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グローバル化で海外依存を強めると、内需が縮小し地域・人口の衰退が深まり、負の連鎖が続く。利便と効率ばかり追求していると、経済の空洞化がおこるのだ。
財政出動と金融緩和、為替介入も機能しない。鳥獣害・限界集落・シャッター街など地方の現実は、日本の衰退そのものである。
これを打開するには、自然と人間の位置付け、技術文明・グローバル化を、どう捉えるかだ。アダム・スミスの産業の優先順位、国内の農業→工業→商業→海外貿易に学び、内外を分けボーダーを再構築する、年輪型の成長が必要である。
関(せき)税をとっていた楽市・楽座の歴史。また、舟運でつながっていた城下町。昭和30年頃までは、松茸が日常の生活にあった。フクシマの現実は、利便と効率を豊かさの尺度とする技術文明を問い直し、そこに欠けていた基準が、自然と人間であることを教えている。
政治は、国の舵取りだ。船長は、国民に行き先の設計図と進路を示さねばならない。官僚の裁量を、地域住民の主導に変え、固定価格買い取り制度の対象を生活経済に広げたい。
それには、地域再生の設計図を描くプロジェクトが必要だ。最後は、国民が何ができるかを考え、仕事と暮らしに、どう向き合うかである。
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