http://www.asyura2.com/11/hasan73/msg/717.html
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日本経済の最大のネックは経営トップの稚拙な経営戦略,腐敗,裏社会の支配じゃないか。
株価の低迷を,円高のせいにして,自身の無能をエクスキューズ(excuse)している。
ゴーンは優れた世界戦略で,日産を見事に再生した。
円高は内部留保のある企業にとっては,価値ある企業を買収出来るまたと無いチャンスじゃないか。
ああ,それなのに,企業価値を見極める能力のない馬鹿経営者が,ただ指をくわえて
待っている。
経団連に巣食う無能経営者を一掃しないと,日本の再生はあり得ないだろう。
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/96d9771c2c93fea1b23236b658833ed1
以下 引用
大王製紙前会長105億円無担保借り入れ』
大手製紙メーカー『大王製紙』の井川意高前会長(47)東大法学部卒が自分の部下が役員などを務めるグループ企業から100億円以上を個人的に借り入れていたが、この融資は預金や不動産などの担保は設定されず、無担保で実施され融資の一部には関連企業を迂回して外資系の金融機関に送金されていた模様。
関井川前会長は『金は株やFX(外為証拠金取引)への投資に使った』『カジノは個人資産でやった』と説明したがラスベガスにも口座を開設して、マカオでは数十億円を賭博につぎ込んだ。
大王製紙側は前会長の借入金について『背任性が高い』と判断、会社法違反(特別背任)容疑で告訴する方針である。
井川前会長を取り巻く非日常的空間は裏カジノと薬物の『麻布・六本木』コネクションで酒井法子、押尾学、朝青龍を引退に追い込んだ川奈毅(元暴走族関東連合OB)、市川海老蔵を暴行した別の関東連合幹部の事件とも共通する裏社会と日本のエスタブリッシュメントの裏人脈。
この関東連合とは愚連隊(不良グループ)ではなくて暴力団直系で住吉会系列で著しく悪質であると言われている。
日本最大の暴力団である山口組が組織運営方針として薬物取引を禁止するなか、東京都港区赤坂に本拠を置く日本の博徒系指定暴力団住吉会は北朝鮮と武器や麻薬の取引を行っているが、同時に正反対の青バッジの『救う会』の主力メンバーでもありまったく相反する二足の草鞋を履いている。
また絶滅の危機に瀕する固有種の宝庫である尖閣諸島に無断上陸してヤギを放った日本青年社は矢張り『住吉会』暴力団系の右翼団体である。
『ケイマン島に消えたオリンパスの1200億円(13億ドル)』
ファイナンシャル・タイムズに因れば、今年4月にカメラ・医療画像診断機器メーカー大手オリンパス初の外国人社長に就任した英国人のマイケル・ウッドフォード(51歳)は、菊川会長から氏の指導力を称え『変革を受け入れる』よう全社員に指示して、解任2週間前にはCEO(最高経営責任者)に任命されたばかりである。
ところが、突如10月14日には日本のオリンパスを首になる。
ウッドフォード氏は日産のゴーンの様な落下傘社長ではなくて、30年前に欧州にあるオリンパス社傘下の手術器具会社のジュニアセールスマンから出発して最後は企業のトップに上り詰めたオリンパスを知り尽くした叩き上げの人物。
何がオリンパスに起きたのか。
ウッドフォード前社長は愛社精神でトップの立場から『内部告発』を行った模様である。
菊川会長らに自主的な辞任を求めたが逆に今月14日の取締り役員会で全会一致でCEOを解任される。
企業価格の4分の1に当たる13億ドルを失ったオリンパスを解任されたばかりの英国人社長はこのたび、同社の活動に関する証拠一式を英国の重大不正捜査局(SFO)に持ち込んだ。
今年7月、雑誌がオリンパスは2006〜08年に自分の仕事とは無関係な医療廃棄物処理、電子レンジ用調理器具、化粧品通販の国内企業3社の買収で過大な値段を払ったと報道。
今月14日オリンパス社長を解任された英国人マイケル・ウッドフォード氏によると調査したところ、事実は雑誌報道の通りでオリンパスはバラバラな3分野でほとんど無名の無関係な3社を買収、取り引き成立の1年以内に3社の評価額7億7300万ドルを76%も引き下げて減損処理していた。
(買収企業アルティス社の業績見通しを2006年〜2013年にかけて売上高が700倍に増えると予想されていた)
オリンパスが買収した3社の事業内容はバラバラだが同一の特別目的投資事業体(SPV)集団が株式を保有していた。
菊川会長は、『心配しなくていい。あなたは忙し過ぎるから、我々が対処する。』と、ウッドフォード社長に答えたという。
また、これ以外にもオリンパスは2008年の英医療機器メーカー『ジャイラス』の買収金額22億ドルの約3分の1に相当する総額6億8700万ドルを実体が無いケイマン諸島の幽霊企業AXAMに買収の謝礼として支払っている。
ウッドフォード氏は、『どんな基準で見ても、馬鹿げた金額だ』と語る。
オリンパスの社外監査法人KPMGは疑問を提起。KPMGは2009年3月期の『ジャイラス』の会計について、『会社の会計報告が真実かつ公正な概観を与えているかどうか意見をまとめられない』。AXAMについて『我々の見解では、適切な会計記録が保持されていなかった』と、限定付きの監査報告書を出す。
菊川会長は2カ月後『ジャイラス買収の取得価額配分と減損テストに関する重大な見解の相違』としてKPMGを監査法人から外したが、新たにオリンパスの監査法人となったアーンスト・アンド・ヤングも翌年、ジャイラスの会計報告に対して限定付き報告書を出した。
ウッドフォード前社長によりと、菊川会長ら役員が個人的に会社の資産を流用した特別背任は無いとしているのですから、正に正体不明の暗黒のブラックホールにオリンパスの13億ドルが吸い込まれたのでしょう。
社内ブラックホールを暴露した英国人マイケル・ウッドフォード社長は会社が首にしたが、会社や株主に膨大な損失を出しているのに企業トップが説明責任を放棄して内部告発した社長を解任するようでは会社としてのガバナンスを失い世も末である。
オリンパス株は14日に18%下落。17日にはさらに24%下げた。
18日の東京株式市場で前日比274円安( 18%)の1281円まで下落し、連日で年初来安値を更新。オリンパスの株価は半分近くに下落しているが株価が下げ止まらないが、イギリスのFT紙以外では日本側の大手マスコミで報じるものが無いとは情けなさ過ぎる。
(経済紙の日経以外では22日毎日新聞がオリンパスの株主である米投資会社が買収に関する質問状を出したと小さく報道)
『世界一不思議な日本のヤクザ事情』
警察の捜査資料が外部流出して、暴力団の関係者との親密な付き合いが発覚したコメディアンの島田紳助が引責で芸能界を引退に追い込まれた。
しかも録画されていた未放送番組までテレビ局が放送中止にする大騒ぎにまで発展している。
島田神助とは正反対に芸能事務所のヤクザ支配をからかった北野誠は、やはり同じ様に芸能界を永久追放になっているのですから、辻褄が合わない。(誠の追放はソウカが原因との説も)
神助は暴力団との親交が理由で追放されたが、ところが我が日本国では暴力団に対しては暴力団対策処置法等色々な規制は存在するのですが、暴力団の存在自体は完璧に『合法』なのです。
健康に害がある煙草は色々な規制があるが完璧に合法的な存在であり、それなら神助の追放理由とは、煙草業者との親密な付き合いがある芸能人と同一である。
煙草業者と付き合ったり宣伝したタレントを全員追放しないと整合性が無く、神助一人が悪いとの今回の話は、無茶苦茶で根本的に矛盾する話だと思いませんか。
神助ですが、今回に限れば一つも違法行為は行っていない。
何故なら、付き合った暴力団は日本国では非合法ではなくて、日本政府が認めた合法団体である。
神助は、合法団体との関係を問われたのですが、その発想自体がが無茶苦茶なのです。
ちなみに世界中で暴力団が合法化されていて、街中に組の事務所の看板が堂々と掲示されていたり暴力団構成員が組織のバッジを堂々と胸に付けて、自分が組員であることを誇示していても逮捕されないのは日本だけ。
これは例えるなら大麻吸引が合法化されているオランダの様な話ですね。
『麻薬の合法化と同じ、日本の暴力団合法化策』
被害も小さく習慣性が煙草よりも軽いとされている大麻(ソフトドラッグ)の合法化はオランダのように有り得ても、薬物中毒の危険性が高いハードドラッグ類を合法化している国は世界中に一カ国も無い。
日本のヤクザ合法化とは、正にこの絶対に有り得ないヘロインなどの麻薬解禁に近い話であり、世界中に例を見ない異常事態である。
この問題では『非合法化すれば地下に潜り、より悪質化する』との理屈で日本では規制は一応あるが存在自体は何の問題も問われない。
日本独特の無茶苦茶な屁理屈が世界に通用するなら、『ヘロインやコカイン、覚醒剤も非合法化すれば地下に潜り、より悪質化する』との話も、十分に成り立たつのですよ。
ですから日本の行っているヤクザの合法化とは、世界から見ればハードドラッグ解禁論と同じ理屈であり一方が正しければ、もう一方も間違いなく正しい事に成る。
しかし、どれほど理屈を述べようと危険なハードドラックの解禁は間違いであり、それなら同時に同じ理由で日本の危険な暴力団の合法化は根本的な大間違いですよ。
世界中で麻薬と暴力団は、色々な国や法律はあれど、ひつとの例外もなく『危険である』として禁止されている。
世界の常識では絶対に有り得ない、日本だけは合法状態なのです。
アメリカのマフィア組織、コロンビアのメデジンカルテルやカリカルテル、イタリアシチリア島のマフィアは世界的に有名であるが非合法組織であり、合法組織の日本のヤクザ程市民生活と密接には浸透していない。
日本のようなヤクザ組織合法化による、暴力団側のメリットは計り知れないほど大きい。
合法である日本では、堂々と警察の目の前でも脅迫が自由に行えるのですよ。
一言も脅迫的な言葉を発しなくても、暴力団のバッチや名刺の使用自体が強烈な無言の脅迫であるのです。
『お前ら、どかんか。こら〜ア!』と怒鳴るのは一番下のチンピラで見かけとは大違いでたいして怖くない。
その反対に、きんきらの菱の代紋の入った名刺を目の前に出され、『本当に素晴らしい奥様やお子さん方をお持ちですね、心から幸せそうで羨ましい限りです』と言葉遣い丁寧で礼儀正しく頭を下げられて、震え上がらない人は数少ない。
『長い歴史と伝統に根ざす悪弊』
何故日本だけ暴力団が違法組織ではなく合法であるかの謎ですが、
そもそも第二次世界大戦の戦勝国民の朝鮮人が闇市を支配したのを警察が暴力団を使って潰した歴史があり日本では警察組織と暴力団組織との癒着は根が深い。
そもそも日本国では警察と暴力団とは、江戸時代から十手持ちのヤクザの岡っ引きの伝統の通りで切っても切れない腐れ縁がある。
ヤクザと警察の相反する両者が、ほとんど一心同体の不思議な状態なのですね。
これは戦前では政友会と民政党の二大政党双方が関東の暴力団組織を糾合して、其々がヤクザ組織を中身は同じなのだが傘下の右翼政治組織に名称変更した歴史があり、異質な存在が仲良く共存するずぶずぶの関係なのです。
だから日本だけが、世界の趨勢に逆らって暴力団の合法化という摩訶不思議なことが行われる伝統があるのです。
幾ら長い腐れ縁があるとは言え、今はグローバルスタンダードの21世紀である。
未だに暴力団が合法では、恥ずかしくて世界に顔向け出来ない。
何故、いまだに昔の通り世界中で日本だけ暴力団が合法なのかの謎ですが、世界一法律を守る日本人なら世界基準(グローバルスタンダード)で非合法化したら即座に暴力団が日本からなくなるので、それでは警察が困るからでしょう。
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