http://www.asyura2.com/11/hasan73/msg/214.html
Tweet |
http://blog.goo.ne.jp/msi021112/e/84749145b8ae538ad3ea5de74aa3e844
6日のNY時間外で1923.70ドルの高値を記録、その後のスイス国立銀行(SNB)のフラン防衛無制限介入宣言という想定外の動きが起こした市場動乱の煽りで急落状態(NY9日1860ドル戻り)となった金。
7日のここに、「スイス・フランに大量の資金を投じていたファンドが同時に金のポジションを持っており、為替取引上の不測の損失発生に慌て、利益が乗っている金を一気に売り手仕舞いした結果の急落というのが真相だろう。そこにTrend Followerが追随した」として、「むしろこの動きは、歓迎すべきものと捉えている」と書いた。
なぜこの下げは歓迎すべきなのか?それは、これまで金融市場が荒れる度に「質への逃避」ということで選択されていた米国債、金、スイス・フラン(・・・ドイツ国債、日本国債)の一角が、いきなり退場してしまい、残る選択肢が限られることになるという単純な判断だった。金売りといっても、キャッシュが必要になり売らざるを得ない投資家が売り切ってしまう迄のことであって、ここまでの上昇要因が変ってしまったわけではないからだ。結局、限られた選択肢の中に金(Goold)は残るわけで、むしろ下げ自体はちょうどいい調整ということになる。
どうも、あの6000ロットの売りは入力ミスの誤発注が引き金を引く形で、アルゴリズム系の取引を一気に巻き込んで生まれたもののようだ。そこに高速取引(HFT)という昨今の取引形態が乗ることで急落につながったと見られる。
しかし、当座の市場はいったい誰がその売りを持ったのか??と・・一気に思惑含み。
昨年だったかNYダウが1000ドルほど急落し問題になったのは、より規模の大きい同様の混乱とされている。
ならば、かなりイレギュラーな下げといえ、単なる内部要因だけの問題だったということになる。やはり、下げは歓迎すべきものだったわけだ。 (亀井幸一郎/中略)
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。