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ギリシャのパパンドレウ首相は先週EU首脳会談で決まったギリシャ支援策に関して「その是非を国民投票にかける」と宣言しました。
当然、欧州各国はこれにたいへん立腹しています。
なぜならレファレンダム(国民投票)で若しギリシャ支援策をギリシャ国民が却下すると折角根回しをした「秩序だったデフォルト」のシナリオが崩れ、ハチャメチャなデフォルトになる危険性があるからです。
その場合、たぶんギリシャはユーロ圏から脱退することを余儀なくされると思われます。(但しドイツとフランスがギリシャが一切の緊縮策を取らない場合でも支援すると腹を決めれば別ですけど。)
ギリシャ政府が敢えて国民投票でギリシャ支援策が却下されるリスクを冒してまでレファレンダムを決行しようとしている理由は現在の情勢では増税や緊縮財政案が支持を取り付けられないリスクがあるからです。
世論調査ではギリシャ国民の59%が先週のEU首脳会談で決まったギリシャ支援策に反対の立場を取っているそうです。
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■ギシャ最大野党が首相を批判−国民投票実施計画は「無謀」
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=a7H5MDXJRGuE
10月31日(ブルームバーグ):欧州首脳が先週合意したギリシャ債務危機封じ込めの包括策を国民投票にかけるというパパンドレウ首相の計画について、最大野党である新民主主義党(ND)スポークスマンのヤニス・ミケラキス氏は「無謀」だとし、ギリシャのEU加盟をリスクにさらすものだと批判した。
ミケラキス氏は31日にアテネのND事務所で配布した声明で、パパンドレウ首相は「欧州におけるギリシャの将来をコインのように宙に投げた」とし、「首相は危険で、退場しなければならない。今、選挙を行うという解決策がある。それが最も安全な国民投票だ」と語った。
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