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ギリシャデフォルト危機の最大の問題点はCDSに集約されました。このCDSの有効性の結果により、今後の世界金融経済恐慌が起こるかどうかが明確に予測できます。
***今回のギリシャの国債減免処置は金融機関の自主的な減免処置なのでデフォルトに当たらないとの判断でCDSの保険料は支払われないとの結論が出た場合は、
CDSの保険としての有効性が失われ、今後政治的判断にゆだねる場合はCDSとしての価値を失うことになり、
最大市場の国債へのCDS依存によるモラルハザードは消滅し真っ当なリスクを負担する正常な国債市場になります。これにより金融市場最大の国債への博打投機が成立しなくなります。
従って、最終ターゲットであるUSA国債や日本国債への投機は急速に減少されます。この結果正常な望ましい市場へ脱皮することに繋がります。
***しかし、ギリシャは金融機関の自主的減免処置であっても実質的に債務不履行であるとの判断でCDSの保険が有効であり保険は支払われるべきだとの結論になった場合は
そのCDSを発行した金融機関は膨大な損失を抱え即倒産の危機に見舞われます。そうなると、ギリシャだけでなくイタリア、スペイン、ポルトガル、アイルランド、イギリス等々膨大な保険債務が発生し、さらに拡散し、それが世界の金融機関連鎖倒産へと波及します。そうなると世界の国々の救済や国際機関の救済なども到底不可能なことになります。そして、世界金融経済の壊滅的大恐慌が勃発します。
ですから、この度のギリシャデフォルトの判断とCDSの有効性の判断は今後の世界金融経済恐慌を占う極めて重要なポイントなのです。
しかし、それ以前でも狂った金融構造は幾つもあります。
信じられないほどの世界詐欺構造が既に出来あがっています。
金融経済の詐欺構造の主な仕組を上げますと。
1. お金の仕組のサギ
2. 各国政府でなく中央銀行制度の紙幣発行のインチキ
3. 中央銀行と金融機関の信用創造のイカサマ
4. 基軸通貨=米ドルの金兌換停止と無価値化
5. マスコミによる情報隠蔽および世論誘導の強化
6. アンフェアな為替制度
7. 為替制度と先物市場にコントロールされる実物経済
8. エコノミック・ヒットマンによるCDS(金融核兵器)の創造と仕込み
9. 為替・先物市場に翻弄される不当な経済変動と格差の拡大
10. グローバリゼーションの欺瞞を世界に拡大
11. 自由市場制度という世界支配層のための市場
12. 金融支配層の傲慢
13. デリバティブ(金融派生商品)の拡散と偽金融膨張手段としてのレバレッジ
14. CDS=金融核爆弾の金融市場への拡散
15. 金融市場の博打化、モラルハザードの蔓延
16. 金融危機の勃発
17. 世界首脳および国際機関の無能と無作為
18. 世界各国国民の各政府への不満増大
19. CDS(金融核爆弾の爆発)による世界金融経済大恐慌の発生
20. 世界各国通貨、国債の大暴落
21. 世界金融・商品市場の崩壊、金融機関・企業の倒産ラッシュ
22. 世界貿易の凍結、物流・情報の停滞
23. 治安の悪化、食糧危機、暴動、各政府への反乱、内乱
24. FEMA(アメリカ)などの強権組織の市民の投獄と虐殺による強権支配
25. 世界中央銀行の出現、世界通貨の流通とその強制
26. 世界政府の出現と世界統治
27. 世界市民の奴隷化
28. 地球という名の牢獄
このように1〜18までは既に現実化しています。
そして、19以降が今後起こり得る世界支配層のシナリオです。現実は見事なまでにシナリオ通りになっています。(抜粋)
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