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http://blog.goo.ne.jp/msi021112/e/83d71e31532e623d6f67a278d902d4f8
金市場の話。一般的に最高値圏での乱高下は天井圏でのシグナルという見方があるが、今回の金のそれは異なる。
これはセミナーなどでも語っているが、イメージとしては上昇相場(トレンド)の起点と相場の頂点を結んで、それを山にたとえ「すそ野」とすると、今回の山は過去に例のない壮大な山となる。
08年1月まで君臨した80年(昭和55年)の1月をピークとする“山”は起点から頂点まで長く見て3年、本質的には1年ほど。しかるに、今回の山は既に起点から10年を経過したところ。言わんとするところは、「すそ野」の広い山は高いということ。
10年目にして、従来にない加速相場を8月に見せたが、とてもあの動きがピークとは思えない。というのも、今の金相場は、まだまだ疑いの中にある。金のことを語る人が増えているが、その人達の何人が金を持っているのだろうか。・・・まぁ、これは日本の話だが、海外も地域によるが主要国では同じようなものだろう。
そうこう書いているうちに雇用統計の発表時間に・・ラジオNikkeiに出ようとしたタイミングが、丁度ロンドンのオープニングだったが、急に動き出した価格は1840ドル台に。スタジオに着いた時には1850ドル台になっていた(NY終値=1880)。
昨日まで売りで入っていたロンドンが本日は買い。雇用統計が悪いであろうとの前提での動き・・昨夜の見出し「嵐の前の静けさ」としたが、そうなってきた。(亀井幸一郎/中略)
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2日のギリシアの2年物国債の利回りが、46.84%になった。EU各国などの支援に関して担保の問題が解決せず・・売りを誘っている。
ニューヨーク株式市場は8月の米雇用統計を受けて大幅続落し、ダウ工業株30種平均は前日比253.31ドル安の1万1240.26ドルで取引を終えた。
景気の先行きを不安視する流れとなり、ダウは全面安の展開となっている。
ニューヨークの金先物市場に逃避資金がゲリラ豪雨のように流入した。
債権・株・金の市場で、尋常でない気候変動が起きていることは確かだ。(尚林)
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