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ゴールドマンもついに赤字か
FRBの緩和の効果もあるが、ドル安もありアップルのような高付加価値の米国グローバル企業は強い
リスク資産はユーロ危機など世界景気後退懸念で悲惨
リスク回避の国債バブルはいつまで続くか
http://jp.wsj.com/Finance-Markets/Finance/node_327331/?nid=NLM20111019
ゴールドマンの7-9月期、3年ぶり赤字転落―株安が打撃
2011年 10月 19日 6:52 JST
【ニューヨーク】ゴールドマン・サックス・グループが18日発表した第3四半期(7-9月)決算は、純損益が3億9300万ドル(約302億円)の赤字に転落した。株式の評価損と債券の引き受けおよびディーリング業務収入の減少が響いた。
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Getty Images
ニューヨーク証券取引所
同四半期の純収入は35億9000万ドルで前年同期比60%減少、世界の資本市場が活気を取り戻すかに見え始めた第1四半期の119億ドルと比べると69%減った。
今期決算は同社の収益が、世界の資本市場動向に大きく影響されることを改めて示した。資本市場の取引が低調になるにつれ、純収入は3期連続で減少した。赤字転落は、同社が株式公開して以来世界金融危機の真っただ中だった2008年第4四半期以来の約3年ぶりとなる。
欧州債務危機と世界的な金融市場の乱高下で、今期は顧客の動きが鈍かった。決算発表の電話会見でデビッド・ビニア最高財務責任者(CFO)は「顧客が動き始めるとの決断がわが社の業績拡大の機会につながる」と語った。
さらに同CFOは世界的な金融規制が厳格化しているため目先の収益環境は厳しく、警戒が必要としながらも「中長期的には楽観視している」と述べた。また、収益改善の時期はまだ不透明だとし、同社が投資家ニーズにいかに的確に応えていくかにかかっているとの見方を明らかにした。
ゴールドマンの業績は他の大手金融機関以上に資本市場の動向に左右されているようだ。欧州向け投資で抱えた同社のネットのエクスポージャー(リスク資産への投融資)は約25億ドルに上り、これに対する懸念が今期の不透明感を増幅させたとビニアCFOは述べた。
同社の今期の1株当たりの損失は0.84ドルだった。トムソン・ロイターの事前予想では1株当たり0.16ドルの損失だった。純収入は43億ドルとの予想だった。
また総額約25億ドルに上る未公開企業や他の資産に対する投資の評価損が赤字転落の大きな要因となり、特に中国の商業銀行大手、中国工商銀行の株価下落で約10億ドルの評価損が痛手となった。この分がなければ、1株当たり0.76ドルの純利益となっていたとみられる。
債券・通貨・商品トレーディングの収入は前年同期比36%減の17億ドル。負債評価益の影響を除くと、やはり不調だった今年の第2四半期を実質7%下回った。証券引き受け業務の純収入は同61%減の2億5800万ドル、コンサルティング業務収入は同5%増の5億2300万ドルだった。一方、好調だった株式トレーディングは18%増の23億ドルだった。
http://jp.wsj.com/Business-Companies/Earnings/node_327338/?nid=NLM20111019
米アップルは18日、スマートフォン「iPhone(アイフォーン)」と多機能携帯端末「iPad(アイパッド)」の力強い販売を反映して、2011年度第4四半期(7-9月)の純利益が前年同期比54%増加したと発表した。
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Kevork Djansezian/Getty Images
ただ、時間外取引で同社株は業績がアナリスト予想を下回ったことを嫌気して5%下落し、401.34ドルとなった。同株は17日の通常取引で426.70ドルの最高値をつけていた。
最近その最新版が発売されたばかりのiPhoneは引き続き同社成長の主要な牽引役を果たしている。7〜9月の販売は1710万台で、前年同期比21%増加した。最新版「4S」は発売後3日間で400万台以上の販売を記録。同社としての過去最高を達成し、他のスマートフォンとの競争が激化するなかで、力強いスタートを切った。米国ではスプリント・ネクステルもiPhoneの販売を始めた。
通常控えめな業績見通しを示すことで知られるアップルは、12年度第1四半期(10-12月)の1株当たり利益が9.30ドル程度、売り上げが約370億ドル(2兆8000億円)になるとの見通しを示した。トムソン・ロイターによると、アナリストはそれぞれ9.01ドル、367億2000万ドルを予想している。
9月24日に終了した第4四半期の純利益は66億2000万ドル(1株当たり7.05ドル)で、前年同期の43億1000万ドル(4.64ドル)から拡大した。売上高は39%増の282億7000万ドル。うち海外分が63%を占めた。
同社は7月の時点で、1株当たり利益が5.50ドル、売上高が250億ドル程度になるとの見通しを示していた。アナリストの最新の予想はそれぞれ7.39ドル、約296億9000万ドルだった。
粗利益率は前年の36.9%から40.3%に上昇した。
iPadの販売数は1110万台で、1年前の3倍近くに達した。マッキントッシュ・コンピューター(マック)は26%増の490万台だった。
メディアプレーヤーの「iPod(アイポッド)」は27%減少した。ただ、iPodのユーザーが「iPod Touch(アイポッド・タッチ)」に流れていることから、数量が減っても平均販売価格が高くなるため、同部門は利益を被っているようだ。
同社の創業者で前最高経営責任者(CEO)のスティーブ・ジョブズ氏は膵臓がんとの闘いを長期間続けたあと、今月亡くなった。同氏の指揮の下で同社はiPodやiPhone、それにiPadなど画期的なヒット商品を出して、世界で最も力のあるテクノロジー企業の1つに成長した。同氏は8月にCEOのポストを外れた。
記者: Mark Gongloff
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