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商品力のあるメジャーなメイド・イン・アメリカって今や何があるのだろう?・・・
アメリカの産業をリードした三大自動車メーカーは、トヨタバッシングや円高によってアメリカ国内ではなんとか販売台数を伸ばしたが、世界ではアメリカ車なんてマイナーブランド(ダサいボロ車)であり、自動車はもうアメリカを牽引する産業ではない。
デトロイトの町はいまや屍・・・
MacのIT機器が売れてるっていっても、生産工場は国内になくメイド・イン・チャイナや台湾であり、自国の雇用創出にはなっていない・・・
イギリスだって雇用を増大するメイド・イン・イングランド(自国生産)ってなにがあるんだろう・・・
そう考えるとヨーロッパでは世界を席巻しているのはメイド・イン・ジャーマニー製品ぐらいで、あとの国は世界的産業製品は乏しい・・・
フランスワインは世界を席巻してるが国内の雇用増にはあまり繋がらない。
イタリアもアートな国なのだがベネトンしかり、やはりメイド・イン・チャイナだ・・・
日本もメイド・イン・チャイナが増えてきている・・・
先進国と言われる国家は総じて産業の空洞化が末期癌のようになって、どうしようもない状態に落ちっている。
しかし、ドイツや日本は、なんやかんや言ってもメイド・イン・自国製品が多く、まだまだブランド力や自国生産力がある。
アメリカの産業の衰退はもう壊滅的である。
やはり産業生産をメイド・イン・自国にもどさない限り、自国の雇用創出にはならない。
いくら企業が利益を出そうとも、自国民は雇用がなく収入が落ち込み、消費が落ち込み・・・デフレスパイラルに陥る。
国民が豊かにならなければ国家の成長はない・・・
その先は混乱と奈落・・・崩壊しかないのだ。
いまの世界の不況の根本原因はこれである。
アメリカ衰退の根本原因はこれである。
金融工学(金融詐欺)でバブルマネーを得ても、根本的な産業生産が自国で生産されなければ雇用は生まないし、経済、消費も活性化しない。
一部の経営者・守銭奴の連中がマネーを稼いでも国家は、国民は豊かにならない。
その金融工学もそろそろボロボロである。
それどころが世界恐慌を起こす火元である。
実体経済(現物産業生産)が自国で活発化しない限り雇用は改善しない。
単純な理論だが、正にそれしかない。
国家は原点にもどり自国生産体制にもどらないかいぎり国家崩壊する。
その国の一部の守銭奴にはマネーが集中するが、国家・国民はまちがいなく時と共に滅びる・・・
このことは火を見るより明らかだと。
アメリカ的な合理主義、市場経済主義(もうけたが勝ち、己さえ稼げば良し)はもう終焉しなければならない。さらに、そのブラックボックスに手をつ込めば、欧米近代主義思想のガラクタと国際ユダヤ資本の蛇が触手する。
少々不合理でもメイド・イン・自国である。
原点に戻り、それを成し遂げた国家は幸福な未来が取り戻せるだろう。
今やアメリカは産業の空洞化で国民は仕事がないのだ。
それに追随したヨーロッパ、日本も同様だ。
そして日本がさらに哀れなのは、欧米の経営者(特権ユダヤ)的な合理主義=利己主義で非正規社員を増大させ(人間をモノとしてあつかい使いすてる)
日本が培った人間主義としての終身雇用といった美徳のシステムを捨て、利益追求のみに走ったことである。
これでは国民が豊かになるわけが無い。
これを容認する政府、政治家ってのも可笑しい。
自民党も民主党も糞もない・・日本も自業自得のマイナススパイラルだな。
マネー優先の社会、利己主義=合理主義が正当化された非人間的な社会の結末である。
しかし、この流れが戻ることなんてあり得ないのだろうな。
いまの日本の政治家みていても誰もそんな思考の人間がいない。
マネー至上主義と経営者エゴが正当化される現代。
その結末が今の世界不況や世界的な国民の貧窮をもたらした。
地球生態系も壊した。
そろそろ、恐慌という名の審判が下されるのだろう。
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