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ドイツ銀行のコンスタム氏によれば、イタリアがユーロを離脱する可能性を指摘しました。
同氏は、ソブリン債危機の沈静化に失敗することでもたらされる欧州のリセッション(景気後退)に陥れば、「彼らは財政危機解決の失敗が強いる深刻なリセッションを経験することを望むだろうか。
それとも『独自の通貨を持ち、ほどよい金利と力強い成長が可能だった以前のやり方に戻れる』と言うだろうか。
これはイタリアにとって真の難題だ」と語り、
「事態がひどく悪化し続ければ、今やどの国もユーロ圏から離脱することがあり得る」との見解を示しました。
昨夜もイタリアの国債利回りが過去最高水準に達し、危険水域と言われる7%に迫っており、同氏も「7%を上回る」と述べています。
もはやイタリアもデフォルト状態となれば、ユーロ圏はもちろんのこと、先進国は軒並み連鎖的破綻を余儀なくされ、世界経済は崩壊することになります。
ユーロの失敗が、資本主義の終わりを告げると共に、有事が引き起こされ、世界は未曾有の大混乱へと陥っていくでしょう・・・
(参照 ブルームバーグ 11月8日)
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■EU全域にわたって銀行の資本増強・資金調達危機が起きている
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/ より一部引用
外側の周縁部(ギリシャ、アイルランド、ポルトガル)では国債の債務不履行危機である。一方、内側の周縁部(スペイン、イタリア)では政府が流動性の危機に直面しており、スペインとイタリア政府が再び妥当な利率で市場から資金調達できるようにならない限り、流動性の危機はそのまま支払い能力危機に移行するだろう。そして最後にEU全域にわたって銀行の資本増強・資金調達危機が起きている。
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