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今週に入って欧州の国債の市場が三つに分解する兆候を見せ始めています。
それらは堅い中核国(=ハードコア)、柔らかい中核国(=ソフトコア)、周辺国です。
それぞれのグループに属する代表的な国を列挙すると:
【ハードコア】
オーストリア
オランダ
フィンランド
ドイツ
【ソフトコア】
フランス
ベルギー
【周辺国】
ギリシャ
ポルトガル
イタリア
スペイン
となります。
従来は中核国と周辺国という二つの分類しかありませんでした。
★それが三つに分かれ始めたということはイタリアなどの大国の国債金利の上昇(=価格の下落)がいよいよフランスなどの、これまでは大丈夫だとおもわれていた国にも悪影響を及ぼし始めているからに他なりません。
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■ボストン連銀総裁:欧州危機、短期信用市場に「ストレス」引き起こす
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=aBmq4ql0OTJ011
16日(ブルームバーグ):米ボストン連銀のローゼングレン総裁は16日、欧州の金融危機は短期信用市場に「ストレス」を引き起こしているとの見解を示した。
ローゼングレン総裁はボストンでの講演後の質疑応答で、ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)に反映される欧州のドル建て借り入れコストの上昇について、「一段と深刻な混乱が起きるのではないかとの不安の高まりを示唆している」と述べた。
英国銀行協会(BBA)によれば、3カ月物ドル建てLIBORは同日、0.471%。前日は0.466%だった。6月15日に付けた今年の最低値0.245%から上昇している。 (後略)
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■フィッチ:米銀は「重大なリスク」に直面−欧州危機で信用力低下も
16日(ブルームバーグ):格付け会社フィッチ・レーティングスは、米国の銀行は欧州債務危機が悪化した場合、信用力が低下する「重大なリスク」に直面しているとの見解を示した。
フィッチは16日の発表資料で、「ユーロ圏の債務危機を時機を失することなく秩序立った形で収拾できない限り、米銀行業界の広範な信用見通しが悪化する恐れがある」と指摘した。
フィッチはまた、圧力にさらされているギリシャやアイルランド、イタリア、ポルトガル、スペインの欧州各国市場への米銀の直接のエクスポージャーは手に負える範囲内にあるとしながらも、「しかし感染がさらに拡大すれば重大なリスクをもたらす」と警告した。
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