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米国債の格下げ 8月8日
8月5日に米国債の格付けが、最上級のAAAからAA+に一段階引き下げられました。現状の格下げはアメリカのスタンダード&プアーズ社のみの状況です。
アメリカは米国債の発行上限を修正しましたが、この修正に関連して予算削減を行う必要が出ています。この予算削減から不況に至る可能性を誰もが見ることとなり、世界中で株価は下げているようです。
一方でイタリアとスペインの国債利回りが上昇し、対策が必要な状態に追い込まれています。ここに来てアメリカ国債の格下げが起きており、アメリカとの相対比較でイタリア、スペインにも格下げの圧力がかかることになります。
欧州中央銀行にとって、EUの主要参加国であるイタリアとスペインについては、その国債発行高が大きいこともあり、これらを守るべく対策が必要になります。
もう一つ気になったことがあります。スタンダード&プアーズ社の格下げの根拠になった資料に2兆ドルもの計算間違いがあったとの話です。
格付けが正直いい加減な物であることは、多くの人の感じていることかも知れません。でも今回の件については考えさせられることがあります。
格付け一つで、一説によれば1,000億ドルもの損失が投資家に降りかかるのです。この様に影響の大きな物を検討するに当たって、2兆ドルもの計算を間違うでしょうか。一人や二人の担当者が計算する物とは思えませんし、この様な数字を間違ってそれでも評価に影響はないと開き直れる物なのでしょうか。この点には大きな疑問を持っています。
格下げの理由について本来注意が向かないといけないのですが、この計算ミスは格下げが正しく計算されたのかについて注意を向けさせる物です。本当に注意を向けないといけない所はどこにあるのでしょうか。
計算ミスの目的は、間違いを起こしても格付けは正しい可能性が高い物であるという実績作りに感じています。
今回はミスに影響なく格付けがなされた事にしていますが、悪意を持って日本国債に向けてこの様な計算間違いがなされ格下げが行われると、その結果を本来の姿に戻すことが難しくなるのです。1段階の格下げですむ物が2段階になるなどです。
その間違いを正すのに必要な時間だけ不正がまかり通ることとなり、場合によっては市場を閉鎖するところにまで追い込まれるかも知れないのです。
今回の彼らは大きなミスとして不正を行うために、その反応を本番前に確かめるという目的があったのかも知れません。今回のこの様なミスに対してスタンダード&プアーズ社の責任を問う声が少ない所にその様な意図を感じざるを得ないのです。
そして、この様な不正が繰り返されるのが、現在の市場という物なのかも知れません。
米国債格下げ の解析結果
2011年8月5日に米国債の格下げが起きた。AAAからAA+になり、2012年にかけてシングルAまで下げられるかも知れない。計算ミスはテストであり、繰り返されるかも知れない。
債務を切り離し、アメロや金本位への転換を目的にしている。不正な操作による格下げをきっかけにユーロや日本円の市場で崩壊を望んでおり、カオスを通じて転換への必要性、理由を求めている。脅しと騙しのアメリカの卑怯な悪の資本である。
権力は弱まり矮小となり失われるかも知れない。秘密の真実の目的は多くの人の知ることになる。
インフレ、食糧危機、戦争、平和、自由、支配、公正、不正と偏向、情報公開に繋がっている。
今年の10月28日までに混乱を起こしたい様なので、これに合わせて格下げが行われると思ってきましたが、このタイミングで米国債から来るとは思っていませんでした。肉を切らせて骨を切ると思えたほどですので、本気で他の市場を崩壊させるべく動きを強めていると感じています。
まずはイタリアとスペインの国債が狙われていますが、欧州中央銀行の次期総裁がイタリア出身の方になる事が決まっています。これらの国を守る意志を感じていますので、紆余曲折をえるともすぐに売り崩される可能性は低い物と思います。
現実に混乱は起きていますので、様子を見ながら格下げが繰り返されると思いますし、ユーロ圏の格付けが下がった所で、相対的に高くなる日本へも攻撃の手が伸びてくるでしょう。
計算ミスは不正の手段として繰り返される可能性があります。すぐには繰り返さないと思いますが、何段階も下げた後にこの手を使ってとどめを刺そうとする使い方かも知れません。
米国債はまだAA+ですので、シングルAまでにはまだ何段ものステップがあります。このステップを有効に使って他の国の国債格付けを下げて、市場の崩壊と自国にとって有利な状態でのアメロや金本位への転換を目指しているようです。
多くの人が格付けの意図を知り、不正にうまく立ち向かうことになれば、市場の崩壊は起きることなく、アメリカとユーロ圏はその負債の問題に向き合うことになります。
その結果アメロになることはやむをえないことであり、債権国の了解の元に負債の一部を切り離して行くことになると思います。通貨の価値は下がることになりますので、この処理の先で金本位制に戻ると、通貨の価値を安定化させることも可能になってきます。
今海外にある大量の米国債をデフォルトし、その後のアメロの価値を金にリンクする金本位制は悪の資本のエゴでしかありません。不正を通じて償還すべき国債をデフォルトし、手持ちの金をその後にうまく使うという詐欺的やり方は、現在の情報社会において、以後の世界で信頼を得られる物ではないでしょう。
その結果海外の米国債の買い手は不在となり、現在レベルの財政赤字の垂れ流しは止まらざるを得ないのです。この時点で経済的に戦争を望むだけの、またしても国民を犠牲にした一部の人の為の戦略でしかないのです。経済的にはアメリカに対して共同歩調を取るべき日中が代理戦争をさせられるのですから、こうなれば本当に愚かなことです。
アメリカ、ユーロ圏と比較して、中国と日本の持っている金は少ないです。この点だけに注目して金本位になると日中は損をしますが、日中の持つ米国債は非常に大きく、その不正な処理は非常に難しいでしょう。現在のアメリカにとって処理不能だからこそ不正を求めているのであり、厳しいの状況なのはアメリカの方なのです。
アメリカの不正により海外の米国債の価値がなくなると、中国共産党にはメンツの問題もありアメリカに報復戦争を仕掛け、金額に見合った利権を求めることになります。ここでシナリオは日本がアメリカの代理にさせられ、尖閣などの資源、海洋利権を取られる戦争に向かわされるのですから、こうなれば愚の骨頂です。
アメリカはなりふり構わぬという所まで追い込まれています。現状でも日本国債の価値を守れば、アメリカの意図する市場の崩壊は防ぐことが出来ます。アメリカについて行きたい人がまだ多いのでこの様な意見はまだ少数派ですが、不正と戦争を求めているアメリカの真実が分かるにつれて、多くの人の意見も変化してゆくと思います。
日本国債の需給は今後も通常の売り崩しには十分に耐える物です。とにかく不正な物、情報操作が問題であり、事実、真実に向き合ってゆきたいと思います。
稲生雅之
PS 地震対策へのご協力どうもありがとうございます。中規模フレアの発生により5年ぶりの強い磁気嵐となりましたが、今は収まっています。
今日くらいから太陽高速風が到達すると見ていましたが、少し遅れているようです。その分対策を一日延ばして12日までお願い致します。
北の電磁波はとても強く出されていて、ここでもその本気度を感じる状況です。このエネルギーと太陽からのエネルギーをゆっくり地震に変えるようにイメージをお願い致します。
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