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ttp://www.bloomberg.co.jp/news/123-LVHY
11月30日(ブルームバーグ):資産規模で米銀5位のゴールドマン・サックス・グループは、欧州のリセッション(景気後退)が深刻化すると予想し、欧州の高利回り社債の相場下落を見越した投資を来年最も推奨している。今年の同社の米銀株推奨は裏目に出た。
ゴールドマンはリポートで、欧州の投機的格付け(ジャンク級)社債のデフォルト(債務不履行)に備える保証コストの上昇を見越した投資を行うよう投資家に推奨した。主に高リスク・高利回りの50銘柄で構成するマークイットiTraxxクロスオーバー指数が770ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)から950bpに上昇すると予想し、680bpに低下する場合には、取引を解消するよう勧めている。
ゴールドマンのエコノミスト、ドミニク・ウィルソン、ジャン・ハッチウス両氏は30日公表した調査リポートで、「欧州ソブリン債危機に伴い現在続いているショックと政策対応が、今後数カ月の見通しを決定する最も重大な要因になる公算が大きい」との見方を示した。
同社は1年前、今年の米経済の成長率を2.7%と予測し、米国の銀行株とジャンク債、商品、日本株、中国人民元を今年の最も推奨する取引として挙げた。ブルームバーグ・ニュースの調査によれば、今年の米成長率のエコノミスト63人の予想中央値は1.8%にとどまっている。
***ユーロ崩壊なら景気深刻化
ゴールドマンは来年の米国成長率を1.5%、欧州はマイナス0.8%と予測。同社のエコノミストらは、欧州の成長見通しについて、「欧州中央銀行(ECB)が支援する既存債務の『部分的な相互化』を恐らく含むことになる重要な政策変更が行われることが前提だ」と指摘。「ユーロが崩壊し、はるかに深刻なリセッションが発生する別のシナリオも存在する」と警告している。
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