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http://jp.wsj.com/Finance-Markets/node_314468
【ニューヨーク】26日の米国金先物相場は、一部の慎重な投資家の利益確定の売りに下落、7月下旬以来初めて1オンス=1600ドル(12万2000円)の支持線を下回った。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の9月物は前週末比45ドル(2.8%)安の1592.50ドルで取引を終えた。
貴金属相場は、先週末の世界の財務相会合が欧州の債務危機への懸念を後退させられなかったにもかかわらず、下落した。欧州の債務問題は今年に入ってこれまで、ほぼ一貫して貴金属の需要を高め、相場を押し上げてきたが、センチメントの急激な変化でこの傾向がひっくり返った。
投資家は今、ギリシャ国債がデフォルトになれば、世界の金融市場は2008年のリーマン・ブラザーズの破綻と同程度のショックに見舞われるのではないかと恐れている。多くの人にとって当時学んだ教訓は、多くの現金を手元に置いておくということだ。
スタンダード・バンクの商品調査部長ウォルター・ドウェット氏は「市場は流動性を渇望している。こうした環境では貴金属は相場を上げようともがくだろう」と述べた。
この日の金相場は7月21日以来の安値となったものの、9月に入ってからの最高値から300ドル下げたことで一部のトレーダーが再び市場に戻ったため、相場は午後に若干の回復力を示した。
IMFグローバルの上級ストラテジスト、ボブ・ヘーバーコーン氏は「若干のリスクを取って買いを入れようという人々がいるが、非常に慎重に行おうとしている」と話した。同氏は「個人的には、現在の水準での金買いはいいと思う。資金があるなら、現在の相場水準で買うのがいい」との見方を示した。
一方で、COMEXの銀相場は小幅下落し、9月物は12.40ドル(0.4%)安の1オンス=29.927ドルで引けた。一時26.585ドルまで下げた。
この日最も大きく下落したのはプラチナで、ニューヨーク商業取引所(NYMEX)で商いが最も活発な10月物は66.30ドル(4.1%)安の1オンス=1546.90ドルで終わった。
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■NY金・銀・銅の証拠金引き上げ−8月以降3回目=CME
http://jp.wsj.com/Finance-Markets/node_313714
ニューヨーク商品取引所(COMEX)を運営する米大手先物取引所のCMEグループは金、銅、それに銀の先物取引の証拠金を引き上げる。相場が先週、乱高下したのを受けた措置だ。
CMEは23日の取引終了後に送信した電子メールで、金の証拠金を21%、銀を16%、銅を18%引き上げることを明らかにした。26日の取引終了から適用される。
変更に伴い、ベンチマークである金先物「COMEX100ゴールド・フューチャーズ」の投機筋は当初証拠金として、1枚当たり1万1475ドルを差し出さねばならない。一晩維持する場合の維持証拠金は8500ドル。生産者と消費者、つまり実需筋の当初証拠金と維持証拠金はともに8500ドル。
銀先物「COMEX5000シルバー・フューチャーズ」の投機筋に対する当初証拠金は2万4875ドル、維持証拠金は1万8500ドルに引き上げられた。
銅先物の投機筋に対する当初証拠金は6750ドル、維持証拠金は5000ドルとされた。
取引所は損失が発生する場合に備えて、それをカバーするため、市場参加者に証拠金を差し出すよう求めている。CMEは、市場がより不安定になったときに証拠金が引き上げられることが多いと述べている。
金相場は今月、乱高下している。6日に1トロイオンス=1900ドルを超え、日中最高値を更新したが、翌日には1800ドル以下にまで落ち込んだ。
先週の先物相場は、金属市場全体の投げ売りの中で大きく下落した。トレーダーが手元資金を増やすためにポジションを解消したためだ。金先物の最も取引の大きい中心限月相場は23日、100ドル以上値を下げ、前日比5.9%安の1トロイオンス=1639.90ドルで引けた。
CMEは8月に2回、金の証拠金を引き上げた。今回の引き上げを含め、証拠金は8月11日以降55%の引き上げとなる。
銀と銅の相場は先週の投げ売りに耐えられず、ともに大きく値を下げた。世界の経済成長に黄信号がともったため、一部の投資家が産業向け金属の需要を懸念したことが背景となった。
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■【緊急情報】ギリシャ破綻後の世界で貴方の資産は消える・・金暴落!やはり裏があった米政府筋の思惑
金融市場の今後の動向について、裏表の情報を交えてお伝えしよう。
◆まず、ギリシャ・デフォルトのシナリオであるが、
ドイツが鍵を握っているとされている。
それは、EFSF(欧州金融安定化基金)機能拡充の議会議決である。
今週29日に採決が行われるが、現在、野党も支持に回り、可決される
公算が高いと見られているが、連立与党内に亀裂が生じている状態だ。
特にショイブレ財務相は、EFSFの拡充に懐疑的な立場をたっており、
与党内分裂となれば野党側が総選挙解散を辞さない構えである。
EFSFの拡充が否決された場合、多額の拠出をしているドイツからの
資金が滞り、ギリシャを救済することもあたわなく恐れがあるのだ。
これで1ヶ月以内にギリシャはデフォルトすることになる。
可決されてもドイツの政局が流動的になれば、ユーロ圏に動揺が走り、
メルケル政権崩壊となれば、ユーロ再編が加速することになる。
欧州金融市場の政策を括する「ユーロ財務省」が早急に創設される
ことになろう。
早ければ年内にも誕生する見込みだという。
この過程で、欧州銀行の再編も進むということだ。
◆金の暴落についてであるが、やはり裏があった。
一部報じられているようにCME(シカゴ・マーカンタイル取引所)が
23日に、金、銀、銅先物について取引証拠金を26日取引後に
引き上げると発表した。
引き上げ率は金21%で、銀16%、銅18%。8月に続き今年3度目の
引き上げだが、NYダウが暴落し、世界同時株安が進行している中での
発表である。
これを受けて先物主導で100ドル超の暴落を演じた。
(1700ドル割ったところでのストップロスが働き、売りが売りを呼んだ
との説もある)
なお、調査したところ、金ETFの保有高に変動はなく、先物の投機筋が
逃げていった格好となり、現物筋は底堅い状況である。
さて、問題はこのタイミングでなぜ証拠金を引き上げたかということである。
一つには、株式への資金環流を目論む一派がCMEに働きかけた
ということである。
つまり、NYダウ暴落の余波を沈めようとする米政府筋の思惑が
働いていたということだ。
もう一つは、中央銀行筋の動きである。
すでに、アジアや新興国を中心に自国通貨買い介入を一斉に行った
とされるが、過度なドル高による弊害から、一転これまでの
“自国通貨安戦争”から反対の介入を新興国が行い始めたのだ。
これは何を意味するのか?
ドルが売られているにも関わらず、先進国は軒並みドルへ逃避している
状況である。
これは、資金逃避先を一極に集中させる狙いがある。
つまり、国債市場である!
米国債10年物は2%を割り込み、過去最高水準の低利回りとなっている。
今、最後の巨大な国債バブルが形成されているのだ。
株式、商品市場、為替の各市場から行き場を失った資金が、
最後の砦である米国債市場に流入しているのだ。
だが、その果てに待っているのは、バブル崩壊である!
これにより世界の金融市場が壊滅することは言うまでもなく、
多くの投資家、資産家が没落することになろう。
そして、さらにその後に訪れる問題が、私たちにとって深刻である。
私が取材している中で浮かび上がったのは、次の2点である。
(1)政府紙幣券発行
(2)世界同時資産凍結
(1)の日本の政府紙幣券発行についてはリーマンショック後に
取り沙汰されたことがあるが、実は財務省筋は密かに景気浮揚
対策の名目のもと実現を画策しているようだ。
最近マスコミ報道に流されていないのは、国際通貨である「円」の
信認の問題があるからだ。
政府紙幣券というローカル紙幣発行の情報が伝われば、
円暴落・国債暴落となるため密かに進める必要がある。
だが、先に述べたように米国債バブルが崩壊するような
非常事態となれば、もはや歯止めとなるものはない。
無論、これにより「円」資産の価値は失われる。
割り当てられた政府紙幣券の支給で生活していくことを
余儀なくされるのである。
(2)世界同時資産凍結は、これは金融市場の一元化を図る
布石である。
すでに金融税(トービン税)なるものが取り沙汰されているが、
金融取引が激減する中、有効性は無くなってきている。
別の言い方をすれば、金融商品の資産は国債市場崩壊によって
取り尽くすことになる。
残る現金資産に世界的に網をかけるのである。
いわば、「財産税」の国際版である。
これにより、世界の資産家、富裕層は一気に没落していくのである。
ここまで述べている意味がおわかりになるだろうか。
国内においては【政府紙幣券発行】により円資産の価値が失われ、
だからと言って、海外へ資金をキャピタルフライトさせ、
外貨に替えようとも、そこには【世界同時資産凍結】が
待っているのである。
もやは私たちの資産、資金は奪われるのみなのか・・・
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