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先進国の政策転換シグナルか
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-23017820110905
世界経済は「危険地帯」に入りつつある=ゼーリック世銀総裁
2011年 09月 5日 11:40 JST
9月3日、世界銀行のゼーリック総裁は、世界経済について、成長が鈍化し、投資家の信頼が低下しており、「新たな危険地帯」に入りつつあるとの見解を示した。シドニーで8月撮影(2011年 ロイター/Tim Wimborne)
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[北京 3日 ロイター] 世界銀行のゼーリック総裁は3日、世界経済について、成長が鈍化し、投資家の信頼が低下しており、「新たな危険地帯」に入りつつあるとの見解を示した。北京での講演で語った。
同総裁はまた、欧州と米国に債務問題への対応を促したほか、過去最高水準となっている食料価格と不安定なコモディティ(商品)市場が、世界で最も弱い立場の人々を脅かしていると指摘した。
総裁は「欧州の金融危機は、通貨統合、銀行、一部の国の競争力に深刻な影響を与えるソブリン債務危機に発展した」と指摘。
一方「私の国である米国は、債務や歳出の問題、民間セクターの成長促進に向けた税制改革に加え、行き詰まっている通商政策に対処しなければならない」と語った。
中国に関しては強気な見方を示し、現在の「上位中間所得層」の地位から今後15─20年間に「高所得層」になるのに良い状況にあると指摘した。
その上で、問題は、1人当たり所得が3000─6000ドルに達した後に生産性と所得の伸びが停止する「中所得国のわな」を中国が回避できるかどうかだとの見解を示した。
世界銀行のデータによると、中国は世界2位の経済大国であるものの、同国の国民一人当たり総所得は4260ドルで、米国の4万7140ドルの10分の1以下にすぎない。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-23017620110905?sp=true
米雇用統計は伸び止まり二番底リスク高まる、大統領やFRBに圧力
2011年 09月 5日 11:38 JST
9月2日、8月の米雇用統計では雇用の伸びが止まり、米国がリセッションに再び陥るリスクが高まったことを示した。オバマ大統領とFRBに対し、成長促進に向けた迅速な行動を求める圧力が強まった格好だ。写真は求人を募集する店舗。ボストンで昨年9月撮影(2011年 ロイター/Brian Snyder)
[ワシントン 2日 ロイター] 米労働省が2日発表した8月の米雇用統計では雇用の伸びが止まり、米国がリセッション(景気後退)に再び陥るリスクが高まったことを示した。オバマ米大統領と連邦準備理事会(FRB)に対し、成長促進に向けた迅速な行動を求める圧力が強まった格好だ。
8月の非農業部門雇用者数の増加幅は前月比横ばいとなり、低めだった市場予想さえ下回り、議会の予算協議の難航を受けて雇用主が警戒感を強めたことが浮き彫りとなった。
今回の雇用統計は、4万5000人が一時休業状態となった通信大手ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ.N: 株価, 企業情報, レポート)の大規模なストライキを考慮しても悪い数字だ。
先月の講演で、FRBはさまざまな選択肢を検討するための時間が必要だと述べたバーナンキFRB議長は、今や新たな刺激策の発表を求める圧力にさらされている。次回の連邦公開市場委員会(FOMC)は9月20─21日に開かれる。
オバマ大統領はおそらく、今回の雇用統計を受け、自身が今月発表する雇用対策を議会が支持することを期待しているだろう。
8月の失業率は9.1%で前月から変わらず。雇用が大幅に改善しない場合、2012年11月の大統領選でのオバマ大統領の再選が厳しくなる可能性がある。
以下は、8月の米雇用統計の主な内容。
*8月の非農業部門雇用者数の増加はゼロ。加えて6月と7月の増加幅も前回発表値から合計5万8000人下方修正された。
*ミネソタ州政府機関の閉鎖解除に伴い数千人の職員が復職したものの、8月の政府全体の雇用者数は1万7000人減少した。
*27週間以上失業している長期失業者数は15万1000人減少。これは先月の講演で長期の失業に懸念を示したバーナンキ議長にとって明るい材料とみられる。
*家計調査では、労働人口が増加し、就業者も増加した。ただ、エコノミストはサンプル数のより多い事業所調査に注目している。
*8月の就業率はわずか58.2%。7月の58.1%からは若干改善したものの、女性就労者が今より少なかった1980年代前半に最後につけた水準に依然近い。
*将来的な正規雇用の先行指標として注目される派遣の採用は4700人増加。
*平均週間労働時間は減少。
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