http://www.asyura2.com/11/hasan72/msg/776.html
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中国東北部に近いロシアのザルビノ港と新潟を結ぶ日本海横断航路が昨日(2011年8月18日)開設され、新潟で入船式が行われた様だ。
運航するのは飯野港運(京都府)の1500トンの小型貨物船で、今後は月に2、3便が運行されるとのことである。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110819-00000008-xinhua-int
日・中・露間に初の陸海輸送ルート 日本海横断し
毎日中国経済 8月19日(金)15時14分配信
【経済参考報】 中国東北部に近いロシアのザルビノ港と新潟を結ぶ日本海横断航路が18日開設され、新潟で入船式が行われた。
中国東北部から陸と日本海を経由して日本の西岸に到着する初の航路で、就航は3カ国を含む環日本海経済圏の協力強化に向けた重要な一歩となる。
初の便はパナマ船籍の貨物船が吉林省から東日本大震災の被災地向けの支援物資を運んだ。
(翻訳 金慧/編集翻訳 恩田有紀)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/niigata/news/20110819-OYT8T00146.htm
新潟―ザルビノ航路期待大
中国の物流中心と直結
経済発展著しい中国東北部と新潟を結ぶ、新潟東港―ロシア・ザルビノ港航路の第1船が18日、新潟東港に入港した。今後、月に2、3便、運航される。関係者はビジネスの拡大につながると、期待を寄せている。
この航路を運航するのは、これまで新潟東―ロシア・ナホトカ港間を、不定期で運航していた飯野港運(京都府)。小型貨物船(1500トン)を使用する。
ザルビノは、中国・吉林省、黒竜江省のコンテナ物流の集積地・琿春(こんしゅん)から70キロと近い。両省から新潟を通じ、衣料品、建材、製材などが輸入されることが見込まれている。
これまで吉林省の琿春から新潟へは、1200キロ離れた大連港まで陸路で運び、新潟、または東京へ寄港していた。県の昨年の実験では、同省の長春から、大連経由だと9日かかったが、ザルビノ経由なら4日に短縮できた。関係者によると運賃は2〜3割、削減できる見込みだという。
ただ、荷主の獲得などは今後の課題で、この日入港した貨物船の荷物は、県によるとゼロで、輸出品も苗木のみ。入船式に出席した泉田知事は「安定的に運航することで、貨物を集めたい。小さく生んで大きく育てたい」とし、中国の程永華駐日大使は「吉林省と新潟の友好の橋を架けた。環日本海経済圏への実質的な第一歩でもある」と話した。
県と新潟市は、当面3か月間の運航に対し、計1500万円を援助している。
(2011年8月19日 読売新聞)
同航路の開設により、日中露三カ国の国交活性化に非常に期待が持てる。
新潟出身の田中角栄が1972年9月29日、中国共産党と日中国交正常化を行った事実から見ても、昔から新潟と中国には浅からぬ友好関係があったわけで、今回の航路開設にも角栄の遺志が働いたのかも知れないな。
ただ、今回の件で面白く無いのは、言うまでもなく米国右派勢力である。ヒラリー・クリントン米国務長官が、「米国を太平洋国家である」などと述べている事からも分かる通り、日本が太平洋側を向く事を期待(強要)している。にも関わらず、日本は其れを華麗に無視し、中露等の大陸側と宜しくやろうとしているわけである。
http://www.47news.jp/CN/201108/CN2011081701000438.html
アジア太平洋の兵力維持必要 国防費削減で米国務長官
【ワシントン共同】クリントン米国務長官は16日、首都ワシントンでの討論会で、台頭する中国をにらみ、アジア太平洋地域の米軍展開を削減することはできないとの考えを示し、財政難を理由に性急な国防費削減で安全保障に影響を及ぼしてはならないと訴えた。
クリントン長官は、米国は太平洋国家だと指摘し、「台頭する中国」に対処するという「長期的な難題」に直面しており、米軍など国家安全保障に直結する展開力を性急に弱めることはできないと主張。
歳出削減を求める議会共和党などと「責任ある対話」が必要だと述べた。
2011/08/17 13:43 【共同通信】
というわけで、今後は米国右派勢力が日本海において、韓国辺りを駒として利用し、謀略を仕掛けて来る可能性もゼロではあるまい。
海上自衛隊には是非とも、同航路の防衛をしっかりと行って頂きたいものである。
http://surouninja.seesaa.net/article/221208493.html
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