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EU議会はCDSについて部分的に制限を加えることで合意したそうです。この制限については当初イギリスが反対していましたがユーロ危機が現実になり妥協したようです。まだまだCDSについての制限は不十分だと思いますが、一歩前進したようです。
そして、ギリシャのデフォルトは来年の1月〜3月の間に起こると予想しているアナリストが大半だと報じられています。この時、ギリシャはユーロ圏を離脱してハードランディング・デフォルトになると思われます。そのほうが、ギリシャにとっては賢明な選択になると思います。
さて、アメリカの債務上限問題は共和・民主の代表各6名計12名で協議を重ねてきましたが、1週間後に迫った11月23日の期限を前にして合意に至らず膠着状態にあるようです。
このため、議会はオバマ大統領の海外訪問を制限するよう働きかけていましたが、オバマ大統領は、現在、オーストラリアを訪問、2500名の米海兵隊駐留を発表し、17日〜20日に開かれるASEAN太平洋各国会議に出席するようです。こうなると、債務上限問題に関わるのは残り3日となり、時間切れになりそうです。
これによりただちにデフォルトになることはありませんが、米国債の格下げが懸念されます。それと、確か、この期限を過ぎると自動的に歳出の削減が発動され2013年からの軍需費の削減が行われると記憶しています。どうもオバマ大統領は意識的にこれを狙っているのではと思われます。
この方向はアメリカの軍産複合体の力を削ぐことであり、世界支配層第三勢力であるディビッド・ロックフェラー・ブッシュグループの力を弱めることに繋がります。
どういうことでしょうか?。アメリカの将来を考え世界の警察を放棄し、極力、覇権体制を残しながら国内および周辺(太平洋)の勢力維持に方向転換しようとしているのでしょうか。
もっとも、アフガニスタン、イラク侵攻の失敗は明らかであり、それにより財政危機を招いた大きな原因にもなっていることですから、このような方向は至極まともな判断であると思います。
しかし、世界支配層第三勢力としてのNWO(新世界秩序)計画をあきらめたということでしょうか。それとも、オバマ大統領はNWO計画に協力するつもりがないのでしょうか。
既にNWO計画は破綻しているものと思われます。アメリカ国内の国防省、米軍、CIAのほとんどはNWO計画には同意せず、ごく一部の勢力になっているのではと思われます。
このため、アメリカは国力に応じた勢力圏の再構築へと動き出したように思われます。
すなわち、北米と太平洋周辺国を中心とした勢力圏を構築しようと思っているかのようです。
アメリカ政府としての方針がこのように変更したことから、世界支配層の第三勢力であるディビッド・ロックフェラー・ブッシュグループはアメリカ政府への影響力が急激に失われ追い詰められて、先日のヘンリー・キッシンジャを始めとする大挙しての異常な日本訪問だったのではないでしょうか。まだ、自分たちの勢力圏であると思っている日本と韓国を頼ってきたのでしょうか。
また、北朝鮮の金正日も中国とロシアの関係を強化し、水面下で関係していたディビット・ロックフェラー・・・統一教会・・・北朝鮮の関係を切り始めたようにも思われます。
先日★ASEANでの野田首相の「APEC加盟国にTPPは開かれている」との発言に対して、中国、ロシアが加盟を匂わせる発言。これに対して、アメリカの思惑が外れる懸念を抱いたオバマ大統領の冷めた態度などから類推すると以上のことが見えてきます。
私の勘ぐり過ぎかも知れませんが、世界のため、日本のためにもそうあってほしいと思います。
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