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【2011年10月9日】IMF顧問でハーバードのシャピーロが「十分な危機対策をとらない場合、★今後2−3週間以内にEU国債の崩壊が起こり、欧州の大手銀行が次々に破綻し、米英など世界に危機が伝播する。
08年(リーマンショック)よりひどいことになる」と発言した。英国の中央銀行総裁は「大恐慌よりひどい史上最悪の金融危機が起きそうだ」と述べた。
グリーンスパンは「ギリシャがデフォルトするだろう。
欧州にリーマン型の金融危機が起き、米国に飛び火するかもしれない」と発言した。いよいよ大危機が起きるのか。(有料記事一部引用)
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■格付け会社の波状攻撃・・救済資源を持たない各政府
格付け会社が欧州を再び攻撃し始めました。
先日、ムーディーズがイタリアを3段階引き下げましたが、今度はフィッチが、
イタリアを1段階引き下げ「Aプラス」に、
スペインを2段階引き下げ「AAマイナス」
としました。
見通しはともに「ネガティブ」を継続し、今後さらに格下げする可能性があります。
この格下げにより、イタリアの格付けはマルタやスロバキアと同水準となりました。
一方、ムーディーズは、英銀12行に対し格下げを発表しました。
ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)、
ネーションワイド・ビルディング・ソサエティー
各格付けを「Aa3」から「A2」に2段階、
ロイズTSBバンク、サンタンデールUK
の格付けを「Aa3」から「A1」に
1段階引き下げました。
さらに、コーポラティブ・バンクの格付けを
「A2」から「A3」に1段階の引き下げ、
中小の住宅金融組合7行は1−5段階
引き下げました。
ムーディーズは、格下げの理由として英政府が金融機関の支援に乗り出す可能性が低下しているとし、RBSやロイズなど、システム上重要な金融機関に対しては引き続きある度の政府支援が予想されるが、小規模の金融機関が経営難に陥った場合、英政府は破綻を容認する可能性があるとしています。
★このように、政府側には金融機関を救済する余力がなくなりつつあり、破綻にまかせるしかない状況となってきています。
大きな国際金融機関による支援・救済が今後主流となるでしょうが、それでも複数の国家破産を支え切れるものではありません。
世界経済は、いよいよ崖っぷちまで追い込まれてきているようです…。
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