すべきだろう。[2011年12月]
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