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2011年 11月 15日(火曜日) 14:58
ニューヨー ク警察、ウォール街占拠運動の参加者を襲撃
ニューヨーク警察が、「ウォール街を占拠せよ」運動の参加者が集まっていた場所を襲撃しました。
フランス通信の報道によりますと、アメリカ連邦警察は15日火曜、ニューヨークのメイン広場を襲撃し、ウォール街占拠運動の支持者らに対して、「この広場を立ち去らないと逮捕する」と警告しました。
ニューヨーク市内のズコッティ公園に集結していた数百名の抗議者のうち、一部は15日火曜未明、この公園から退去しました。
しかし、報道各社によりますと、一部の抗議者らは立ち退きを拒否し、警察に取り囲まれた状態となっています。
さらに、一部の抗議者らは、公園の中央部に、イスや木材などでバリケードを造っています。
機動隊の一部は、防弾チョッキとヘルメットを着用し、抗議者を強制的にトラックに押し込み、彼らが設営していたテントを破壊しました。
「ウォール街を占拠せよ」運動の活動家らはこれ以前に、木曜日にウォール街で大規模な行進を開催し、アメリカの商業の中枢機能を麻痺させる予定でした。
アメリカ・カリフォルニア州の機動隊も14日、同州のオークランドでウォール街占拠運動に参加していた人々のテントを撤去し、30名以上を逮捕しました。
アメリカ政府当局はここ数日、同国内の各都市において、抗議運動の参加者らを集結場所から退去させるため、抗議運動の参加者らに対する攻撃や暴力行使を命じています。
資本主義体制に反対する抗議運動は、9月17日、アメリカ・ニューヨークで始まり、現在も続いています。
アメリカの警察や治安部隊は、抗議者らに対抗するため、暴力手段に訴えており、この運動が始まってから現在までに、アメリカ全土でおよそ3000名が逮捕されています。
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