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アイルランドの「ニュー・ビギニング」運動
大変注目に値する運動がアイルランドで始まっている。簡単にいうと、不動産ローンに苦しめられている人々を1つの運動のもとにまとめて、銀行に対抗する勢力にする、そしてそれを合法的な方法で行おうとする運動である。銀行の横暴はきわまりない。失敗すると税金でベイルアウトされ、経営陣は高額の給料をそのまま受け取ったままで、他方、不動産ローンの支払い不能に陥ったものから住宅を取り上げるという行為が横行している。しかもECBが政策金利を引き下げた後も不動産ローン金利を引き下げない。こうした金融資本主義の横暴にたいし、住宅ローンに苦しめられている人々をこの運動のもとに結集し、銀行にたいするいわば拮抗力をつくりあげ、銀行がこちらの要望に応じない場合には、銀行にたいし「不動産ローン支払いの拒絶ストライキ」を辞さない、というものである。
金融資本主義のあり方にたいする強烈な批判を現場で実践する運動である。新たな資本主義を模索する運動ということもできるのかもしれない。
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拮抗力、ガルブレイスが言っていた言葉ですね。
銀行の債務者組合を作って銀行と対抗すれば、銀行も濡れ手で粟の金儲けは出来なくなりますね。
経済主体間のバランスの回復、市場経済に新しい考え方が出てきたみたいです。
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