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先週はドルインデクスが78を超えてきて、ドル需要はきわめて旺盛だ。
どうみても優良資産である金が売られており、資産圧縮をすすめている金融機関やファンドもあるように見える。
また、危機のシグナルであるゴールドシルバーレシオが飛躍的上昇を見せており、市場は、まるで2008年秋の録画を再生しているかのようだ。
今回はソブリン危機も含まれている点に違いはあるものの、ドルインデクスの上昇に伴って、円買いが起きているのは前回と同じだ。ドルインデクスの上昇にもかかわらず、また、介入懸念にもかかわらず、ドル円がまったく上昇しないのは円買いのためである。これから冬にかけて異常に大きな円高が起きることはまずは間違いない情勢となってきた。
多くの人は日本当局の介入待ちであり・・、介入してもまったく効かない相場であることは自明のことである。
■当面の金価格の底値は?
金は、1800ドルより下に一度下げてからの上昇になるという予測を一週間前にしたばかりなのに、あっという間に、思ったよりも大きな規模での下落になったので驚いている。そこで、同じP&Fチャートを用いて、当面の底値を考えてみたい。
まず基本的に金は50ドル刻みの切りのいい数字で反転する性質がある。今回はそこで1700ドルをサポートと見ていたが、それよりも下げて、以前の停滞していたラインの1650ドルまで来た。この1650はきわめて重要な底値候補の値であると知れる。もうひとつの底値候補としては1600ドルである。
現在の下げは、おそらくこのどちらかで反発すると考える。可能性としては1650が一番であり、月曜からすぐに大きく戻ることも考えられる。
その後、また底を試すかどうかはまだわからないが、ダウゴールドレシオの6.0あたりという制約がある限り、ただちに1500ドル、1400ドルなどということにはならないだろう。株価がただちに10000ドル以下に暴落するというようなことでもあれば別であるが、そちらもすぐにどうということはなさそうだ。
ファンダメンタルズ的には、先物金と現物金の問題や、来週からの欧州情勢などいろいろな要素があるだろうが、とりあえず、テクニカル的な面からのレポートである。
なお、金上昇の基本トレンドには現時点ではまったく問題がないと思っている。(中略)
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