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時折、若い世代(20代の)と話すことがある。自分の若かりし時と、 絶壁のような隔たりを感じる。「今どきの若者は ――」と言うつもりはない。ある種の諦観が、若者たちにあるように見えるのである。昔言葉だと、覇気が無いというべきものか――。夢が無いとも言えそうな感じかな。凡ての若者たちが――とは思わないが、どことなく内にこもるタイプが多いように思える。これも仕方がない事なの かな。競争社会って、そ言う事なのかな。
そう思いつつも、「何かが違うようだ」との思いも片方に浮かぶ。
それはいわゆる「格差社会」となっている事に、その要因があるのか――。大雑把な感慨であるが、そう思っている。
そういう時代となっているのか。これから益々、そう言う時代になって行かざるを得ないものなのか。それとも、そういう時代にしてしまったのか。やはり、そういう時代にしてしまったのだろう。
欧米の国々の事情はさておき、日本という国にはそれなりの事情があるのだ。少子高齢化・核家族化は、欧米先進国も同様である。しかし、ヨーロッパ諸国は、3、40年前から少子化対策 に取り組んでいる国もあるようだ。フランス・オランダ等の話を聞いたことがある。
「子供手当」 なんかも、フランスでは早くから導入されている。国家社会全体で子供を育てる考え方のようだ。日本の国のように、「財源が無い」だの 、「バラマキ」だの、「所得制限すべき」だのとの、まるで「生活保護制度の延長としての子供手当制度」と思われる発想である。
(途中で変更を余儀なくなってしまったようだが)
子供のためなら、幾ら税金を使っても良いように思うところである。
(エトピリカには対象の子供はいない。鳥だから)
若者たちの就職問題は深刻だ。
以前、亀井静香(国民新党代表)が吐き捨てるように言っていた。「郵政会社の非正規社員を正社員にすべきだ」と。また、「日本社会には、終身雇用というシステムがあっているのだ」そいう意味の発言をしていたと思う。大いに賛同するものである。日本には日本独自の雇用システムがあっていい。都合のいいところを欧米から模倣している感がするのである。それらが、先進経済社会のシステムと思われるが如く――。
若者たちを、海洋資源のように思っている!?
今の時代、漁業も育成する時代となっている。(林業もそうである)マグロ・ウナギだって育成しなければいけない状況だ。その内、クジラもそうなるかも知れない。クジラは保護されているから大丈夫か――。
時代がそうなっているのだ。資源は枯渇してきたのだから、「獲ることから、育て獲る」事にならざるを得ないのである。こう言うと、若者たちに失礼な話であろう。育成栽培をしなくちゃなんて――。
格差社会の修正が求められる!
格差社会の修正は、国がやるべき事である。それには長期・短期の視点での施策が必要であろう。先日の英国の暴動の要因に、若者たちの失業問題が挙げられてもいる。その前のノルウェ―の事件の要因も、そう言う一面がありそうだとも。
日本の若者たちは、そこまでの行動に走るとは思われない。が、内向的な雰囲気を感じることから、陰湿な方向に走るのは避けたい。陰湿――イジメ・ 弱者への虐待等といった。現にそうした事件が多い。
若者たちを潰すな!
そう思いつつ、政治世界の動向を凝視している。
http://plaza.rakuten.co.jp/botokkusuman/diary/201108190000/
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