http://www.asyura2.com/11/hasan73/msg/411.html
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HFTで大量の発注が繰り返されれば、膨大な流動性が市場に供給されることになるから
銀行にとっては裁定取引の旨みが独占できなくなるので面白くないだろう
しかし大衆トレーダーにとってはローカルな不正価格を押し付けられずにすむので
そう悪い話ばかりではない
HFTのせいで市場のボラティリティが増加することになるとしても、それは情報の織り込み速度が加速することだとしたら、それもそう批判するべきことではない
ただ油断してレバを高くしていると死ぬことになる確率は上昇するから注意は必要だな
http://jp.wsj.com/Finance-Markets/Foreign-Currency-Markets/node_315179
高頻度取引は為替市場にプラス面も=BISレポート
2011年 9月 28日 8:17 JST
国際決済銀行(BIS)は27日、通常は為替市場をかき乱す悪者といわれている高頻度取引(HFT)が、実は為替市場の円滑化に役立っているとの調査結果を発表した。
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THOMAS COEX/AFP/Getty Images
大手金融機関などの正統派為替ディーラーたちは、こうしたコンピューターを使ったHFTトレーダーらが密かに銀行の処理速度の遅いコンピューターを出し抜いて、「略奪」や「不公正」取引を行っていると非難してきた。銀行の一部には、こうしたトレーダーを排除して、銀行間で相対の取引を行う「密室取引システム」を設立してはどうかとの意見も出ていた。
しかし、世界の14中央銀行調査に基づいたこの37ページにわたるBISレポートは、「高頻度取引は、世界中に拡散した為替市場に流動性を与えその効率性を高めるとともに、スプレッドも狭めている」として、HFTトレーダーが為替取引のスプレッド(売買注文の価格差)を小さくし、市場の流動性も高めており、市場が荒れてときに資金を引き揚げる頻度も銀行より多いということはない、とした。
調査は、ほんの一瞬の価格変化をとらえた為替売買で利益を上げることを狙い、価格形成パターンや関連統計を分析するために作られた複雑なモデルを使ってコンピューターで取引する会社に焦点を当てている。外為市場では、電話による取引はほとんど消え、10年前には存在しなかったこうした取引が日々の取引の3割を占めるようになった。当初は主要通貨だけが対象だったが、最近はメキシコ・ペソ、ニュージーランド・ドルなどの準主要通貨にも拡大している。
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記者: Eva Szalay and Jacob Bunge
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