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オリンパス前社長(英国人)解任の本当の理由・・海外紙に劣る国内メディアの報道 日経は? 
http://www.asyura2.com/11/hasan73/msg/657.html
投稿者 尚林寺 日時 2011 年 10 月 18 日 09:01:34: JaTjL5JPya4go
 

http://sekaitabi.com/olympus.html

私は、オリンパスの全社長(英国人)が解任された時の日本でのニュースを見て、これは何か怪しいとすぐに感じた。そこに書いてあった理由は「社内の秩序を乱す」「日本風土が理解されなかった」というものだった。

最初に日本で報道されたニュース
オリンパス:社長電撃解任 経営迷走ぶり露呈 市場は不安視(毎日)
オリンパス、英国人社長を解任=在任半年で―経営手法食い違い(朝日)
「日本人と違った」…オリンパスが社長を解職(読売)
オリンパス菊川会長「文化の壁超えられない」(日経)

***一部引用:
「コミュニケーションや文化の壁を打破できなかった。日本の経営文化も理解されなかった」。社長を兼務することになった菊川剛会長(70)は、14日の記者会見で解任理由をこう説明した。
菊川会長ら他の経営陣は、ウッドフォード氏が映像や医療など各部門の責任者を飛び越し、部下に直接指示をしたことなどを問題視。菊川会長は「組織の意思決定を無視して独断で経営を進めた」と厳しく批判した。
この記事を読んで、私は「変」「怪しい」とすぐに思った。上記に書いたような内容は、世界に展開する国際企業における、それもCEOというポジションの解任理由とはなりえないもの。
それが平社員というのならばまだわかるとしても、CEOというポジションに着いた者を解任する理由としては、明らかにおかしいと感じたからだ。
私も違和感をその時にツイートしている。
(https://twitter.com/#!/junna311/status/124754589940596736)


不正追及したから、とまではわからなかったが、「怪しい」と思ったのは確かだ。「経営陣を通り越して指示」とあったことから、「経営陣に何か致命的なことでもあったのだろう」と感じたのです。
その後、色々忙しかったこともありこの件に関しては特に追求していなかったのですが、後から、日本で報じられた内容と、英国にて報じられた内容が、明らかに違っていたことがわかりました。


***オリンパス、解任のウッドフォード氏が真相を語る
ウッドフォード氏は、英ファイナンシャルタイムズ紙に、解任の真相を報じた。
以下は、ウッドフォード氏が[英ファイナンシャルタイムズ紙]に語った原文の和訳記事。

オリンパスのCEO(最高経営責任者)を解任された英国人のマイケル・ウッドフォード氏は、概して臆病な日本の企業文化を知らないわけではなかった。
何しろ、51歳のウッドフォード氏は30年間オリンパスに勤め、欧州にある同社傘下の手術器具会社のジュニアセールスマンからトップに上り詰めた人物だ。
だが、今年4月にオリンパス初の外国人社長に就任してから、同氏はずっと問題にぶつかるリスクを犯していた。

ウッドフォード氏は5月に行った本紙(英フィナンシャル・タイムズ)とのインタビューで、自身を「(議論のためにあえて反対意見を述べる)悪魔の代弁者」と評し、従業員が上司の意見に疑いを差し挟んだり、数十年続く商慣行に異論を唱えたりすることを恐れる組織を刷新したいと語っていた。

「調和と合意は時と場合によっては適切だが、厳しい精査と異論を述べることは、より良い意思決定につながる」。ウッドフォード氏はこう述べていた。「(人と)対峙できなければならない」
ウッドフォード氏が、自分が説いてきたことを実践したために解任されたことは明白なように思える。もっとも、ウッドフォード氏と同僚たちとの対峙の本質については、両者の言い分が異なる。

オリンパスによると、問題は文化と経営スタイルにまつわるものだ。菊川剛会長は記者会見で、ウッドフォード氏は、オリンパスの指揮系統に従って事業担当役員に指示するのではなく、現場へ直接指示を出し、他の取締役や幹部を混乱させたと述べた。
ウッドフォード氏本人は、儀礼や慣習よりもずっと具体的で憂慮すべき問題を巡って、同僚たちと衝突したと話している。トップの立場から「内部告発」を行ったためだという。

今年7月、日本の雑誌が、オリンパスは2006〜08年に行った国内企業3社の買収で過大な値段を払ったとする記事を掲載し、同社のために買収を取りまとめた投資ファンドで不適切な取引が行われていたことを示唆した。
ウッドフォード氏が記事について菊川会長やほかの取締役に質問すると、同氏は「心配しなくていい。あなたは忙し過ぎるから、我々が対処する」と言われたという。オリンパスは問題の記事で、疑惑を否定している。

ウッドフォード氏の話では、彼はその後も問題を追及したが、彼が得た答えは曖昧で、具体性を欠いていた。同氏はいろいろ調べていく過程で、2008年の英医療機器メーカー、ジャイラスの買収に絡んだファイナンシャルアドバイザーへの多額の支払いについて懸念を抱くようになったという。

本人の話によると、ウッドフォード氏は、オリンパスが総額6億8700万ドル――22億ドルの買収金額の約3分の1に相当する額――を、同社が最終的な所有者を確認していない、ケイマン諸島に登記されている会社AXAMに支払ったことを発見した。「どんな基準で見ても、馬鹿げた金額だ」と同氏は主張する。

オリンパスは、「開示が必要な情報はすべて開示した」とだけ述べ、ウッドフォード氏の主張に対するコメントは拒んだ。オリンパスの社内監査委員会が2009年に委託した報告書では、取締役による不適切な行為や受託者責任の違反行為を示す証拠は見つからなかった。

だが、FTが目にした書類によると、オリンパスの社外監査法人だったKPMGは、疑問を提起している。KPMGは2009年3月期のジャイラスの会計について、「会社の会計報告が真実かつ公正な概観を与えているかどうか意見をまとめられない」と述べ、限定付きの監査報告書を出した。

さらに、AXAMが保有している高利回りの優先株に言及し、「我々の見解では、適切な会計記録が保持されていなかった」と付け加えている。
その2カ月後、オリンパスは契約期間の満了に伴って、KPMGを監査法人から外した。本紙が確認したウッドフォード氏宛ての手紙で、菊川会長は「ジャイラス買収の取得価額配分と減損テストに関する重大な見解の相違」を理由に挙げていた。

KPMGは、2009年5月までオリンパスの監査法人だったことは認めたが、それ以上のコメントは拒んだ。
監査法人の交代にもかかわらず、新たにオリンパスの監査法人となったアーンスト・アンド・ヤングも翌年、ジャイラスの会計報告に対して限定付き報告書を出した。
ウッドフォード氏は、独立した調査を行うために、別の会計大手プライスウォーターハウスクーパース(PwC)を起用したと言う。

PwCの報告書は、AXAMに対して行われた支払いを確認したが、同社はAXAMの所有者を見つけられず、米国代表として登録されている男性――ウッドフォード氏によると、オリンパスが正式に与えられていた唯一の名前――の居所を突き止めることもできなかったという。


****こちらはブルームバーグの記事
オリンパスは英社買収の顧問料で調査を、当局が関心も−外部報告書より一部引用
10月17日(ブルームバーグ):先週末に英国人社長を解任したオリンパスは2008年の英医療機器会社ジャイラス買収で支払った顧問料に関し十分な調査を進めるべきだとする報告書を、外部の監査事務所がまとめていたことが分かった。当時のオリンパスのリスク管理や手続きのあり方が金融・検察当局の調査を招く可能性があるためとしている。ブルームバーグが16日、この文書を入手した。

報告書が問題視したのは、ファイナンシャルアドバイザー(FA)を務めたケイマン諸島の企業への支払い。AXAMインベンツメンツなどFA2社に支払われた報酬は、買収総額9億3500万ポンド(当時2150億円)の36%に膨らんだ。報酬は買収額に含まれていない。

また、ブルームバーグが別に入手したウッドフォード氏の書簡によると、06−08年にオリンパスが計7億7300万ドルを投じた非公開企業3社の買収に関しては、その後になって投資額の約8割に当たる計5億8600万ドルの減損処理が行われている。
同氏は買収対象となった3社は、オリンパスの主要業務と関連がほとんどない「化粧クリームやタッパーウェアの製造会社」だと指摘。当時の経営陣が「一体何をしていたのか」と批判している。

同社広報担当の藤原康俊氏は16日夜、文書の信ぴょう性について「現時点で事実確認は出来ない。ただし、ジャイラス買収に関する情報開示はすべて適切に行った」と語った。
ブルームバーグは経営陣にも取材を試みた。森久志副社長は、報告書は「推測に基づくもの」とした上で「うかつに社内のことを外に話すわけにはいかない」と語った。ウッドフォード氏解任で社長も兼務している菊川剛会長から回答は得られなかった。

★なぜ、本人に取材をしたり、不正疑惑に関して追求しているメディアが外国メディアばかりなんでしょう?日本のメディアは終わってます。機能をまったく果たしていません。もっとも、今回の原発事故でわかりきったことではありますが。

•オリンパス・日本メディア⇒文化の違いを超えられなかったため解任
•英ファイナンシャルタイムズ⇒会長の不正行為を追求したため解任

★もう、日本のメディアでは真実を知ることはできなくなったことが、これでまた新たに証明されてしまった。メディアとしての機能をもう果たしていない。
もっとも、不正がまかりとおること、不正疑惑を目にしても知らぬ存ぜぬで触れないことが日本の文化であるなら、確かに「腐った文化を理解できなかった」のだろう。
不正天国の日本ではまっとうな仕事をすると解任されてしまうということだ。
さすが、エコノミックアニマル大国・ジャパンである。何を言わんや。
オリンパスのブラックぶりは、今回が初めてではなかった
このニュースを目にしたことで新しく知ったのですが、オリンパスでは過去にも不正があったのです。内部告発をしようとして通報した方が、不当配属をされるなどの処遇をされたというものです。

****「成果主義が報復の道具に」 オリンパス公益通報訴訟の濱田さん
オリンパス社員の濱田正晴さんは、コンプライアンス室への内部通報をきっかけに、15年の営業職キャリアを無視した配転を強いられた。
営業販促の管理職候補として推薦を受けたこともあったが、50歳を目前に新入社員と同じところからキャリアの積み直しとなり、不可能な目標を設定され、出社ゼロの社員の半分という低評価まで下された。
これまでのキャリアを奪われた不利益は大きいが、配転無効を求めた訴訟で裁判所は「配転による不利益はわずか」と判断。濱田さんは、「報復に利用されるような不完全な成果主義は問題だ」と主張する。
(中略)
光学機器メーカー、オリンパス(東京都新宿区)に勤める濱田正晴さん(49)は2007年6月、当時の上司が、取引先の機密情報を知る社員を引き抜こうとしていることを知り、同社の手続きに従ってコンプライアンス室に内部通報した。
ところが同室長は、濱田さんが通報者であることを上司らや人事部長に漏洩。その後まもなく、15年の営業職キャリアとは異なる「最先端技術探索研究職」というポジションへの配転を強いられた。
濱田さんは、配転命令は通報者の不利益な取り扱いを禁じた公益通報者保護法に違反するなどとして、08年2月、配転命令の無効確認と精神的被害などに対する慰謝料1000万円の支払いを求めて、会社と当時の上司2名を東京地裁(田中一隆裁判官)に提訴した。
しかし2010年1月、通報は「公益通報に当たらない」と判断され完全敗訴。公益通報者保護法による司法判断は、社内コンプライアンス室への通報とは、会社側の行為がどのような法令に違反するおそれがあるか、誰のどのような利益を損なうのかを明らかすることを、通報者に求める内容だった。
また、東京地裁は、配転によって濱田さんが受けた不利益は、「賞与減額分の約24万円など不利益はわずかなもの」と認定。しかし、オリンパスは1998(平成10)年度に年齢給を完全廃止し、職能給に一本化。労使協定による労働条件へと、変更している。

成果主義に一本化された評価制度下で、15年のキャリアと無関係な部署に配転させられることが、本当にわずかな損失と言えるのか。
濱田さんは「成果主義には、恣意的な評価を可能にする問題があることは、社内でもこれまでに指摘されていた」「内部通報や内部告発を萎縮させる道具となり得る制度」と主張する。
また、オリンパスが自社の人事制度や運用ルールを否定した人事考課をおこなうことで、内部通報者に対して陰湿な報復をしている、とも訴えた。

****内部通報者を不当に処遇するオリンパスに鉄槌
報道によると、「営業秘密を知る取引先の社員を引き抜くのは会社の信用を失わせる」と考え、上司や社内のコンプライアンス(法令、規範順守)室に通報した社員に対し、オリンパス社は、それまでの営業職と異なる調査研究業務や、品質保証の勉強をさせる配置転換を行い、しかも品質保証部門への配転後に「浜田君教育計画」と題した書類を渡し、初歩のテキストを勉強させ続けたという。

これに対して一審は、配転による不利益がごくわずかだという理由で請求を棄却した。今日、東京高裁は、一審・東京地裁判決を変更し、配転命令が無効だとする逆転判決で、オリンパス社側に220万円の賠償も命じた。
報道のみで判決文はまだ見ることができないが、少なくとも上記報道を前提にすれば、オリンパスはひどいブラック企業だ。

コンプライアンス室とかいうのを設けているのがお笑い種で、東電の違法行為を東電職員から通報された国の機関がその職員名を東電に伝えるということがかつてあったが、それと同じくらいひどいレベルだ。

このブラック企業が、訴訟で負けたからといって真摯に受け止めて方針を変えるとは思えず、原告浜田さんの戦いはなおも続くのではないかと心配になってくる。
ブラック疑いが濃厚なオリンパス会長の、CEO解任に関するデタラメなコメント:
「各事業部門のトップを越えて直接現場に指示を下すなど、組織の意思決定を無視した独断専横的な経営判断で、一刻の猶予もなかった」「オリンパスの企業風土や経営スタイル、日本文化を理解してもらえなかった」、「欧米人と日本人の違いが見抜けなかった」

適切に翻訳すると、
★不正な買収を追求され、バレては困るので、一刻の猶予もなく解任しました。
ということである。
「独断的な経営判断」という理由が「一刻の猶予もない解任」などとなるわけがない。これだけでもおかしいのに、追求したり調べたりしないマスコミもマスコミだ。

オリンパスは、こんなにもひどい会社だったのです。当然ですね。トップからして腐ってるのですから。今回このようになったことも、不正をして人を苦しめたことに対する、バチが当たるようにできていたのでしょう。株価など暴落して当然である。

こんな腐った企業、正しいことをする者を退け、不正をまかり通して私腹を肥やすようなこんな企業は、さっさと潰れてしまえばいいんです。吐き気がする。
社員の方も、まっとうな方であるならば、こんな不正・犯罪行為をする企業であったと気づくことができて幸いってものでしょう。

ただ怖いのは、このような日本企業は氷山の一角かもしれないということである。大企業なんて、程度の差さえあれど、どこも似たようなところはある。特に日本の大企業はモラルに欠けていることが多いし、不正だらけだ。東電、雪印、日本ハム、日本製粉、出てくる出てくる。

今後も、もし日本で外国人社長や役員などが、不可解な解雇のされ方をしたら、何か不正でもされているのではないか、という見方をする方が確実かもです。
 

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コメント
 
01. 2011年10月18日 16:56:48: y2UYF1WZ2I
怪しい買収をしくんでおいて、それを暴く社長を送り込む。

そういうシナリオがあったかも。

社長就任後わずか数ヶ月で前任者を窮地に陥れる、否刑務所に送り込む可能性の高い摘発をするなど、それこそ尋常ではない。英米人であれば自分の生殺与奪を握っている人々には絶対に逆らわないで文字通りごまをすりまくって点を稼ぐのが常識。自分の人事権を握る人々を超えた権威を持つ筋からの指示だったはずだ。最初の1年くらいは様子を見るだろう。

限りなく臭いね


02. 2011年10月18日 18:02:09: y2UYF1WZ2I
それからこのニュースが表に出れば株価が急落することは火を見るよりも明らかだったのだから、先売りしてたヘッジファンドか何かがあったんじゃないか

03. 2011年10月18日 20:02:32: 33W9YaLIRs
虚偽決算から上場廃止にでもなれば、泣いて喜ぶ勢力がいるのかも知れない。オリンパス・イメージングは大して貢献していないんだが、内視鏡関連と医療関係のシェアは圧倒的なものがある。外資が捨て値で手に入れたなら、イメージングのカメラ事業は切り捨てられる運命なのかと。その場合、パナソニックに吸収されて捨てられた三洋の末路が瞼に浮かぶ。フォーサーズ規格を提唱した時点までは時代の先端を行っていたと思う。しかし、パナソニックの参入を受けて、マイクロフォーサーズではむしろ後塵を拝する辺りは見ていられなかった。イメージングの光学事業はパナに売られ、優れた技術者は継続雇用されようが、管理部門は無用である。株価の暴落はそこまで見込んでいると思う。7月頃から月刊FACTAの告発があり、質問状が提出されていたのである。ウッドフォード氏の登場はその後の話だから、菊川が賢ければ登用しなければいいだけのこと。日本人社員なら泥水を飲めといえば喜んで飲む。英国人だから、問題に直面して調査を始めただけのこと。そうでないと彼のキャリアに傷がつく。臭いものに蓋というのでは市場のルールに反している。

04. ホツマツタエ 2011年12月10日 14:39:53: zfsfGWn5Knz42 : rH9h6sdK7g
オリンパス敗訴で明らかになった女弁護士のブラック過ぎる手口
http://www.cyzo.com/2011/09/post_8463.html

<一部抜粋>

「人事部の人間からしつこく『産業医に診てもらえ』と異常なまでに強要され、最後にはストーカーのように追いかけまわされたんです!」

 精密機械大手のオリンパス(東京都新宿区)の社員Hさんが、上司の非合法行為を内部通報したために配置転換されたと訴えた裁判で8月31日、東京高裁がオリンパス社の配置転換を無効とし、同社の行為は違法として220万円の損害賠償を命じた事件。判決後の会見でHさんが発した冒頭のコメントに、会場にいた支援者のひとりがこう続けた。

「オリンパスは産業医を使ってHさんを精神異常者に仕立て上げようとしたんですよ。手口がブラック過ぎます!」

 意味深な発言にざわめく会見場。今回の判決で浮かび上がった大手法律事務所のブラック過ぎる手口とは何なのか。

今回の「オリンパス訴訟」を詳しく知るある人物がその手口を説明する。

「悪質な企業では、会社にとって都合のよくない社員に対して『精神的なケアをする』との名目で、会社お抱えの産業医に診断をさせるんです。この産業医が会社とグルで、その社員を『君は精神分裂症だ』『重度のウツなので治療が必要』などと診断し、精神病院へ措置入院させたり、合法的に解雇してしまい、事実が隠蔽されてしまう。過去にセクハラを訴えた多くのOLなどがこの手口で社会的に抹殺されていますし、今回のHさんもそのひとりの疑いがあります」

 つまり、一部の大手企業では、「裏コンプライアンス・マニュアル」として産業医を活用したブラックな手口が常態化しており、オリンパス社もそのひとつである疑いが強いのだという。


オリンパス事件は氷山の一角 現役産業医が語る「リアルでブラックなクビ切り術」
http://www.cyzo.com/2011/10/post_8912.html

<一部抜粋>

また、本サイトで報じた「集団ストーカー」でターゲットを追い込む手口については、実際にストーキングチームに加わり逆に精神を病んだという人物から、個人的に相談を受けた経験があるとして、「一部には存在する」と言う。

「私が相談を受けた集団ストーカーは、かなり大手の外資系会計事務所の法務部が、ある宗教団体の行動部隊へ委託して行われたという、かなり悪質な一件でした。信じ難いことですが、一部の教団にはそういう"業務"を請け負う部隊があり、各企業の法務部とパイプを構築しているのです。裏仕事を暴力団に頼むのと構図は同じです。しかもそのときは、顧問弁護を務めていた女性弁護士も承知していたというのだからひどい話です。道ですれ違いざまに『山田一郎(仮名)、死ね』とささやいたり、ホームの対面からじっと視線を合わせたりするわけです。ノイローゼになって産業医に相談に行くと、『最近、人の視線が気になりませんか』とか、『幻聴は聞こえますか』と誘導する。で、私に相談してきたのは、その集団ストーカーをしたひとり。『上からの指示でこんなことをしたが、もうやりたくない、死にたい』とメールで泣きついてきました。やる方もこたえる。負の連鎖ですよ」

 引き受ける教団も教団なら、そんなところへ"業務"として下ろす企業も企業。ここまでブラックな手法が一部の大手企業で常態化していた事実に驚くしかない。


欧州の小国に消えたオリンパスの闇金
http://media.yucasee.jp/posts/index/9730

20年以上にも渡って続けられてきた光学機器メーカー「オリンパス」の損失隠し。その舞台に欧州のオフショアとして、当時としてはあまりに日本では馴染みの薄いリヒテンシュタイン公国の銀行が顔を出す。世界最高レベルの秘密守秘が徹底されている「LGT」を使用しており、関係者は「よほど隠したい性質の資金だったのだろう」と話し、オリンパスがいかに隠し通したかったうかがい知ることができる。

政治マネー、宗教マネーもうごめく口座へ?
 オリンパスの2000年の有価証券報告書に「LGT Portfolio Management (Cayman) LTD. (以下省略)」なるファンドの名前が出てくる。これが、プライベートバンク「LGT(リヒテンシュタイン・グローバル・トラスト)」と接点を持った記録として残っている。

 リヒテンシュタインとは、スイスとオーストリアに挟まれた立地で、人口よりも海外から設立された法人の方が多いという珍しい小国だ。その中で最も有名なプライベートバンクがLGTなのだ。

 同公国皇太子ハンス・アダム2世がオーナーで、そして守秘性の高さでは群を抜いていることから、スイスのプライベートバンク経由で富裕層資金が大量に流れ込む先でもあった。そうした、知る人ぞ知る存在だったのだ。

 「銀行自体はリヒテンシュタインでは一番信頼性があり、業務としては問題ありませんし、今は日本でもまっとうに業務をしていると聞きます」と、海外在住のプライベートバンカーが説明する。

 オリンパスの損失規模は約2000億円ともされているが、LGTにはその1割弱にあたる約150億円を出資している。だが「昔なら、普通はスイス止まりです。だから、客層はスイスに比べると良くないようで、宗教関係とか、政治関連もあると聞いています」(同)というように、とにかく表に出したくないお金だったことがよくわかる。

 日本でLGTを使う人は当時としてはまれな存在。では、誰がオリンパスとLGTとを結びつけたのか。


20年前、素人は使わなかったスキーム
http://media.yucasee.jp/posts/index/9730/2

 LGTは現在、日本では投資顧問業として金融庁の登録を受けて営業しているが、当時は規制も緩いもので、東京・六本木の高層ビルにオフィスを構えて、数人のエージェントが活動していたという。

 全国紙社会部記者によると、ここには当時、オリンパスと深い関係にある「ITX」幹部の弟(元野村証券)が在籍していたという。この野村OBが、今回の損失隠しスキームのカギを握るとされる人物の一人であるという。現在は飲食産業を生業とし、銀座の高級バーなどのプロデュースなども行っているようだが、海外投資スキームの“素人”であるオリンパス経営陣を指南するのはたやすいことだったろう。

 当時の日本のLGTを知る人物は「付き合いはありませんが、正直、どこから来たんだ、という怪しいエージェントもいたと聞きます。また、顧客でも、昔からリヒテンシュタインを使う人は普通ではありません。マネーロンダリング、もしくは脱税という目的の顧客も多かったでしょうから…」という。

 現在では、LGTがシステム開発の社員が銀行とトラブルを起こし、顧客データを大量に盗んでドイツの税務当局に売却。帝京大学の元総長の相続遺産があることも発覚するなど、手の内も明らかになってきている。ただ、当時としては、ほとんどの日本人が知らない手法を駆使していたため、20年以上も隠し続けることができたのだろうか。

 同社は、第三者委員会がきょう6日にも調査結果を発表するとしている。誰が何をどうやったのか、損失隠しのスキームが明らかにされる。


“暴落”オリンパス株で利益20億円超…ゴールドマン凄すぎる手口
http://www.zakzak.co.jp/economy/investment/news/20111115/inv1111151226002-n1.htm

<一部抜粋>

 この1カ月、オリンパス株の暴落で多くの株主が損失を抱えたが、世界最強の投資銀行と呼ばれる米ゴールドマン・サックスはひと味違った。株価の下落でも儲かる「空売り」をいち早く仕掛け、底打ち直前に買い戻すという売買を神業のようなタイミングで実行した。一連の取引で22億円前後の利益を上げたという計算もできる。その凄すぎる手口とは?

 オリンパスをめぐる騒動の発端は10月14日、マイケル・ウッドフォード氏(51)が突如、社長を解任されたことだった。ゴールドマンはその前日の13日、オリンパス株を約83万株空売りしている。同日の終値2482円で計算すると20億円超の売りを一気に出したことになる。

 空売りとは株を持たずに、ほかから借りてきて売却すること。株価の下落が予測されるときに使う手法で、値下がりした際に買い戻すことで、その差額が利益となる。

 東京証券取引所は証券会社などが空売りした銘柄や株数の残高を日々公表している。それをみると、ゴールドマンは13日以降、一定程度買い戻しながらも、空売りを増やし続けている。

 この手口について、ある国内証券マンは「ウッドフォード氏が経営陣を告発するのを聞いて、事態は深刻ということで、どんどん売りを増やしていった印象だ」と解説する。


11/01 15:00 オリンパス 「第三者委員会」設置
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120111101037285.pdf

【7733】オリンパス53【打倒な株価は613円】
http://logsoku.com/thread/kamome.2ch.net/livemarket1/1320126789/
<一部抜粋>

245 名前:山師さん@トレード中[sage] 投稿日:2011/11/01(火) 18:06:29.16 ID:2LQEhHH80
甲斐中辰夫…元最高裁判事,元検事
中込 秀樹…元高裁長官,元裁判官
有田 知コ…高検検事長,元検事
須藤  修…西村あさひのあさひの創設者,企業法務の弁護士
片山 英二…企業法務の弁護士

大物を揃えましたって感じか

250 名前:山師さん@トレード中[] 投稿日:2011/11/01(火) 18:17:16.59 ID:e3KvVBfW0
甲斐中辰夫(白川勝彦秘書の名誉毀損事件で創価学会勝訴判決を出した裁判官)
中込秀樹(創価学会本部の信濃町にある大東文化法科大学院の教員)
有田知徳(中央大学卒。中央大学がある八王子は創価学会員が多い。創価大学もある。)
須藤修(ニイウスコーを弁護した弁護士。ニイウスコーは日本IBM出身の創価が多い。)
片山英二(倒産会社の日本航空(稲盛社長の奥さんは朝鮮人の朝子さん)から
月に580万円もの報酬を受け取っていた。)
滝口勝昭(トーマツ出身。トーマツは創価・朝鮮系で有名。)

252 名前:山師さん@トレード中[sage] 投稿日:2011/11/01(火) 18:22:39.02 ID:yWCvC+9u0
>>250
このメンバーだったら、「白」判定が出てくるってことでしょうか?
じゃあ、明日から買わないと危ないってことなのか?
まぁ、全力でやらずに様子見しておこう。

255 名前:山師さん@トレード中[] 投稿日:2011/11/01(火) 18:28:41.60 ID:e3KvVBfW0
おそらくオリンパスITXの翼システム買収だけは隠そうという第三者委員会だと思うよ。
翼システムを多額な金で買収したときに、金は梁山泊グループを通じて
朝鮮半島に送金されたんだろうと言われていたから。


オリンパス“不正のキーマン”消されたのか!飛び交う憶測
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20111208/dms1112081123006-n1.htm

<一部抜粋>

 巨額の損失隠し問題に揺れるオリンパスの高山修一社長は7日、第三者委員会の調査報告を受けて記者会見し、早ければ2月にも現経営陣が総退陣する方針を表明した。旧経営陣に対しては「刑事告発を検討している」という。そんななか注目されているのが、損失隠しのスキーム作成にかかわったとされる金融マンの消息。問題の発覚以降、「所在がつかめていない」(第三者委員会)というのだ。関係者の間では不穏な情報も飛び交い始めている。

 所在不明となっているのは、野村証券OBの金融マン、佐川肇氏。問題となっている、2008年の医療機器メーカー、ジャイラス社の買収で、オリンパスのFA(ファイナンシャルアドバイザー)を務めた人物だ。

 オリンパスは、1000億円超の巨額買収を仕掛けることで、1990年代初頭から膨れ上がった損失を隠蔽。佐川氏が代表をつとめた投資助言会社、アクシーズ・アメリカは、約660億円もの巨額報酬を手にした。

 「菊川剛前会長ら前経営陣とともに、損失隠しスキーム作成とその運用にかかわったと指摘されているのは、いずれも野村証券OBの3人の金融マン。佐川氏はそのうちの1人で、捜査機関も今回の不祥事のキーマンとみて調べています」(捜査関係者)

 ところが、この重要人物の行方が、不祥事の発覚以降、わからなくなっているのだ。

 「佐川氏は最近まで、米国フロリダ州パームビーチで米国人の妻とともに、悠々自適のセミリタイア生活を送っていた。それが先月から突然、音信不通になった。一部の海外メディアが『FBIの捜査官と接触した』と報じましたが、はっきりした動向はいまだに明らかになっていません」(同)


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