http://www.asyura2.com/11/hasan73/msg/835.html
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http://www.mmc.co.jp/gold/market/toshima_t/2011/1091.html
欧州債務危機の材料も陳腐化してきた。欧州の寄合所帯がまとまるはずもなく、ギリシャが改心してキリギリス組からアリ組に転じることも民族性からして考えにくい。長期化は必至だ。ということはマーケットが飽きてくる。
そこで次の材料探しだが、ここは米国QE3と中国経済減速か。
欧州債務危機が米国に伝染中。(3年後には日本債務危機に伝染か。)
ツイストオペにもマーケットは踊らず。となれば これまでハードル高しと言われたQE3が再び視野に。
そして欧州銀行がバーゼル銀行規制を意識して資産削減に動くあおりで、新興国向け融資も削減。信用収縮の兆しが見え始めた。そうなると、中国もインフレ警戒のあまり引き締めすぎる(オーバーキル)とハードランディングになりかねず、銀行の準備率も一転引き下げる可能性が浮上。インフレと雇用の相反する政策目標の中で綱渡りが続く。締めすぎと緩めすぎの二つのリスクが共生する経済だ。
金価格再上昇のキッカケは やはりQE3再浮上と 中国がハードランディング回避のためインフレを容認するシナリオか。金価格は1700ドル台回復。(豊島逸夫)
★ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先物12月限は前日比ほぼ変わらずの1オンス=1747.20ドルで終了。前日までは5営業日続伸していた。週間では6.8%上昇と、2009年1月以来の大幅高。この日は一時1754ドルと、9月23日以来の高値を付ける場面もあった。(ブルームバーグ)
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■独首相:債務危機は1年でも解決せず・・借金棒引きはギリシャ限りで済む?
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920012&sid=a7Dr_2MrTddo
10月28日(ブルームバーグ):ドイツのメルケル首相は、ユーロ圏の債務危機が1年でも解決することはないとし、ギリシャに対し緊縮財政プログラムを堅持し、競争力回復への「決意を弱めない」よう求めた。
首相は28日、デッゲンドルフで与党キリスト教民主同盟(CDU)の党員に向けて演説し、ユーロ圏は「信頼感の危機」に直面しており、中国やインドが力強さを増す中で投資家から背を向けられる恐れがあると指摘。「今回の危機が1日で解決することはない。1年でも無理だ」と続けた。
さらに、財政支出は「もはやうまくいかない」とし、世界における欧州の競争力を弱めると説明した。その上で、「収入に応じて支出するすべを学ぶ必要がある」と述べた。
メルケル首相はギリシャの債務減免について、債務と財政赤字を削減させる条件の厳格化が伴わなければ、欧州ソブリン債全体に対する投資家の信頼感を損ねるリスクがあると指摘。アイルランドとポルトガルはギリシャと同様の支援措置を受けると期待すべきではないことを示唆した。
首相は「債務再編を容認する場合は、他の国が『われわれの債務も半分棒引きにして欲しい』などと言ってこないよう最大限の努力をしなければならない」と言明した。
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