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まだ所得収支の黒字が大きいし、欧米の緊縮と世界的な金融収縮が続くから、そう簡単には円安には転換しないだろうが
ソブリンショックが一段落して海外の国債資産がデフォルトされ、原油や食糧の高止まりで貿易赤字が定着し、
日本の産業および在外資産の衰退と、止まらない財政悪化がクローズアップされれば、
日本(国債・円)売りが始まり、デフレ傾向から一挙にインフレ傾向に転換する確率は急速に高まっていく
ただし、ドルやユーロに比べての急激な円安は、それほど目立たず、やはり商品価格の急上昇で、賃金の上昇以上に、食糧や雑貨など活必需品の価格が、それ以上に、どんどん上昇していく形をとるのだろう
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90900001&sid=aVWNivXYIEH0
8月の貿易収支は3カ月ぶりの赤字−輸出増加も、輸入が上回る(1)
9月21日(ブルームバーグ):8月の日本の貿易収支は3カ月ぶりに赤字に転じた。東日本大震災で寸断されたサプライチェーン(供給網)復旧に伴う生産活動の回復で、輸出額が6カ月ぶりに前年比で増加に転じたものの、原粗油の価格上昇や発電用の燃料需要の増加により輸入額が上回った。
財務省が21日発表した8月の貿易統計速報(通関ベース)によると、輸出額は前年同月比2.8%増の5兆3575億円。輸入額は同19.2%増の6兆1328億円だった。この結果、貿易収支(原数値)は7753億円の赤字となった。8月としては、比較可能な1979年1月以降で最大の赤字額。
ブルームバーグ・ニュースのエコノミスト調査では貿易収支は3000億円の赤字を予想。輸出額は前年同月比8.0%増、輸入額は同14.3%増だった。
みずほ総合研究所の大塚哲洋エコノミストは16日付のリポートで、「自動車メーカー各社が夏休み返上で生産を行い、輸出は前年比で増加する」と指摘。半面、輸入額も、原油価格の上昇や液化天然ガス(LNG)の増加で前年を大幅に上回ることから、貿易収支は赤字に転じると予想していた。
政府は20日公表した9月の月例経済報告では輸出について「海外経済の回復が弱まっているものの、サプライチェーンの立て直しにより、持ち直しの動きがみられる」と判断を据え置いた。ただ、先行きは「海外景気の下振れリスクや円高の影響に留意する必要がある」としている。
季節調整済みの前月比では8月の輸出額は0.3%増の5兆5845億円、輸入額は2.7%増の5兆8789億円。差し引きした貿易収支は2944億円の赤字となり、震災後の4月以降、5カ月連続の赤字となった。
バークレイズ・キャピタル証券の森田京平チーフエコノミストは発表前のリポートで「9月以降は海外経済に減速リスクがあるなかで、輸出は減速する可能性がある」と指摘。季節調整済みの貿易収支赤字は「輸出減少型」から「輸入増加型」に変わり始めたとして、「資源価格の高止まりに加え、復興需要を反映した数量による押し上げ効果で今後も継続的に増加が続く」とみている。
記事に関する記者への問い合わせ先:東京 下土井京子 Kyoko Shimodoi kshimodoi@bloomberg.net
記事に関するエディターへの問い合わせ先:香港 Paul Panckhurst ppanckhurst@bloomberg.net東京 大久保 義人 Yoshito Okubo yokubo1@bloomberg.net
更新日時: 2011/09/21 09:03 JST
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