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米欧の金融機関で資産売却の動きが加速しているようです。
欧州の銀行は自己資本比率の引き上げやドル資金の調達を狙って、米国内で資産売却
する動く一方、米銀も損失発生の懸念が強い欧州地域向けの債権を手放しているようです。
背景には、欧州債務危機によるドル不足があり欧州銀は市場から調達するよりも、保有する貸出債権などを売ってドルで代金を受け取るのが近道と判断しているもようです。(邦銀担当者)
また、欧州当局が銀行の自己資本比率引き上げを求めており、銀行の自力資本調達は難しく、同比率を高めるためには資産を圧縮せざるを得ない状況が加わっているようです。
今後、このような動きが続きますと、資産の投げ売りの“負の連鎖”が起き、債券やローン、株式など市場全体に波及する恐れがあります。
金融市場のメルトダウンが起きつつあります・・・。
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■独財務相、ギリシャデフォルトの可能性もはや排除せず−独紙
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920015&sid=aJHEwWfG9.Cs10
10月20日(ブルームバーグ):ドイツのショイブレ財務相は議会委員会メンバーに、ギリシャ債のヘアカット(債務減免)について銀行と協議する際にギリシャのデフォルト(債務不履行)の可能性をもはや排除しないと語った。ドイツ紙ハンデルスブラットが欧州問題の小委員会メンバーの話として報じた。
同紙はまた、欧州連合(EU)に近い複数の関係者の話を基に、
★EU加盟各国政府は銀行が減免幅拡大に同意すると考えていると報じた。他の選択肢はいずれもより負担が大きいことを銀行は認識しているという。
同紙によると、ドイツ銀行のヨゼフ・アッカーマン最高経営責任者(CEO)はブリュッセルで、債務危機解決の計画を提示した。銀行の自発的参加とギリシャ債の元本のほぼ50%の減免、救済基金の欧州金融安定ファシリティー(EFSF)のより効果的な活用などを含む案だという。
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■EFSFの資金注入受けた銀行は再編の対象に−指針草案
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920015&sid=a4SCDnjOIosc10
10月20日(ブルームバーグ): 銀行の資本増強の資金を各国政府が救済基金の欧州金融安定ファシリティー(EFSF)から借り入れることは最後の手段とし、このような資金を受け取った金融機関は分割や閉鎖など再編の対象とされなければならない。ブルームバーグ・ニュースが入手した草案によると、EFSF活用についての指針はこのように規定している。
★指針はさらに、資本増強にEFSFの資金を利用できる対象をシステムにとって重要な機関のみに定めている。指針は欧州ソブリン債危機対応とEFSFの機能拡充に関する7月21日の合意に準拠している
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