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月曜日の新聞にドイツの連立与党のひとつ、自由民主党(FDP、議席数93)のフィリップ・レスラー副首相がギリシャに対しネガティブな投書をしました。
これに対し13日にはメルケル首相がラジオ演説し、ギリシャへのコミットメントを確認するとともに遠回しに自由民主党(FDP)を非難しました。
このメルケル首相の発言を受けてFDPのリントナー幹事長ならびにレスラー副首相が今日、再びギリシャのデフォルトを含めた代替シナリオを検討すべきだという見解を繰り返しました。
このようにドイツの連立与党の内部では意見対立が強まっています。
ただ、「いま若し総選挙をすれば連立与党は過半数を失うだろう」と言われており、むしろ注目すべきはドイツ左翼党、同盟90/緑の党、ドイツ社会民主党から成る野党の動きかも知れません。
そのドイツ野党は以前にも書いた通りギリシャ救済賛成派ですし、ユーロ圏共同債も支持する立場を取っています。
ドイツでは9月29日に欧州金融安定ファシリティー(EFSF)の拡大承認の議会投票があります。
先週実施された議員に対する投票意向調査では「本投票で反対票を投じる」と答えた議員が予想外に多かったです。
このためこれまで確実視されていた可決に必要な過半数票(312票)に到達するには未だ意見を固めていない11名の議員のうち少なくとも5名が賛成に回ることが必要であることが判明しました。
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