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波のような相場・・渦巻きを起こしながら奈落に落ち込んで行くかのような大相場の
http://www.asyura2.com/11/hasan73/msg/270.html
投稿者 尚林寺 日時 2011 年 9 月 15 日 09:13:37: JaTjL5JPya4go
 

http://blog.goo.ne.jp/yamahafx/m/201109

週の初めはなんとなく楽観ムードでドル高が止んでいたが、週の後半になるにつれまたもや懸念が生じてきた模様でドル高になってきた。
 
前にも書いたように、相場は波のようなもので、理想的には、波と波の間隔はフィボナッチ数(黄金比)に支配され、波の高さ(波高)はフィボナッチリトレースメントの割合で変化する。
 
その波は、市場の中にいる我々からは時間軸上の波動としてしか見えないが、別の次元から見ると対数螺旋の形で渦を巻いているのではないかと思われる。対数螺旋は、波と波の間隔が、黄金比となっているわけで、この波動と螺旋の関係がエリオット波動理論の最大のエッセンスであると私は思っている。

まるで奈落に落ち込んで行くかのような大相場の中にも、行ったり戻ったりの波動があるのは本当に面白い。パニック的な週末の売りすぎの気持ちが、休日中に落ち着いた心理に戻って緩和されるが、また、きびしい現実に直面して、週の半ばから懸念の気持ちが再開する、そういうリズムなのだろう。

物理現象として、穴から吸い込まれて行く水も、まっすぐには落ちずに、やはり、渦巻きの波動(対数螺旋)を起こしながら落ち込んで行くのは不思議なものだ。自然現象と、人間心理(相場)とが、同じ形の波動を描くというのはまさに神秘である。これを発見したエリオットの偉大さを思わざるを得ないのである。(中略)


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■金市場におけるトラウマが見せた価格反応・・市場を支配する"市場の記憶"という空気

http://blog.goo.ne.jp/msi021112/e/05f9c60a8e1ac8761991f29b292d8c87

昨日の金市場の動きは、「やはり」と言うべきか、興味深かった。日本時間の夕刻に流れた仏最大手「BNPパリバ」資金繰り難見通しの一部報道?が端緒となった一連の動きが、市場が何を警戒しているのかを浮かび上がらせた。やはり08年のトラウマ。

BNP Paribas SA can’t borrow dollars because
U.S. money-market funds are no longer lending to it, the Wall Street Journal
cited an unidentified bank official as saying last week.
Without access to dollars, BNP is creating a market in euros, and if
that doesn’t work, “the downward spiral will be hell,” since “we will no
longer be trusted at all and no one will lend to us anymore,” the newspaper
cited the official as saying.

時間がないので取り急ぎ「市況」をそのまま掲載。
思うのは昨日の金市場では、ロンドンの取引時間帯入り直後に駆け巡った仏大手銀行「BNPパリバ」に関する市場の憶測が乱高下をつくり、この動きが現在の金市場を支配する(表現が難しいのだが)いわば“空気”を示したということ。

いま金市場の中で広がっているものに、ユーロ圏発の金融危機が発生した場合に、リーマンショック直後の08年10月に起きた金価格の急落の再来に対する警戒感がある。当時、米系大手投資銀行の破たんという出来事に、一度は急騰した金だったが、その後に起きた銀行間取引の急収縮の中、ドル資金が調達できなくなった金融機関やファンドが現金確保の為に保有する金や金取引を手仕舞い売りした経緯がある。その際に金価格は2週間余りの間に26%、値幅で250ドル程下げた経緯がある。

日本時間昨日の夕刻17時台に、「BNPパリバ幹部が、『もはやドル建てで借り入れできない』と述べた」とウェブ版のWSJ(ウォール・ストリート・ジャーナル)が伝えたとの一方が入るや、金価格は急落状態となり一気に1800ドル割れとなったのである。BNPパリバは仏最大手の銀行で、前日には格下げ見通しの話も流れ、実際に同行など欧州の銀行が発行するコマーシャル・ペーパー(短期の証券)の消化が難しくなっている、つまり資金調達が以前に比べ難しくなっていると伝えられていた。そうした環境の中で流れた“噂”に、市場は反応したのは、仏最大手の銀行、媒体がWSJという条件が重なってのことだった。結局、この話はBNPパリバが事実無根と否定したことで落ち着いたが、仮に事実であればもちろん金融市場は大混乱に陥っていた可能性がある。また、そうした可能性を否定できないような危うい状態がユーロ圏で続いているということである。

その後落ち着きを取り戻した金市場では、買い戻しの動きが出て価格も戻して行ったというのが昨夜のNY市場の動きだった。こうした金市場の反応は08年の「トラウマ」とも言えることだが、仮に大手行の破たんがあっても足元で各国の中央銀行が資金の相互融通システム(通貨スワップ協定)を以前にもまして広範囲に結んでいることから、「流動性危機」と呼ぶのだが、その再来はないと思われ、付随した換金理由の大幅な下げは起こり難いと見ている。(2011年9月14日記/亀井幸一郎)中略。


 

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コメント
 
01. 佐助 2011年9月15日 19:05:15: YZ1JBFFO77mpI : jvYCCKp7RE
キン価格の急落ではない1オンス1500ドルで落ち着くはず。来年は1オンス1800ドルで安定するでしょう。世界恐慌はさらに進みます。
ユーロの危機と2012年のドルの崩壊から日欧米はキンとリンクさせ、固定為替に戻すことになる。ドル,ユーロや円が、第三次金本位制採用を宣言すると、国家がキンの買い手になるため、二次三次のキン暴騰が発生します。1オンス8000ドル以上は行くだろう。そしてドルは円より高くなります。1ドル200円程度で安定すると思われる。世界各国のキン獲得戦争は激烈になるでしょう。(自己責任です)

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