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日本の公共事業に外国企業が。外国の公共事業に日本企業が。一方、宝石のような町もできる。(新井信介「京の風」)
http://www.k2o.co.jp/blog2/2011/10/post-596.php
日本の公共事業に外国企業が。外国の公共事業に日本企業が。一方、宝石のような町もできる。
TPPで、すべての関税が撤廃される時、何が起きるか?
全業種で、すべての業務について、国境を越えた最適な組み合わせが模索されます。
公共事業についても、外国企業が日本の道路修復を行ったり、逆に、日本企業が海外の橋を架けに行ったり、あるいは、国境を越えて、多くの企業・専門家同士で連携するようになります。
ここでは、個々の企業や人間個人のもつ能力・スキル・経験が、誰にどのように評価されるか、あたかも、サッカー選手とその所属クラブのような関係になるでしょう。
一方、自由競争が広がる反面、自分の独自性を強烈に打ち出す地域も現われます。何にこだわるかは、その地域に暮らす住民自身が決めることで、それは、国家に依存せず、世界中から、その趣旨に賛同者を募り、支援を引き付けながら存続するでしょう。
その地域をまとめるのは、単なる利益ではなく、地域に対する愛情にほかなりません。
たとえば、工場は完全にゼロエミッションで自然の風景の中に隠れさせ、道路では自動販売機が禁止され、全ての電力を地域内の小電力発電でまかない、手作りの農作物とその加工品、みやげ物、そして、定期的に開かれる芸能の催しで、国内外から人を引き付け、サービス業と観光業で発展する。
私が、最近、気になっていること。
明治維新の「文明開化」以後、完全に日本人が忘れてしまったこと。それは、 静寂 の持つ魅力です。
エンジン音、モーター音、機械音など、 本来の自然環境になかった音が巷にあふれていることで、私たちは、花鳥風月の多くのつながりを、忘れています。その上、とんでもないくらいの量の電磁波が飛んでいます。
太古の直感やインスピレーションに替わって、現在のIT技術が高度化して、多くの真実を伝え合うことは、ウソのない信頼関係を構築するに、有効です。しかし、これは、まず、信頼関係が成立していることが先決です。
日本の公共事業など、政府発注事業が、国際競争以前に、国内でも特定業者だけに守られているのは、おかしな話です。 しかも、随意契約が多く、その内容をきちんと検証することもないまま、既得権として固定されている。
「公」は、固定ではなく、時代と共に、その姿も、あり方も変わっていきます。
「公」を決めるのは、有権者です。つまり、私たちです。 地球全体の中から、「これは使える、参考にしていい、もっと教えてもらおう」を、どんどん、取り入れていくことが、町(生活域)を活性化させていきます。
日本の文化(おまつり、料理、縁日、墓参り、など)は、どんどん、海外からも歓迎されるし、このときは、私たちは、先生になれます。
さて、TPPやグルーバリズムを考える時、「文化」が壊れるという主張がありますが、戦後の過剰な利益追求が、地域の風土と、地域の文化を、壊したことを忘れていけません。
チェーン店、パチンコ屋、大型ショッピングセンターが、どれほど、地域社会を壊してきたか。
昔に戻すのではなく、地球全体で見て、自分たちの暮らす地域を、如何に魅力的にするか? この視点で見直すこと。その上で、海外の人との連携も考えましょう。
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