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http://blog.goo.ne.jp/msi021112/e/c89cb183d11833f671bc95ea71d76806
・・・ギリシャは本日午前段階で連立内閣発足に向けて与野党が合意しパパンドレウ首相は辞任し、次期首相を巡り協議中とされる。EUおよびユーロ圏首脳会合で合意した「包括戦略」の決定事項を実行に移した上で、総選挙の方向とされる。
・・・ギリシャ自体の返済能力を如何に上げるかがポイントだが、これは難しい。
「削減」と国有資産の売却(あるいは民営化)というデフレ政策をとりながら、成長も維持し返済するには、世界景気の先行きはむしろ減速から後退もありかという状況。
結局、さらなる債務の減免ということだが、どれだけの銀行が債務減免に応じるかというのも問題。
同様のことが起きてはマズイと、イタリア国債を売る動きも足元で目立っているようだ。
(ちなみに、統一通貨ユーロとは、欧州各国の固定相場制にお洒落な名前を付けたに過ぎない。そして、通貨の闇レートが国債利回りと呼ばれているにすぎない。かっては通貨の信用を担保していたのは「金」であった。現在は「国債利回り」と言う大義で、債権取立てマフィアが代行している。=投稿者)
・・・さて一連のユーロ圏の騒動の中で、やはり出たかという話題が、各国中銀が保有する金を使えばという類の話。関連ニュースが伝えられたのがドイツ。
欧州金融安定ファシリティー(EFSF)への出資金拡大について外貨準備や保有する金を使う案がG20で論じられたというもの。
フランクフルター・アルゲマイネが報じたとのことだが、これに対し同国政府報道官は「ドイツ連銀が管理する金・外貨準備は、カンヌで開かれたG20首脳会議でいかなる議論の対象にもなっていない」と否定というニュース。"We know about this plan and we reject it. (計画は知っているが、反対だ)" . と述べたのが、政府報道官という報道もあれば、ドイツ連銀の報道官という他のニュースもあり、オヤオヤ・・・という感じ。
★そのうち、イタリアの債務危機を巡って、同国中銀が保有する2451トンもの金を使うという“憶測”が流れても不思議はなかろうと思ってきたが、ドイツねぇ。。。ドイツはないでしょ・・。金を一番手放しそうにない中央銀行といえる。
★価格の下げを狙ったデマの類か、そうした方向性を探る誰かが背後にいる観測記事か・・・な。
本日は、ユーロ圏財務相会合が開かれる。それを受けて明日はEU財務相会合。意思統一を図るための会合が続くが、それ自体が不安心理からの市場の反乱を抑えるに効果ありか?ちなみにWGCのデータでは、急騰した8月の公的購入はネットで20.9トンとなっている。(中略/亀井幸一郎)
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