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http://ameblo.jp/kokkahasan/entry-11033918544.html
FRBが「QE3」の実施に動く可能性が浮上してきているようです。
TDセキュリティーズのE・グリーン氏は、デフレに陥れば、FRBは「非常に大胆な措置を取らざるを得なくなる。
つまり地方債、住宅ローン担保証券、社債、株式(の買い入れ)など、何でもありだ」と指摘。
モルガン・スタンレーのジム・キャロン氏も金利は既に過去最低水準にあるため、QE3では国債以外の資産が対象になる、との見解をしています。
QE3は米国債ではなく、株式を買い取りを行う公算が高まっています。
こうなりますと、まったく実体の伴わない株式市場が形成月され、市場原理を破壊する
おそれが出てきます。
きわめて末期的な症状へ、金融市場は向かいだしているようです・・・。
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■FRB議長講演でQE3の思惑再浮上、株式買い入れとの予想も
http://jp.reuters.com/article/jpeconomy/idJPJAPAN-23431820110930
[ニューヨーク 29日 ロイター] バーナンキ米連邦準備理事会(FRB)議長は28日の講演で、インフレ率が大幅に低下すれば、対応が必要との見方を示した。市場はこれを重要なメッセージを受け止めており、QE3(量的緩和第3弾)の思惑もあらためて浮上している。
一部の市場関係者は、FRBが金利をターゲットとするだけでなく、モーゲージ証券や地方債、さらに株式の買い入れに動く、と予想する。
<株式も買い入れ対象との声>
TDセキュリティーズのチーフエコノミスト兼金利戦略責任者のエリック・グリーン氏は、デフレに陥るような事態になれば、FRBは「非常に大胆な措置を取らざるを得なくなる。つまり地方債、住宅ローン担保証券、社債、株式(の買い入れ)など、何でもありだ」と指摘。「FRBはすでに、新天地を切り開いた。必要ならば、今後も、新たな領域を開拓し続けるだろう。出口戦略などとんでもない」と述べた。
また、モルガン・スタンレーで金利戦略グループを率いるジム・キャロン氏は、「インフレ率が低水準で推移し続ければ、非標準的な緩和措置がさらに必要となる。市場がどの程度、この可能性に注目しているのかは分からないが、私は何事も排除しない」とし、金利は既に過去最低水準にあるため、QE3では国債以外の資産が対象になる、と述べた。
候補の1つはモーゲージ債だ。モーゲージ債市場は国債ほどの流動性はないため、リスク資産への投資を促す上で効果があるかもしれない。国債の最大の買い手の一角である家計は、QE2の実施期間中、政府機関債や地方債、社債など低リスク資産の投資を増やしただけだった。
<インフレ低下への過度な警戒も危険>
バーナンキ議長は28日「インフレやインフレ期待が低すぎる水準に下がれば、デフレ回避に向け対応が必要だ」との見解を明らかにした。しかし、インフレ低下にばかり目を向けるのは、危険かもしれない。
実際、インフレ連動債(TIPS)と現物国債との利回りスプレッドでみる向こう10年間の市場の予想インフレ率は先週、1.70%と2010年9月以来の低い水準まで縮小した。29日は1.83%に拡大したが、FRBが目標としているとされる2%程度を下回っている。
ただ8月の消費者物価指数(CPI)統計では食品・エネルギーを除くコア指数は前年比2.0%上昇と、FRBの目標圏と一致している。
バークレイズ・キャピタルの国債・インフレ連動債のストラテジスト、マイケル・ポンド氏は「QE2を始めたのはデフレリスクを懸念したからだ」と指摘。「FRBが(TIPS)のみを見るならば、市場がディスインフレを織り込んでいると誤解するかもしれない」と述べた。
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