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マーケットは戻り過程に入っている・・だが、同じ危機は99%再来する
http://www.asyura2.com/11/hasan73/msg/652.html
投稿者 尚林寺 日時 2011 年 10 月 17 日 09:17:25: JaTjL5JPya4go
 

http://blog.livedoor.jp/mkubo1/archives/51297512.html

週末の財務相、中央銀行総裁G20では、「欧州の発表会」で、みなが、「OK!」と支持したわけです。
欧州も、言ったからには、厳格に迅速に実行しなければ。

また、IMFのラカルド専務理事が世界経済の見通しは、ここ数週間で悪化したとの見解を示しました。
「この3週間で状況は改善よりも悪化した可能性が高い」「新興市場では危機が新興国や低所得国に波及するリスクが懸念される」と言っています。

ここに、今後の相場のヒントがあります。
えっ、下落する?
違います。

ラガルドさんの言っていることは、きっと、正しいのでしょう。
だから、8月と9月に株価は下落したのです。
経済悪化の原因(少なくとも、悪化を加速させた原因)は、欧州の混乱にあるわけです。
そこを処置するのですから、少なくとも、その要因で、悪化した分は、戻る可能性があります。

つまり、金融市場的な読みをすれば、
「ここ3週間の欧州の混乱に起因する経済悪化は、金融市場では、すでに織り込み済みである」
「したがって、欧州をはじめ、様々な対策が出され、その結果、短期的には、過剰流動性が起こる可能性すらある」
「しかも、大きなリスクが懸念された新興国の方が、株価や為替が大きく戻る可能性がある」
となります。


年末から年初、つまり3ヶ月くらいですが、下記のような相場を考えています。
米国は、(避難が終わり、新たな居所を探すため)ドル安に向かうと思いますから、再度、米国の景気にはプラスです。
ドル円は最高値更新もありえます(70円台前半)。
先進国では、米国株、欧州株、日本株という順番になるのではないでしょうか。
もちろん、米国債も2.4から2.5がターゲットになると思います。

ユーロはもちろん戻ると思います。
G20で表明したことを厳格にさえやれば、しばらくOKではないでしょうか。

新興国は、中でも資源国は、もっとも良好なパフォーマンスになるように思います。
問題は中国です。
ここが、いまいち良く分かりません。
というのは、インフレをコントロール出来ていないのが気がかりなのです。

ともかく、しばらくは、いい相場だと思います(出来高が膨らむかどうかは「?」ですが)。
いつまでか?
よく、分かりません。
最速は(可能性は小さいですが)11月中旬ですが、可能性大は、来年2月ごろが戻り天井かと…遅くとも、来年5月か…なんて、思っています。

欧州がKYなことに、銀行と政府(EU)で公的資金で、もめなければいいのですが…
日本は、上がるとは思いますが、あまり期待できません。
日本固有の増税の問題もありますからね。

別にガンガンの強気というのではなく、目先の混乱(危機)を回避できた(正確には、回避できるであろう)ことへのご褒美相場という位置づけでしょうか。
(日本はご褒美に与れません…罰もあまり受けていませんからね)
その間に、EFSFをさらに増額するなり、レバレッジを効かせる手法を確立するなり、EU共同債をまとめるなりのさらなんる解決策がなければ、半年後か3年後か分かりませんが、必ず(99%)、危機は再来します。
米国とて、同じですからね!
中国は、インフレを沈静化できるかどうかですね。


*********************************************
■解決策はユーロ離脱か・・各国バンカー 誰も持っていない解決策

http://www.adpweb.com/eco/

デクシアの破綻処理は、欧州の銀行が置かれている厳しい状況を示している。
今後もデクシアのように行き詰る銀行が出てくることは十分有りうる。

これまで実施されたストレステストは有効でなかった。今後、EUは加盟国の銀行により厳しいストレステストを課す方針である。

つまりスペインやイタリアの国債価格は想定以上に下落しており、新たなストレステストによって大きく資本が毀損する銀行が出てくることは避けられない。

南欧諸国の国債の評価損だけでなく、欧州の銀行がバブル崩壊に伴う不動産融資の焦付きも大きくなっていると見ている。ただこちらの方はあまり話題になっておらず、このことが不思議に思われる。

欧州の一般国民は、公的資金を使った銀行の救済に抵抗が大きい。資本増強と言っも、実際に実施されるまでには大きな障害がいくつもある。

いかなる処置を経てもギリシャのデフォルトは避けられない。その損失の大半は欧州の金融機関に発生すると考えて良い。

またデクシアへの国費投入によってベルギーやフランスの国債がトリプルAから格下げされる可能性が出てきた。このように欧州の信用不安問題には終わりが見えない。

*****誰も持っていない解決策
NYの株価は3週連続して上昇しており、欧州の株価も回復している。またユーロ相場も多少戻している。株式市場の動きだけを見ていると、何か欧州の債務問題が解決したような錯覚を覚える。今のところ株式市場の急回復は不可解である

ギリシャを始め、支援を受ける南欧の経済はマイナス成長が予想されている。これでは財政が再建されるわけがない。

EU首脳が実行可能で抜本的な解決策を持っているとは思われない。また新興国が、奇跡的な経済成長を達成し欧州経済を助けることも考えにくい。このように時間が過ぎるだけで、その間に事態が好転することはないと思われる。

解決策があるとしたなら、それは債務問題を抱えた国のユーロからの離脱と考える。ユーロから離脱し自国通貨を発行し、この新通貨の大幅な切下げを行うことである。これによって経済を立直す他はない。

ただユーロの場合、問題がギリシャにとどまらない。もしギリシャがユーロを離脱した場合、イタリアやスペインまで離脱が波及する可能性がある。ユーロ加盟国の主要国であるドイツやフランスなどは、これを恐れギリシャのユーロ離脱をなんとか防ごうとしている。

しかしギリシャにとってユーロに残ることはジリ貧路線を続けることを意味する。仮に今回大幅な債務のカットを受けても、経済が立直らない限り、数年経てばまた債務危機に陥ることは見えている。同じことはイタリアやスペインにも言える。 (中略)

 

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コメント
 
01. 2011年10月17日 11:16:03: 8lBhs1un42
高橋教授は、50兆円規模の政府紙幣発行を提案。
■震災復興で10兆円以上のほか、
前からデフレギャップを埋めるのに
特例公債の日銀引受(政府紙幣と同じ)をいっているので、
合わせて行えば、日銀直接引受50兆円といってもいい
http://twitter.com/YoichiTakahashi/status/48358103271473152
■円高対策は日銀直接引受と買切をドカンとかますこと。
しかけに勝つまでやるとコミットメントすること
http://twitter.com/YoichiTakahashi/status/48263693741457408
■政府紙幣50兆円で国民50万円=社会保障保険料2年間タダをやってもまったく問題ないはず。
この程度なら今の日銀の通貨発行怠慢から今でもインフレにならない。
政府紙幣500兆円で国民一人あたり500万円にしよう
(高橋洋一 元財務官・元内閣参事官・嘉悦大教授)
http://twitter.com/YoichiTakahashi/status/28820476591611904

もう政府通貨を100兆円くらい発行するしかないだろう。
政府通貨を発行して、
被害者救済、復興、景気対策、そして原発被災者への損害賠償に使え!

【緊急提言:25兆円の量的緩和と、25兆円の政府通貨発行を!】
もし、私が具体的な対策を提案するならば、金融・財政政策のフル稼働で、
25兆円の量的緩和と、25兆円の政府通貨発行(その財源で、2年くらい
社会保険料を免除します)をするべきだと考えます。
(「この金融政策が日本経済を救う」高橋洋一(元財務官)著 204ページより)


02. 佐助 2011年10月17日 13:30:19: YZ1JBFFO77mpI : jvYCCKp7RE
世界危機は100%再来し,日本は古今未曾有のパニックを迎えます

日経平均株価は「ダブル天井」で株価が下落に転じてから高値・安値を切り下げ,下落トレンドは続いたが,上昇クロスに入り戻り気配です。しかも75日移動平均線に5日移動平均線が追いつきクロスする気配です。しかし数か月の保ち合いを経てさらにとんでもないパニックがくるでしょう。

また米景気後退への懸念や欧州ギリシャ財政債務問題や世界景気の先行き懸念は持越しされるも2012年前期には三幕も予測されます。そして大底や四幕も株価の推移から推測されています。キンのメッキもバレました,従ってドル覇権の終焉も近く米国はすべてチャラにする気配です。米国は天皇家と日銀のキンをよこせと迫ると思います。キンの争奪戦から米国は25%にしてドル・ユーロ・円の三極もやむ得ないと認めるかも知れません。

日本はデフレ(低金利)、失業,倒産,雇用,財源など行く末は厳しい,消費者の所得は増やさないまま、生産工場を海外に移転により市場が縮小しました。あらゆる経済指数(生産・販売・雇用・投資・貿易)が3分の1以下に激減する見通しです。世界信用収縮恐慌の三幕四幕によって日本は古今未曾有のパニックを迎えるでしょう。

円高は上下しながら続きます1ドル60円以上になる衝撃を受けるでしょう。各国がリンクするフロート制から固定レート時代へ移行するキン本位制を採用しない限り永遠に世界信用収縮恐慌は沈静化しません。世界経済は関税と通貨切下げ競争で、世界貿易は三分の一以下に縮小されます。新興国のバブルも弾け激烈な価格切下げ競争に突入します。デモや倒閣運動はさらに激しくなるでしょう。日本は円が200円に戻っても消費税とTPPなどで景気は沈静化しません。日本はサービス業が中心のなんとも哀れな国家になる可能性が残されています。残念乍ら経済も最新鋭の自然エネルギーから最新鋭の産業革命が起きない限り2007年の状態に戻りません。


03. 2011年10月18日 13:56:52: nlrbPJeGJM
こんなことは当たり前のことで誰でも分かっている。
問題はXデーと危機の規模じゃないの?


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