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http://news.livedoor.com/article/detail/5815373/
ギャラップが8月11−14日に、アメリカ人は何が長期投資として一番好ましいと考えているか?という調査をおこなったところ、金が一番という人が一番多かった。
金を一番にあげた人の割合は34%、次が不動産で19%、3番目が株・投信で17%、4番目が預金で14%、最低は国債で10%に過ぎなかった。
男女別では男性の41%が金を一番にあげ、女性の28%が金を一番にあげた。
支持政党別では、共和党支持者の39%が金を一番にあげ、民主党支持者は31%が金を一番にあげた。共和党支持者は金が好きなのだ。
共和党というと大統領候補選びでちょっとした旋風を起こしているバックマン下院議員が「金本位制復帰」を掲げていた。
金本位制というと、今年の8月15日はニクソン大統領が金本位制を廃止してちょうど40年にあたる。戦争の結果金の保有量が著しく減って金本位制を維持できなくなった米国はそれから、ドル札を刷りまくってきた。その最新版が昨年のQE2だった。
アメリカ人の金選好が高まっている直接の原因は、リーマンショックや昨今の債務上限問題、米国債の格下、超低金利の持続等で不動産・株・国債への信頼が揺らいでいることがあるが、根底には政府や中央銀行の政策で増刷され、価値を落すペーパーマネーに対する不信があるのだろう。
アメリカがにわかに金本位制に復帰するのは非現実的だが、アメリカで金の備蓄が進んでいることも事実。政府もまた金を一番頼りにしているのかもしれない。日本人にとってアメリカ人が長期投資として一番信頼しない米国債を長期投資としてしこたま買うことはあまり賢明ではなさそうだ。
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■大統領候補の執念の長期投資が結実・・米国経済の破綻に賭ける投資シフトhttp://media.yucasee.jp/posts/index/8721
米国が財政破たんすることに賭けている投資家、いや共和党議員がいた。過去3度の大統領選にも出馬しているロン・ポール氏だ。実は金鉱株を最大で350万ドル分を16年間も保有しており、ここにきて執念の長期投資が実りそうだ。
現在では珍しくなったリバータリアンを標榜する共和党の大統領候補ロン・ポール氏は。FRB(米連邦準備制度理事会)の解体論者で、小さな政府を是としてきた。
米投資週刊紙バロンズによると、ポール氏が保有する主な金鉱関連銘柄は次のとおりだ(金額は保有額の上限、%は最近3年間のリターン)。
・ゴールドコープ 〜100万ドル 17%
・バリック・ゴールド 〜50万ドル 15%
・ニューモント・マイニング 〜50万ドル 12%
・アングロ・ゴールド 〜25万ドル 19%
・IAMゴールド 〜25万ドル 57%
明らかに、米国経済の破綻に賭ける投資シフトだ。自らの政治信念と投資信念が合致しているという一貫性。一般的には金鉱株は、金先物の次に資金が向かう先ではあり、今後さらなる上昇の可能性もある。
ロン・ポール下院議員だが、78年に3度目の正直で議員に当選し、88年、96年、07年に共和党(88年はリバタリアン党)の大統領選に出馬。12年の共和党大統領候補にも名乗りを挙げている。
米国の連邦債務上限問題でも、上限の引き上げ事態は何の解決にもならないと答えるなどしていた。インターネット上では人気が高いとされるが、下馬評そのものはあまり高くはない。
もっとも投資の成功は喜ぶべきだが、やはり政治家になった以上は、金より大統領の方が欲しいだろう。
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