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http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920021&sid=a.OgD1DHJPmg
9月15日(ブルームバーグ):金価格が5倍以上高騰する可能性があるとの見方を、ソシエテ・ジェネラルのグローバルストラテジスト、ディラン・グライス氏(ロンドン在勤)が示した。米経済における通貨量の急増に金価格が追い付こうとしていることを理由として挙げた。
今日のチャートは、過去50年間のマネタリーベースの1ドルが金1オンスによって裏付けされていると考えた場合の金価格の推移を示す。マネタリーベースは、米連邦準備制度理事会(FRB)が集計している。算定では、国際通貨基金(IMF)がまとめた米国の金準備のデータが利用されている。
グライス氏は14日のリポートでこの水準について、金の「適正価格」との認識を示した。上段のパネルに示されているように、6月以降、この価格は1オンス当たり1万ドルを超えている。金現物相場は9月14日、1オンス当たり1819.63ドルだった。
下段のパネルは、米国が保有する金の価値を、現物価格を基に過去50年間のマネタリーベースに占める比率で示している。8月は2兆6600億ドル(約204兆円)のうち18%を占めた。このマネタリーベースの額は3年前の3倍以上で、経済成長促進に向けたFRBの取り組みを反映している。
グライス氏は「信頼できる通貨に対する需要がある」と指摘。「前回、信頼性が非常に乏しいと認識されていた1970年代の金投資ブームの際には、ドルは金によって過度に支えられていた。当時そのような状況になったのなら、今回もそうならないはずはない」と述べた。
米国の金保有のマネタリーベースに占める比率は1980年1月にピークの131%に達した。金価格は、それまでの10年間に14倍以上に上昇し、1オンス当たり850ドルに達した。米労働省の算定によると、この水準は現行のドルで換算すると1オンス当たり約2330ドルに相当する。
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