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http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920008&sid=ae6etcggRunU
(ブルームバーグ):西欧の経済・金融情勢はあまたの重要人物が強く主張するようにおおむねうまく管理されているか、それとも一層困難な新局面に向かおうとしているのだろうか。
1939年9月から40年春にかけて一部の英国人が戦争に懐疑的だったのと同じように、一部の人々は危機を現実のものと感じていない。かつての新興市場の危機とは異なり、欧州の場合はまっしぐらに破綻に突き進んでいるわけではない。欧州の危機拡大ペースがゆっくりである主な理由は、ユーロの存在とその魅力にある。それは同時に大きなボラティリティ(変動)が行く手に待ち受けていることも意味している。暗雲がまさに垂れ込めつつある。
97−98年のアジア通貨危機や過去に何度も起こった中南米の債務危機のような典型的な新興市場危機の場合、対外債務の返済能力に対する信頼が失われる。債務の多くは外貨建てであり、信認低下に伴い為替相場が下落し、債務返済が一段と困難に陥る。為替安定のために利上げを行えば、債務負担が増大する。企業がデフォルト(債務不履行)に陥ると、国内の銀行と政府の支払い能力をめぐる不安が高まり、その結果発生する取り付け騒ぎによって多額の財産を踏みにじられ、多くの一般市民が過度に大きな苦しみを味わうことになる。
今の欧州情勢との大きな違いは、ユーロの存在だ。ドルに次ぐ準備通貨として世界中の投資家から需要がある。ユーロ圏の企業や家計、政府はほぼ全てユーロ建てで借り入れを行っており、新興市場で見られるような典型的な下方スパイラル(悪循環)は起こりそうにない。
資金は高い所に逃げる
ユーロが下落しても債務負担は増大しない。ユーロ安は実際には輸出を促進し、輸入品に対する競争力を高め、実体経済にとっておおむねプラスとなる。
それでもユーロ圏で取り付けが発生する可能性はあるが、ギリシャやスペイン、イタリアの銀行にユーロ建ての預金を持っていても、ドイツや安全と思われる国の銀行にいつでもわずかな手数料で移すことができる。どこに移管してもユーロはユーロだ。
欧州で取り付けが起きても、ユーロ圏内の銀行間の出来事であり、ユーロや欧州全体の資産クラスからの資金流出とはならないだろう。だが、特定の国や銀行に押し寄せるとみられる洪水から逃れるため、より海抜の高い場所に資金が逃げることになろう。
財政難に陥る周辺国からドイツやオランダ、ルクセンブルクといったゲルマン系の中核国に預金が流出すれば、当然のことだが信用収縮が発生し、周辺国の銀行の流動性をめぐる不安が高まる。銀行間資金市場の緊張を緩和できるのは、欧州中央銀行(ECB)の資金供給だけだ。
二者択一
銀行と政府の流動性逼迫(ひっぱく)は、根本的な病理の結果として表れている症状にすぎない。欧州の金融システムには、あまりにも度を越したモラルハザード(倫理の欠如)が忍び寄っている。債務の急増は持続不可能だ。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)のピーター・ブーン客員研究員と私が共同執筆したピーターソン国際経済研究所の政策文書でも論じた通り、欧州は秩序立った形で債務再編を実行するか、モラルハザードを深刻化させ、著しいインフレを引き起こす恐れのある貨幣の増発に踏み切るか、二者択一を迫られている。
欧州の政策担当者らは今夏これまでのところ、彼らが置かれている状況を招いた真の原因を率直に討議しようとはせず、金融緩和への道にさらに踏み込んでいる。世界の安定を支えるアンカー(命綱)がまさに外れようとしている。
(サイモン・ジョンソン氏は、ブルームバーグ・ニュースのコラムニストです。このコラムの内容は同氏自身の見解です)
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コメント
中国の尖閣諸島付近への侵入が民主党になってからというもの頻発しているようです。
ボクシングでいう相手の動きをみるジョブというところでしょうか。ジョブを打ちながら相手の動きとなる情報を細かく分析しているというのが今の状況でしょうか。
ほぼ情報がとれたならば、さてどう動こうとしているのでしょうか。
ただ、中国にしても国内に爆弾を抱えつつあります。
この掲示板は、経済が主体ですが、経済の中には、経済とも思えないことが経済にも影響を与え、政治の流れにも影響を与えるのかもしれません。
今や、世界の人口が膨張しすぎています。明らかに増税すると貧しい、或いは苦しい生活をしている日本国民は、ますます自殺者が増大するのかもしれません。
つまり、民主党政権は、増税をし、国民を苦しめようとしているということです。タバコ税を上げて喫煙者を苦しめ、ストレスを極度に上げようとしているのかもしれません。
そして生き残るのは、身分階級である公務員や、既得権益集団である御用労働組合の一部だけとなるようにしているのかもしれません。
西や東やで災害で苦しんでいる国民が増加しています。多分、民主党政権は、東北震災者に対してと同様、何もしないでしょう。増税しても何もしないかもしれません。
国家の収入が減少し、其の上、高待遇の労働者を維持し、かつ、雇用まで維持しようとしているのですから、復興や災害に向けた資金に使うはずがありません。
今後は政府は国民を見捨てるということを覚悟しなければならないかもしれません。
そのような情勢の中で一番大切なことは、やはり神仏を尊ぶ日本国民の古来からの心ではないでしょうか。
国が助けないならば、国など当てにせず、かつ、国に税金を上納せず、地方で独自自立していくことです。
村、町という小さな単位で各自生活を守ることです。従来の村八分なる習慣を捨て、情報インフラを利用して村、或いは町おこしをすればいいだけだと感じます。
橋下知事「年賀会、大阪府と大阪市をガラガラポン」
http://www.youtube.com/watch?v=8bLBaDJpK6g
「次の大阪市長」橋下氏40% 平松氏32%
http://www.youtube.com/watch?v=CLx6hwmpkwE
壊すことを恐れていては何も進歩しません。前に進むには、古い体制を壊すことも必要です。若い世代は、中高年齢者の能力、技術の化石化を遅らせるために多くの犠牲をはらっているというのが現実です。
ある外国の品位がある人も話していましたが、日本は国家体制が非常に硬直化しすぎていると発言しています。
この硬直さを壊すには当然彼等との衝突があります。その衝突をさけてはいけないというのが今後の時代です。
民主党の今の不甲斐なさのように、衝突を恐れることが今後大きな間違いだったときづくことになるかもしれません。
『持病が完治し、復帰をめざす安倍元総理@』安倍晋三 AJER2011.9.3(1)
http://www.youtube.com/watch?v=OJFPToGkd6E
『持病が完治し、復帰をめざす安倍元総理A』安倍晋三 AJER2011.9.3(2)
http://www.youtube.com/watch?v=22krIo4sD0M&feature=mfu_in_order&list=UL
『持病が完治し、復帰をめざす安倍元総理B』安倍晋三 AJER2011.9.3(3)
http://www.youtube.com/watch?v=NOPWyYwnGiU&feature=mfu_in_order&list=UL
『持病が完治し、復帰をめざす安倍元総理C』安倍晋三 AJER2011.9.3(4)
http://www.youtube.com/watch?v=6dyV3mLjHMA&feature=mfu_in_order&list=UL
『持病が完治し、復帰をめざす安倍元総理D』安倍晋三 AJER2011.9.3(5)
http://www.youtube.com/watch?v=6NJ3n_nj7I4&feature=mfu_in_order&list=UL
このところ胃が弱い元総理大臣の再登場を期待するような話題がでているようですが、もはや保守という日本の政治家はまずいないでしょう。口では保守といいますが、現実は違うと考えた方がいいでしょう。
今の政治家で強いていえば、保守といえるのは、ひょっとしたら日本民族の独立を考えているかもしれない元民主党の幹事長だけかもしれません。
独立国といわれながらも、総理になったらすぐに中国にいくか、それとも米国にいかなければならないどこの国の属国かとも思われる行動をしなければならないことにつくづく嫌気がさす感情を抱くことが本来は独立国なのかもしれません。
しかし、経済をみてわかるようにすでに世界はワンワールドになりつつあります。
中国もすでにワンワールドの中にはいっています。つまり、もはや中国という国家ではいまだに共産党体制ですが、徐々にそれすらくずれかけているとみていいでしょう。
軍部の発言、官僚の発言など無意味な動きが今後現れてくるかもしれません。
しかし、日本には世界の民族にないものがあります。
其の無い物を持つ日本人は、多分昔に帰ろうとするでしょう。
アメリカ帝国崩壊中 (日本語字幕有り)
http://www.youtube.com/watch?v=dbi_vFitSqQ
ゴルバチョフ 「新世界秩序は近い」
http://www.youtube.com/watch?v=n-abVBe3TLg&feature=related
国民が知らない日本の実態 !?
http://www.youtube.com/watch?v=u_uQLdtQDVY&feature=related
しかし、ny市場の動きは激しいようです。下落を続けた市場が、今日は期待感だけで上昇しています。果たしてどのような期待がもてる発表が今できるのでしょうか。
期待はずれでまた下落へと進むのか、本当に期待がもてる発表がオバマ大統領からでて市場が動意つくのか。
東京市場は、今日の動きは、基本的に買い戻しの動きです。ただし、莫大な含み損をかかえているポジションを大手証券会社ももっているともいわれています。上値をおうことはもはや当分難しいのかもしれません。
ユーロ問題は、今後ドイツの出方を見守るしかないのかもしれません。なかなか、ドイツ国民は、他国の借金の一部を肩代わりする気にはおこらないでしょう。
最後は、ヒットラーのような人物が現れ、EUを一つにまとめるかもしれませんが。
ただ、ユーローの通貨の動きは、対円でみると2012年後半から2013年初期にかけて意味がわからないことがおきる予想がみえます。
不可思議な世界へとこの地球人類はすすむのかもしれません。
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