http://www.asyura2.com/11/hasan73/msg/660.html
Tweet |
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/
独のメルケル首相の報道官は以下のように指摘しており、金融市場を混乱させていす。
『23日のEU首脳会議で、ユーロ圏の債務危機解決に向け最終的な解決策がまとまるとの期待は非現実的であり、メルケル首相は、この包括的な策により、全てが月曜日までに解決されるとの「夢」は現実なものにはならず、こうした措置は来年まで続く長い道のりにおける重要な段階で、その後も更なる措置が続く』
との見方を示したとロイター電は伝えています。
この発言を受けて一斉にユーロも株も売られ、DAXは107ポイント下落、NYダウも200ドル下落となっています。
期待が先行していた中に一気に冷水を浴びせられたものですが、この発言の真意がどこにあるのか、今はまだ分かりませんが、もし、この発言度通りであれば、3段階破たんシナリオは前倒しになることになります。
即ち、10月に第一次危機が起こり、11月にヨーロッパのメガバンクが破たんし、12月に最終的な金融崩壊が市場を襲うというシナリオが「前倒し」されるようになります。
全ては23日にどのような合意がされるのか。
これに全てが掛っており、この23日に向けて今後物凄い調整がされることになります
********************
■資本増強50行指定へ
G20参加国の当局者によりますと、世界経済にとってシステム上重要であり資本増強の必要な銀行を最大50行
指定する方向で検討しているようです。
11月3−4日に行われるカンヌ首脳会議で公表される見通しで、監督当局は指定される銀行が資本増強を迫られるとの見通しを示しています。
銀行側では、資本規制の強化に対し、新規制によって融資が抑制され、経済成長は打撃を受ける(銀行幹部)と訴えており、対立が深まっています。
先日のG20財務相・中銀総裁会議で監督強化や国境を越えた解決策、資本基準の強化を通じてシステム上重要な金融機関が突き付ける、リスクを軽減する枠組みを承認したことを明らかにしています。
資本増強を迫られる金融機関には、さらなる金融規制が課せられることが検討されており、ますます金融業界の
再編・統合や金融市場の縮小が加速していくことになるでしょう…。
****************
■見せ金」が必要
http://blog.goo.ne.jp/msi021112/e/cc0235f606c7f222f25704626fa94333
週末のG20財務相・中央銀行総裁会議を経て、市場に多少の安心感が醸成されたのか・・というものの、いまだ一触即発ということになろう。
“ほころび”が見つかると・・・否、“ほころび”は目立つので・・・進行上浮上する問題など“致命傷に至るほころび”が表れると株などまた急落となりそうだ。
今回のG20は11月のG20サミットの地ならしという側面が強いが、それでもユーロ圏に対して進めるべき優先課題をあぶり出した効用はあったと思う。
銀行への資本注入は、一方でギリシャ問題は今のように“追い貸し”ではなく秩序だったデフォルトすなわち債務の一部減免を認めることで解決可能であり、支出削減だけでは対処できないということを間接的に認めたことになる。
銀行のいくつかは資本不足に陥るだろうし、その事実が市場の不安心理を掻き立てぬように手を尽くすことになる。そのためには財源不足では通用しないため、EFSFの機能回復や拡充策の決定を受け入れることになる。
★結局、市場を落ち着かせるには巨額の資金枠を準備し、それを「見せ金」にして安心させる以外になさそうだ。拡充を決めたばかりのEFSFだが、まだまだ不足ということになる。(亀井幸一郎)
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。