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「オリンパス」をどうしたらいいのか   山崎 元 (ダイヤモンド) 
http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/109.html
投稿者 赤かぶ 日時 2011 年 11 月 09 日 06:35:38: igsppGRN/E9PQ
 

「オリンパス」をどうしたらいいのか
http://diamond.jp/articles/-/14779
2011年11月9日  山崎元のマルチスコープ :ダイヤモンド・オンライン


■新たな展開

 怪しいとは思っていても、何が問題なのか、もう1つよくわからなかったオリンパスの過去の一連の問題が進展を見せた。

 11月8日、オリンパスは第三者による調査委員会の報告内容として、巨額であり不自然だとの指摘を受けていた過去の買収および買収のアドバイザリー・フィーが、過去の証券運用に関わる損失の処理に関わるものだったと公表した。

 ネットの世界では、早い段階で、オリンパスの問題の背景には、同社の証券投資の損失隠しがあるという噂が広がっていたが、今回の公表は、この噂を追認するものとなった。

 筆者も、オリンパスの旧経営陣の対応の様子を見て、買収に関わる支出は不自然だが、彼らが私的に着服しているような様子とは見受けなかったことから(一応は、「会社のために」何かを隠しているように見えた)、こうした可能性を疑っていた。

 もっとも、現時点で、これらの支出に関して私的な着服などの犯罪が一切ないと決めつけられるものではない。

 同社の高山修一社長は、過去の含み損の先送りに関わってきたのは、菊川剛前会長、すでに解職された森久志副社長、山田秀雄常勤監査役の3名で、事実の解明が進んだ時点で彼らへの処分を検討するとしている。

 処分がこれら3人だけでいいのかは大いに疑問だが、菊川前会長も含めて処分の対象にすることを明確化したのは、一歩前進だろう。

 この問題は、世間的には、買収に関わる過去の不透明な支出の責任追及を行おうとしたマイケル・ウッドフォード前社長が、逆に解任されたことから始まった。

 ウッドフォード氏が問題にしたのは、英国の医療機器会社ジャイラスの買収の際にアドバイザーを務めた2社に、買収金額の3割以上の約600億円を支払ったことと、いずれも売り上げ数億円の小規模な国内ベンチャー企業3社に合計700億円以上の資金を投じて1年も経たないうちに、500億円以上を減損処理したことなどだった。

 オリンパスの経営陣は、これらに関していずれも、支払額はビジネス的な判断として当時適当なものだったと述べ、手続きにも問題はなかったと説明していたが、これらの説明の相当部分は、どうやら嘘だったようだ。

■オリンパスの株式をどうしたらいいか

 新たな発表を受けて、11月8日の株式市場では、オリンパスの株価はストップ安(前日比300円安)の734円を付けた。時価総額は2000億円を割り込んだ。

 問題の全貌がまだ見えていないので、不確定な点が残っているが、長年にわたって損失を隠しながら先送りしてきたという発表が事実なら、悪質な粉飾決算であり、上場廃止になる公算が大きい。

 上場廃止となると、換金が難しくなるので投資家の売りが殺到する可能性があるから、売りが集まるのは仕方がない面がある。

 ただ、決して同社の株を買うことをお勧めするわけではないが(もちろん「売り」も勧めていない)、2012年3月期の予想経常利益がざっと350億円、純利益で180億円(「東洋経済会社四季報」秋号による)と予想され、世界の内視鏡シェアの約7割を持つ同社の株式が、この価格というのはいかにも安い。上場廃止を覚悟してでも、同社株を買い集める投資家がいてもおかしくない。

 詳しい状況はまだよくわからないが、オリンパスは1990年代から損失を先送りしてきたようであり、その額は決して小さくない。

 いずれも上場廃止となったが、経営規模に対するインパクトという点では、結局50億円強の不適切な利益計上だったライブドア社のケースよりも、ざっと3000億円の損失を通称「飛ばし」によって先送りしていた山一證券のケースに近い。山一は本来市場を守るべき証券会社だったということもあり、上場廃止だけではなく、自主廃業となった。

 オリンパスの株式をどう扱うかは、証券取引所が早急に判断しなければならない問題だが、同社を上場廃止にしなかった場合、今後の、あるいは他の上場企業が、「不正が後から露見しても、上場廃止にはならずに済むだろう」と考えて、正しいルールを守るインセンティブ(誘因)が薄れる悪影響が考えられる。もちろん、現在あるルールは尊重しなければならない。

 しかし、特にライブドア問題や西武鉄道の件で問題視されるようになったことだが、上場廃止は、本来誤った情報に基づいて株式を買ったり、不適切な経営で株価が下がったりという経緯で、実質的には本件の最大の被害者であるオリンパスの現在の株主に対して厳しい処罰となる点は、問題だろう。

 過去に問題のある取締役を選んでいたという点では、株主にも責任の一端があると考えることは一応できる。それが株式投資というゲームのルールだという意見にも一理はある。しかし、損失が対外的に隠されていた本件にあって、株主の責任をこれ以上問うのは酷だろう。

 たとえば、(1)オリンパスを通常の取引ポストとは異なる特別なポストに一定期間置いて、投資家がこれまで通り売買できるようにしながら、(2)一定期間ファイナンスが行なえないなどのペナルティーと、(3)粉飾決算に伴う課徴金を会社に課して、(4)同社の取締役は会社に損害を与えたことに伴う個人的な賠償責任を負い、(5)不正に関わっていた役員・社員は刑事罰に服する、というような形が可能であれば、投資家の利便性を損なわずに、同時に、今後の不正に対する抑止力も失わない処置となるように思うが、いかがだろうか。

 オリンパスのケースで、何とかこうしたことができないか。今回が不可能であるとしたら、次のケースが起こる前に制度を調整できないか。関係者は「大人の知恵」を絞って欲しいものだ。

■裏の当事者にも処分と規制を

 ここまで事実が明らかになってきたことで、今回のオリンパスの問題は、(1)過去の経営陣による粉飾決算(意図的な損失隠し)によって会社・株主が被った損害、(2)損失隠しに伴って行なった操作によって会社が被った追加的損害、(3)そもそもの証券運用の失敗、(4)一連の問題による会社のイメージダウンの損害、といったことが「表の問題」として明らかになった。

 しかし、そもそも損失を隠して、これを後から買収に関する支出を通じて埋める、という仕組みを、金融会社ではないオリンパスの旧経営陣が独力で考えられたはずがない。同社の粉飾決算には、状況と目的とを理解して仕組みをこしらえた金融業者の「共犯者」がいるはずだ。

 また、この共犯者は、オリンパスの旧経営陣に対して無償の親切を提供したのではなく、相当の利益をこの案件から上げていたものと推察される。あるいは、ある段階からは、問題の露見を恐れていたはずの旧経営陣を半ば脅して、自分たちの利益拡大を図っていたかも知れない。

 何はともあれ、オリンパスが行なった巨額の支出が、誰に、どうして、どう流れたのか、資金の流れを解明することが重要だ。

 決算をごまかすためのデリバティブ商品の販売などの悪質な金融商売では、「困っている客につけこむ」ことが常道の1つだ。業界人は、「肉は腐りかけが美味しい」などと言う。

 弱みを抱えた客に対して、法律に触れないぎりぎりのラインで「実質的なごまかし」を提供するサービスは、金融業者の得意技だし、収益性が高いことが多い。

 今回のオリンパスの件では、金融業者の側で法律に触れる問題があった可能性が大いにあると思われるが、「実質的な粉飾の手伝いを、事情を知っていて行なう」商売は明確に違法となって、金融業者(会社)が損をして、個人(担当者)が刑事罰を受けるようにしたい。

 いわば「ぎりぎり」をもう少し厳しくすることと、違法の判断がしやすいように「ライン」をより濃くはっきりと描くことが必要だ。違法行為の手助けをした金融マンが個人的に大いに儲かるような状況を放置しておくことは、不適切である。

 

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コメント
 
01. 2011年11月09日 08:02:39: V0k6MolMsg
オリンパス損失隠し 上場廃止の可能性
2011年11月9日 07時01分

 オリンパスが英医療機器メーカーなどの企業買収を損失隠しに利用していた問題で、高山修一社長は八日、不正経理は会社中枢によって代々引き継がれてきたことを明らかにした。歴代経営陣の責任問題が今後の焦点となりそうだ。同社は一九九〇年代に財テクの失敗で巨額の含み損を抱え、損失計上を回避するために複数のファンドを経由するなどの操作を行った。企業買収で必要以上の資金を支出し、損失の穴埋めに充てた。

 上場廃止基準に触れる可能性もあるため、東京証券取引所は同社に一層の情報開示を求めている。金融庁は損失隠しが金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)にあたる可能性があるとみて、損失隠しを見過ごした監査法人についても調査に乗り出す方針だ。一昨年三月まで監査を行ったあずさ監査法人は「事実関係を確認中。コメントできない」としている。

 巨額損失につながった有価証券への投資はバブル期に始まった。高山社長は同日の会見で「円高で売り上げも営業利益も伸びない中、財テクに走った時期があった」と明かしたうえで「損失額が大きく、公表による会社への損害を考えて損失隠しをしたとみられる」と述べた。

 一方、損失の規模など詳細は、約千四百億円にも上った企業買収資金などの流れを調べている第三者委員会に委ねるとして明らかにしなかった。

 高山社長は「(菊川氏に)違法性の認識はあったと思う」と指摘、社長職を解任されたマイケル・ウッドフォード氏については「(解任は)本人の資質の問題で取り消さない」と述べた。自身については、現時点での辞任を否定した。

 高山社長は「上場廃止にならないよう全力で努める」と話したが、有価証券報告書の虚偽記載など基準に触れる可能性があれば、オリンパス株は監理銘柄となる。

(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011110990070131.html


02. 2011年11月09日 09:40:10: lqOPOFnyLE
どんな意味でも株主が無過失の上で責任を取らされるのは、株式会社の制度からやむをえないことであろう。しかし、監査法人はことに責任が大きい。また、情報をもったものが空売りなどで利益を得ることは望ましくないので、事後的にでも特別な取引税を回収して(空売りに関する特別法整備をして)証券取引業でのインフラ整備に利用すべきではないか。

03. 2011年11月09日 16:53:47: QYPwGav1tM
株価33年ぶり安値 ストップ安で終了
2011.11.9 16:11


 投資有価証券の損失隠しが明らかになったオリンパス株は9日の東京株式市場で大幅に下落し、150円安の584円のストップ安でこの日の取引を終えた。東京証券取引所によると、570円をつけた1978年1月4日以来、およそ33年ぶりの安値となった。

 上場廃止のリスクを警戒した投資家の売りが膨らみ、取引開始後は一時売買が成立しなかった。午前10時前に、9日の値幅制限となる下限の584円に値を下げて取引が成立した後も「株が紙くずになるのを恐れた」(カブドットコム証券の河合達憲チーフストラデジスト)とみられる投資家の売り注文が殺到し、ストップ安のまま取引を終えた。

 ストップ安は2日連続。損失隠しが発覚した8日もストップ安となり、前日比300円安の734円に急落した。

 オリンパス株はマイケル・ウッドフォード氏の社長解任が発表された前日の10月13日の終値(2482円)と比べ、76%下落。企業の規模を示す時価総額は6733億円から1584億円の4分の1以下に減少した。

 一方、オリンパスは上場維持を目指し、延期している決算発表を14日に行う意向だ。14日中に四半期決算とともに有価証券報告書を財務局に提出しないと、東証の上場廃止の可能性を示す「監理銘柄」に指定されるためだ。

 だが、損失隠しは巨額にのぼるとみられることから、第三者委員会の調査報告が遅れ、14日の発表が再び延期される可能性もある。

 8日に有価証券報告書の虚偽記載を認めたことで、すでに上場廃止基準に抵触する可能性は高いが、14日までに決算発表が間に合わなければ、上場廃止が一気に現実味を帯びてくる。
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/111109/fnc11110916120019-n1.htm


04. 2011年11月09日 22:01:09: jyq8AJp0RQ
そもそも、なんでこんな闇があるにもかかわらずイギリス人社長にしたのか。買収された英医療機器メーカー
との兼ね合いで?日本の企業体質も問題だが、今後この不祥事がきっかけで企業は新たな外圧に晒されそうな。。。

05. 2011年11月10日 01:18:05: 5wHNV2uJ8w
オリンパスだけでないだろう。

大手証券会社の関与も疑わしい。

腐った経済界、政界、テロが起きないのが不思議だ。


06. ホツマツタエ 2011年12月10日 13:37:20: zfsfGWn5Knz42 : rH9h6sdK7g
オリンパス敗訴で明らかになった女弁護士のブラック過ぎる手口
http://www.cyzo.com/2011/09/post_8463.html

<一部抜粋>

「人事部の人間からしつこく『産業医に診てもらえ』と異常なまでに強要され、最後にはストーカーのように追いかけまわされたんです!」

 精密機械大手のオリンパス(東京都新宿区)の社員Hさんが、上司の非合法行為を内部通報したために配置転換されたと訴えた裁判で8月31日、東京高裁がオリンパス社の配置転換を無効とし、同社の行為は違法として220万円の損害賠償を命じた事件。判決後の会見でHさんが発した冒頭のコメントに、会場にいた支援者のひとりがこう続けた。

「オリンパスは産業医を使ってHさんを精神異常者に仕立て上げようとしたんですよ。手口がブラック過ぎます!」

 意味深な発言にざわめく会見場。今回の判決で浮かび上がった大手法律事務所のブラック過ぎる手口とは何なのか。

今回の「オリンパス訴訟」を詳しく知るある人物がその手口を説明する。

「悪質な企業では、会社にとって都合のよくない社員に対して『精神的なケアをする』との名目で、会社お抱えの産業医に診断をさせるんです。この産業医が会社とグルで、その社員を『君は精神分裂症だ』『重度のウツなので治療が必要』などと診断し、精神病院へ措置入院させたり、合法的に解雇してしまい、事実が隠蔽されてしまう。過去にセクハラを訴えた多くのOLなどがこの手口で社会的に抹殺されていますし、今回のHさんもそのひとりの疑いがあります」

 つまり、一部の大手企業では、「裏コンプライアンス・マニュアル」として産業医を活用したブラックな手口が常態化しており、オリンパス社もそのひとつである疑いが強いのだという。


オリンパス事件は氷山の一角 現役産業医が語る「リアルでブラックなクビ切り術」
http://www.cyzo.com/2011/10/post_8912.html

<一部抜粋>

また、本サイトで報じた「集団ストーカー」でターゲットを追い込む手口については、実際にストーキングチームに加わり逆に精神を病んだという人物から、個人的に相談を受けた経験があるとして、「一部には存在する」と言う。

「私が相談を受けた集団ストーカーは、かなり大手の外資系会計事務所の法務部が、ある宗教団体の行動部隊へ委託して行われたという、かなり悪質な一件でした。信じ難いことですが、一部の教団にはそういう"業務"を請け負う部隊があり、各企業の法務部とパイプを構築しているのです。裏仕事を暴力団に頼むのと構図は同じです。しかもそのときは、顧問弁護を務めていた女性弁護士も承知していたというのだからひどい話です。道ですれ違いざまに『山田一郎(仮名)、死ね』とささやいたり、ホームの対面からじっと視線を合わせたりするわけです。ノイローゼになって産業医に相談に行くと、『最近、人の視線が気になりませんか』とか、『幻聴は聞こえますか』と誘導する。で、私に相談してきたのは、その集団ストーカーをしたひとり。『上からの指示でこんなことをしたが、もうやりたくない、死にたい』とメールで泣きついてきました。やる方もこたえる。負の連鎖ですよ」

 引き受ける教団も教団なら、そんなところへ"業務"として下ろす企業も企業。ここまでブラックな手法が一部の大手企業で常態化していた事実に驚くしかない。


欧州の小国に消えたオリンパスの闇金
http://media.yucasee.jp/posts/index/9730

20年以上にも渡って続けられてきた光学機器メーカー「オリンパス」の損失隠し。その舞台に欧州のオフショアとして、当時としてはあまりに日本では馴染みの薄いリヒテンシュタイン公国の銀行が顔を出す。世界最高レベルの秘密守秘が徹底されている「LGT」を使用しており、関係者は「よほど隠したい性質の資金だったのだろう」と話し、オリンパスがいかに隠し通したかったうかがい知ることができる。

政治マネー、宗教マネーもうごめく口座へ?
 オリンパスの2000年の有価証券報告書に「LGT Portfolio Management (Cayman) LTD. (以下省略)」なるファンドの名前が出てくる。これが、プライベートバンク「LGT(リヒテンシュタイン・グローバル・トラスト)」と接点を持った記録として残っている。

 リヒテンシュタインとは、スイスとオーストリアに挟まれた立地で、人口よりも海外から設立された法人の方が多いという珍しい小国だ。その中で最も有名なプライベートバンクがLGTなのだ。

 同公国皇太子ハンス・アダム2世がオーナーで、そして守秘性の高さでは群を抜いていることから、スイスのプライベートバンク経由で富裕層資金が大量に流れ込む先でもあった。そうした、知る人ぞ知る存在だったのだ。

 「銀行自体はリヒテンシュタインでは一番信頼性があり、業務としては問題ありませんし、今は日本でもまっとうに業務をしていると聞きます」と、海外在住のプライベートバンカーが説明する。

 オリンパスの損失規模は約2000億円ともされているが、LGTにはその1割弱にあたる約150億円を出資している。だが「昔なら、普通はスイス止まりです。だから、客層はスイスに比べると良くないようで、宗教関係とか、政治関連もあると聞いています」(同)というように、とにかく表に出したくないお金だったことがよくわかる。

 日本でLGTを使う人は当時としてはまれな存在。では、誰がオリンパスとLGTとを結びつけたのか。


20年前、素人は使わなかったスキーム
http://media.yucasee.jp/posts/index/9730/2

 LGTは現在、日本では投資顧問業として金融庁の登録を受けて営業しているが、当時は規制も緩いもので、東京・六本木の高層ビルにオフィスを構えて、数人のエージェントが活動していたという。

 全国紙社会部記者によると、ここには当時、オリンパスと深い関係にある「ITX」幹部の弟(元野村証券)が在籍していたという。この野村OBが、今回の損失隠しスキームのカギを握るとされる人物の一人であるという。現在は飲食産業を生業とし、銀座の高級バーなどのプロデュースなども行っているようだが、海外投資スキームの“素人”であるオリンパス経営陣を指南するのはたやすいことだったろう。

 当時の日本のLGTを知る人物は「付き合いはありませんが、正直、どこから来たんだ、という怪しいエージェントもいたと聞きます。また、顧客でも、昔からリヒテンシュタインを使う人は普通ではありません。マネーロンダリング、もしくは脱税という目的の顧客も多かったでしょうから…」という。

 現在では、LGTがシステム開発の社員が銀行とトラブルを起こし、顧客データを大量に盗んでドイツの税務当局に売却。帝京大学の元総長の相続遺産があることも発覚するなど、手の内も明らかになってきている。ただ、当時としては、ほとんどの日本人が知らない手法を駆使していたため、20年以上も隠し続けることができたのだろうか。

 同社は、第三者委員会がきょう6日にも調査結果を発表するとしている。誰が何をどうやったのか、損失隠しのスキームが明らかにされる。


“暴落”オリンパス株で利益20億円超…ゴールドマン凄すぎる手口
http://www.zakzak.co.jp/economy/investment/news/20111115/inv1111151226002-n1.htm

<一部抜粋>

 この1カ月、オリンパス株の暴落で多くの株主が損失を抱えたが、世界最強の投資銀行と呼ばれる米ゴールドマン・サックスはひと味違った。株価の下落でも儲かる「空売り」をいち早く仕掛け、底打ち直前に買い戻すという売買を神業のようなタイミングで実行した。一連の取引で22億円前後の利益を上げたという計算もできる。その凄すぎる手口とは?

 オリンパスをめぐる騒動の発端は10月14日、マイケル・ウッドフォード氏(51)が突如、社長を解任されたことだった。ゴールドマンはその前日の13日、オリンパス株を約83万株空売りしている。同日の終値2482円で計算すると20億円超の売りを一気に出したことになる。

 空売りとは株を持たずに、ほかから借りてきて売却すること。株価の下落が予測されるときに使う手法で、値下がりした際に買い戻すことで、その差額が利益となる。

 東京証券取引所は証券会社などが空売りした銘柄や株数の残高を日々公表している。それをみると、ゴールドマンは13日以降、一定程度買い戻しながらも、空売りを増やし続けている。

 この手口について、ある国内証券マンは「ウッドフォード氏が経営陣を告発するのを聞いて、事態は深刻ということで、どんどん売りを増やしていった印象だ」と解説する。


11/01 15:00 オリンパス 「第三者委員会」設置
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120111101037285.pdf

【7733】オリンパス53【打倒な株価は613円】
http://logsoku.com/thread/kamome.2ch.net/livemarket1/1320126789/
<一部抜粋>

245 名前:山師さん@トレード中[sage] 投稿日:2011/11/01(火) 18:06:29.16 ID:2LQEhHH80
甲斐中辰夫…元最高裁判事,元検事
中込 秀樹…元高裁長官,元裁判官
有田 知コ…高検検事長,元検事
須藤  修…西村あさひのあさひの創設者,企業法務の弁護士
片山 英二…企業法務の弁護士

大物を揃えましたって感じか

250 名前:山師さん@トレード中[] 投稿日:2011/11/01(火) 18:17:16.59 ID:e3KvVBfW0
甲斐中辰夫(白川勝彦秘書の名誉毀損事件で創価学会勝訴判決を出した裁判官)
中込秀樹(創価学会本部の信濃町にある大東文化法科大学院の教員)
有田知徳(中央大学卒。中央大学がある八王子は創価学会員が多い。創価大学もある。)
須藤修(ニイウスコーを弁護した弁護士。ニイウスコーは日本IBM出身の創価が多い。)
片山英二(倒産会社の日本航空(稲盛社長の奥さんは朝鮮人の朝子さん)から
月に580万円もの報酬を受け取っていた。)
滝口勝昭(トーマツ出身。トーマツは創価・朝鮮系で有名。)

252 名前:山師さん@トレード中[sage] 投稿日:2011/11/01(火) 18:22:39.02 ID:yWCvC+9u0
>>250
このメンバーだったら、「白」判定が出てくるってことでしょうか?
じゃあ、明日から買わないと危ないってことなのか?
まぁ、全力でやらずに様子見しておこう。

255 名前:山師さん@トレード中[] 投稿日:2011/11/01(火) 18:28:41.60 ID:e3KvVBfW0
おそらくオリンパスITXの翼システム買収だけは隠そうという第三者委員会だと思うよ。
翼システムを多額な金で買収したときに、金は梁山泊グループを通じて
朝鮮半島に送金されたんだろうと言われていたから。


オリンパス“不正のキーマン”消されたのか!飛び交う憶測
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20111208/dms1112081123006-n1.htm

<一部抜粋>

 巨額の損失隠し問題に揺れるオリンパスの高山修一社長は7日、第三者委員会の調査報告を受けて記者会見し、早ければ2月にも現経営陣が総退陣する方針を表明した。旧経営陣に対しては「刑事告発を検討している」という。そんななか注目されているのが、損失隠しのスキーム作成にかかわったとされる金融マンの消息。問題の発覚以降、「所在がつかめていない」(第三者委員会)というのだ。関係者の間では不穏な情報も飛び交い始めている。

 所在不明となっているのは、野村証券OBの金融マン、佐川肇氏。問題となっている、2008年の医療機器メーカー、ジャイラス社の買収で、オリンパスのFA(ファイナンシャルアドバイザー)を務めた人物だ。

 オリンパスは、1000億円超の巨額買収を仕掛けることで、1990年代初頭から膨れ上がった損失を隠蔽。佐川氏が代表をつとめた投資助言会社、アクシーズ・アメリカは、約660億円もの巨額報酬を手にした。

 「菊川剛前会長ら前経営陣とともに、損失隠しスキーム作成とその運用にかかわったと指摘されているのは、いずれも野村証券OBの3人の金融マン。佐川氏はそのうちの1人で、捜査機関も今回の不祥事のキーマンとみて調べています」(捜査関係者)

 ところが、この重要人物の行方が、不祥事の発覚以降、わからなくなっているのだ。

 「佐川氏は最近まで、米国フロリダ州パームビーチで米国人の妻とともに、悠々自適のセミリタイア生活を送っていた。それが先月から突然、音信不通になった。一部の海外メディアが『FBIの捜査官と接触した』と報じましたが、はっきりした動向はいまだに明らかになっていません」(同)


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