http://www.asyura2.com/11/hasan73/msg/323.html
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@以下、引用です。
板垣英憲「マスコミに出ない政治経済の裏話」、9.19日付〔特別情報〕より〜
みずほ銀行に、「ペイオフ」の情報あり、最悪事態に陥っているギリシアを抱えるEUの金融危機との関係を安閑とはしていられない。
日本銀行の奥の院に通じた情報によると、「もしかしたら、みずほ銀行が、9月中にペイオフを起こし、東京三菱UFJと合併する。私は週明けから預金をすべて引き上げる。一刻も早く資金を引き出しておいたほうがいい」とごく親しい知人たちに通報しているという。 〜 http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken (以下、有料情報につき省略)
引用終了
A続いて以下は、最近、兜町界隈で流れた「怪文書」の要旨です、情報の出所および内容の真偽については不明です〜
みずほFG傘下の〈 Mizuho Private Wealth Management Co. 〉の口座が6月以降激減している。MPWMとは、2005年みずほFGが10億円以上の金融資産を保有する個人富裕層向けに設立したプライベートバンクの一種。問題なのは、流出資金がみずほグループ内にとどまっていないことだ。
@Aともに未確認の二次情報ですから、信憑性には疑問があります。ただ、みずほFG関連で、この種の不気味なエピソードがいろいろと静かに潜行しています。果たしてすべて、根も葉もない噂にすぎないのでしょうか……
今後、破綻が現実的問題となる前には必ず株価に兆候があらわれるはずです。そこで参考のため、1998年に破綻した日本長期信用銀行(以下、長銀)の同年の株価動向を振り返っておきたいと思います。
3月 長銀に1766億円の公的資本が注入され、株価は370円台に回復。(ただし、実際には3月期本決算において経営陣は粉飾決算に手を染めていた)
6月 5日、月刊誌『現代』が長銀破綻のスクープ記事を掲載、株価は前日の199円から181円まで急落。長銀は『現代』出版元・講談社を告訴する。18日、ムーディーズが長銀の劣後債格付けを3段階下げる。26日、株価は年初来安値の73円。同日、住友信託銀行が長銀の救済合併を発表。週明け29日、株価は93円に急反発、その後、一時的に100円台にのせる。
7月 12日、自民党参議院選挙敗北。16日、住友信託銀行が長銀の資産検査を監査法人に依頼。株価は22日に49円の安値をつける。
8月 長銀からの資金流出が加速、11日、株価は37円に暴落。21日、長銀側が再建案を提示、株価は71円に反発。
9月 長銀系ノンバンク・日本リースが2兆円余の負債判明、長銀株価、売り殺到で値が付かず。27日、日本リースが会社更生法申請。
10月 住信、長銀との合併回避。12日、金融再生法が成立、23日、長銀側から破綻申請、即日受理され国有化にいたる。
注目点をまとめますと〜
@長銀破綻がほぼ確実視されるようになった1998年9月の半年前・3月決算期、株価はまだ300円台を維持、配当も出していました。
A月刊『現代』に破綻スクープ記事が掲載され、ムーディーズの3段階格下げという悪材料が重なった6月末(破綻3ヵ月前)でも株価は100円台を維持した場面がありました。
さて、みずほFG、水面下でいろいろと噂があっても、表面上、破綻が取り沙汰されているわけではありません。今年3月には6円配当実施、この9月末には3円の中間配当支払い予定です。普通の物差しで計ると、9月21日・終値114円は明らかに割安、いや、安すぎるのです。
(1)破綻3ヵ月前長銀と現みずほFGとの比較〜
@総資産
破綻前長銀 26兆円
みずほFG 156兆円
A株価
長銀破綻3ヵ月前高値 199円
みずほFG9月21日 114円
B日経平均株価
長銀破綻が破綻した年・月の安値〜12879円
直近値(9月21日終値)〜8741円
(2)2006年始値、日経平均・みずほ株価の比率を100とした場合の直近値までの比較値(S)を算出しますと……
2006年日経平均始値=P=16294円
2006年みずほFG始値=Q=945円
2006年以降の日経平均終値=Py
2006年以降のみずほFG終値=Qz
S=(Qz÷Py)÷(Q÷P)×100
直近までのS値…
2006年終値〜85
2007年終値〜60
2008年終値〜50
2009年終値〜27
2010年終値〜26
9.21.終値〜22
以上のとおり、みずほFGは既に〈危険水域〉に入っていると見るべきです。
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