http://www.asyura2.com/11/hasan73/msg/724.html
Tweet |
「1ドル=73円台」に現実味!ニッポン経済“崩壊”前夜
http://www.zakzak.co.jp/economy/investment/news/20111022/inv1110221434003-n1.htm
2011.10.22 夕刊フジ
一体どこまで上がるのか。“ハイパー円高”が日本を襲っている。21日のニューヨーク外国為替市場の円相場で一時1ドル=75円78銭まで急騰し、8月19日に付けた75円95銭の戦後最高値を約2カ月ぶりに更新した。市場では「73円台」の観測も流れる。これじゃ日本の輸出関連企業はメタメタだ。
円を一気に急上昇させた理由は、(1)欧州各国の債務問題への警戒感(2)景気が低迷する米国で追加緩和観測が高まった−のが大きな要因。一方で、26日のユーロ圏の首脳会議で欧州危機に対する包括策が最終合意に達するとの期待を材料にドルを売る動きが加速、債務問題を抱える対ユーロでなく、対ドルで円が上昇した。
「ユーロ各国の合意が難しく、市場の失望感が高まっている。米国の緩和を先取りしドル売り円買いが進んだ」。野村証券の木内登英チーフエコノミストはこう指摘する。
第一生命経済研究所の永浜利広主席エコノミストも「経常黒字国の日本の円が消去法的に買われている」と分析する。
しかし、為替市場やこの日一気に200ドル超値上がりした米株式市場では、市場関係者の間で欧州財政危機への過度な悲観論が後退し、「ドル買いの動きが巻き戻され、売りに転じた」との見方も広がった。
ロイター通信によると、ニューヨーク市場で大口のドル売りが出た後、76円の水準で邦銀からとみられるドル買いが入った。
ただ、市場では「73円台まで円高が進むのも間近」との観測は根強い。政府・日銀は、週明けの市場動向などを見ながら対応を検討する。
多額の資金が動く為替市場では、先進7カ国(G7)が東日本大震災後の今年3月に実施した円売り介入のような政策協調が不可欠。現在は円高に対する各国の危機感は共有されていないが、日本は急激な円高による産業空洞化の危機に直面している。単独でも円高阻止の姿勢を強く示す覚悟が必要なのだが…。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
- 下半期円相場1ドル=75円での推移は、国内製造業収益にとって約300億円プラス(日本総合研究所) あっしら 2011/10/23 03:41:13
(0)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。