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ポスト菅 市場は期待度ゼロ
(日刊ゲンダイ2011/8/15)
"菅機能障害"からは解放されるが…
大混乱が続く株式市場。今週も米国市場の動きに翻弄されそうだが、国内の政局はどんな影響を与えるのか。ポスト菅をめぐり、野田佳彦財務相をはじめ馬淵澄夫前国交相、小沢鋭仁元環境相らの名前が浮上しているが、トップ交代も株価好転の起爆剤にはなりそうもない。
「もはやマーケットは民主党政権に何も期待していません。思いつきの発言をするだけで実行力ゼロだった無責任極まりない菅政権がやっと終わることで、“菅機能障害”から解放されることだけが救いです。そのあとに、リーダーシップのある大物政治家がトップに座り、復興ビジョンを示して政治主導で進むというのなら市場も好感するでしょうが、今の顔ぶれではねぇ。増税シフト、訳のわからない大連立構想を打ち出している野田総理になったりしたら最悪です」(準大手証券アナリスト)
日経平均が9000円を割り込んだ株価は、しばらくは低空飛行を強いられる。米国の景気見通しは不透明だし、欧州の財政危機も解消のめどが立たない。そのうえ日本が頼みとする新興国経済も、中国をはじめぐらつき始めている。これでは世界的に株安モードから抜けきれない。それだけに新政権がドラスチックな景気対策、経済対策を打ち出せば、状況を改善するキッカケになるのだが、それも望むべくもない。
証券アナリストの吉見俊彦氏が言う。
「小泉政権以降、毎年のようにトップが代わり続ける状況に、国民は呆れかえっています。それは民主党政権になっても変わらない。失望感だけが募る中で、ポスト菅に期待など誰もしませんよ。問題は出来高の6割を占める外国人投資家がどう受け止めるかですが、はっきり言っていま名前が出ている政治家はほとんどが知名度も実績もない。これでは外国人も様子見を決め込む。当面は8000円台をうろちょろする冴えない相場展開になりそうです」
困ったものだ。そんな超低空相場の中で個人投資家はどうしたらいいのか。
「長期投資は考えもの。投資をするのであれば、今は短期勝負に徹した銘柄選びをするべきです」(吉見俊彦氏)
そうなると当然、値動きの激しい銘柄が中心となるからリスクも大きくなる。
素人には手を出しにくい状況が続きそうだ。
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